一度は行ってみたい、日本人が行って見てよかった観光地の上位にいつもランクインされるアンコールワット。ベトナムとよく一緒にされますが、実はアンコールワット遺跡群はカンボジアの国民の誇りなんです。そんな常夏のジャングルの中にそびえ立つ遺跡、アンコールワット遺跡群の魅力に迫ります。
遺跡群全部を回ることは一度の旅行で訪れただけではほぼ不可能・・・というほどの壮大な世界遺産。
ということで、遺跡群の中でも人気のスポットとなっているところをピックアップしてご紹介します。
日の出、日の入りとともにまた違った顔を見せてくれるので、日中の暑い時間をさけて行ってみるのもお勧めです。
正面が西向きになっており逆光になるので午後訪れる観光客が多く見られます。
中央にあるこの四面等の寺院バイヨンが有名。映っている人間と比較するとその大きさがわかりますね。
高さ約8メートルの城壁で囲まれていた巨大な都城です。3km四方もあるこの敷地内には王宮や寺院など数多くの建物が残されており、その遺跡の数は80といわれています。
壁画には12世紀の人々の生活の様子や神話が描かれておりじっくり見て歩くのもおもしろいものです。
アンジェリーナ・ジョリーの主演映画「トゥームレイダー」のロケ地として使われたことでも有名ですね。
一見、ガジュマルの木々に征服されてしまったかのように見えながらも、実は彼らに守られてきた寺院にも見える・・・現実の世界からジャングルに入り込んだ冒険の世界のようで、あまりに神秘的で圧倒されます。
手つかずのまま残されている遺跡群はその劣化も含めて時代の流れを感じさせ、一層神秘的な趣を感じさせます。美しい夕陽のスポットとしても知られ、夕方になると、ここからジャングルのかなたに沈む美しい1日の終わりを一目見ようと多くの観光客が訪れます。坂道や階段など観光客のために整備されていないため、ハイヒールやビーチサンダルなどで行かないほうが無難です。歩きやすく荷物も邪魔にならないように服装を考えて出かけましょう。
カンボジアは鉄道も高速道路も路線バスもない国です。
アンコール遺跡群をめぐる時はタクシーかトゥクトゥクをチャーターして運転手さんと相談して回ることになります。ホテルの受付で手配してくれることもあるので聞いてみましょう。
一度は行ってみたいアンコールワット。一度行ったことのある人もまたもう一度行ってみたいと思わせる、そんな魅力がここにはあります。戦争や内戦で波乱万丈な歴史を生きてきたカンボジアの人々を長い間見守ってきたアンコール遺跡群はそのすべてを悟っているかのような貫禄すら感じます。
アンコールワット遺跡群とは?
9世紀初頭から600年以上続いたアンコール王朝の時代に建てられたとされるアンコール遺跡群。特に12世紀前半にヒンドゥー教寺院として建てられたアンコールワットは最も大きく一番の名所となっています。1992年にアンコールワット遺跡群として世界遺産登録されました。遺跡群全部を回ることは一度の旅行で訪れただけではほぼ不可能・・・というほどの壮大な世界遺産。
ということで、遺跡群の中でも人気のスポットとなっているところをピックアップしてご紹介します。
1、アンコールワット
やはり一番に見ておきたいのはここアンコールワット。敷地は東西1500メートル、南北に1500メートルで、じっくり見るには丸1日を要するほど大きな寺院です。ヒンドゥー教と仏教の融合文化を持つといわれるカンボジア文化を彷彿とさせるレリーフが固い石の上に見事なまでに彫りこまれ、いったい、どれだけの人がどれだけの時間をかけてこれだけの偉業を成し遂げたのだろうとただただ圧倒されます。日の出、日の入りとともにまた違った顔を見せてくれるので、日中の暑い時間をさけて行ってみるのもお勧めです。
正面が西向きになっており逆光になるので午後訪れる観光客が多く見られます。
2、アンコールトム
カンボジア語で「大きな都市」を意味するアンコールトム。中央にあるこの四面等の寺院バイヨンが有名。映っている人間と比較するとその大きさがわかりますね。
高さ約8メートルの城壁で囲まれていた巨大な都城です。3km四方もあるこの敷地内には王宮や寺院など数多くの建物が残されており、その遺跡の数は80といわれています。
壁画には12世紀の人々の生活の様子や神話が描かれておりじっくり見て歩くのもおもしろいものです。
3、タ・プローム
12,3世紀にジャヤヴァルマン7世が自身の母親を弔うために建てたといわれています。長い間ジャングルの中で誰にも発見されずにいたために今でも巨大なガジュマルの木の根に絡みつかれています。アンジェリーナ・ジョリーの主演映画「トゥームレイダー」のロケ地として使われたことでも有名ですね。
一見、ガジュマルの木々に征服されてしまったかのように見えながらも、実は彼らに守られてきた寺院にも見える・・・現実の世界からジャングルに入り込んだ冒険の世界のようで、あまりに神秘的で圧倒されます。
4、プノン・バケン
ジャングルの中にたたずむアンコールワットを見下ろすことができる丘の上にあります。手つかずのまま残されている遺跡群はその劣化も含めて時代の流れを感じさせ、一層神秘的な趣を感じさせます。美しい夕陽のスポットとしても知られ、夕方になると、ここからジャングルのかなたに沈む美しい1日の終わりを一目見ようと多くの観光客が訪れます。坂道や階段など観光客のために整備されていないため、ハイヒールやビーチサンダルなどで行かないほうが無難です。歩きやすく荷物も邪魔にならないように服装を考えて出かけましょう。
基本情報
- ・アクセス:シェムリアップの空港から市内まではタクシー、またはバイクで荷台を引いて走
- るトゥクトゥクという乗り物で移動します。時間は15~20分位。
- 残念ながら日本からカンボジアへの直通便はありません。タイ、ベトナム、韓
- 国、シンガポール、香港などどこかで乗り換えてシェムリアップ入りします。詳
- しくは空港会社まで。
- ・通貨:カンボジアの通貨はリエルです。1ドル=4,000Rで計算されます。日本の空港で両
- 替はしていないので、アメリカドルを持ってカンボジア入りしましょう。カンボ
- ジア国内でもアメリカドルはどこでも使えます。端数がセントではなくリエルで
- 帰ってきます。併用してうまく使いましょう。カンボジア国内の両替所で日本円
- をドルに換えることもできます。
- ・服装:アンコール遺跡群は神聖な場所。そのため膝が見える短パンやタンクトップなど、露
- 出度の高い服装で行くと入れてもらえないことがあるので要注意です。1日中歩き
- 回ることを考えてスニーカーなど足が痛くならない靴で行きましょう。カンボジ
- アは一年中暑いので帽子、ミネラルウォーター、サングラスなども忘れないよう
- にしましょう。
- ・料金:アンコール遺跡群 1日有効入場券・20ドル 3日間有効入場券・40ドル
アンコール遺跡群をめぐる時はタクシーかトゥクトゥクをチャーターして運転手さんと相談して回ることになります。ホテルの受付で手配してくれることもあるので聞いてみましょう。
一度は行ってみたいアンコールワット。一度行ったことのある人もまたもう一度行ってみたいと思わせる、そんな魅力がここにはあります。戦争や内戦で波乱万丈な歴史を生きてきたカンボジアの人々を長い間見守ってきたアンコール遺跡群はそのすべてを悟っているかのような貫禄すら感じます。