吉野川市の観光スポットは？魅力がわかる徳島県「吉野川市」の基礎観光情報

吉野川市とは？

吉野川市は、徳島県北部のほぼ中央、吉野川の南岸に位置しています。吉野川を挟んで北は阿波市、東から南は名西郡、西は美馬市に接しています。市域南部は、四国山地の北部にあたる山地で、高越山をはじめとする急峻な山々が連なっていて、これらの山々を水源とする飯尾川、桑村川、学島川、川田川などが市を流れ吉野川に合流しています。
誇りある歴史と伝統、文化を受け継ぎながら、「世代を超えて夢紡ぐまち新・生活創造都市をめざして」を市の将来像とし、豊かさやゆとりを実感できるまちづくりに取り組み、更なる飛躍を目指しています。一年を通して温暖な気候で、人口は約44,000人の街です。

吉野川市の魅力

吉野川市は、美しい清流「四国三郎」吉野川に育まれ、ホタルやツツジの大群生など四季折々の豊かな自然が息づいています。美郷のゲンジボタルの飛ぶ流域面積、数、期間とも全国でも有数の地域であることから、川の綺麗さ、自然の豊かさがわかります。

また、吉野川市は特産・名産物も多く、梅酒特区の美郷地区で採れる梅を使用した梅酒は有名です。また、ほたるまつり、阿波踊り、花火大会、菊人形・菊花展など、歴史、自然、季節感を味わえるイベントも数多くあり、魅力満載です。

吉野川市の歴史

２００４年（平成１６年）１０月１日に鴨島町、川島町、山川町、美郷村の４町村が合併、市制施行して成立しました。市域は古代から続いた麻植郡のうち、１９７３年（昭和４８年）に美馬郡に移った現在の美馬市旧木屋平村地区を除いた旧麻植郡域とほぼ合致します。

吉野川流域は江戸時代に藍作が広まり、徳島藩領内で最高水準を誇る収穫量でした。幕末になると高越山周辺では凍豆腐作り、川島町では焼物なども始まりました。明治初期になると鉱山が次々に開坑し活況を呈しましたが、昭和４０年代半ばにはすべて閉山します。藍作も明治時代後半には衰退。

そのかわりに養蚕が盛んになり、佐渡製糸場など器械製糸工場が操業。１９０８年に麻名用水が通水したことにより水耕栽培が盛んになります。１９６８年（昭和４３年）には、市域の四国山地北麓の傾斜地で果樹園が造成され、ハッサクや温州みかん、すだちなどが栽培されるようになります。その後、電子部品関連工場などが進出し、現在は農林業、米作、果樹栽培、畜産などが盛んです。

吉野川市に行ったら出来ること

吉野川の流域には、渓谷で有名な「大歩危・小歩危」や「美濃田の渕」などの様々な名勝・景勝地があり、遊覧船に乗ってこれらの素晴らしい景色を楽しむことができます。また、「大歩危・小歩危」は日本一の激流と言われていて、ラフティングを楽しむこともできます。

自然公園も多くあり、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。「ほたるまつり」「阿波おどり」「菊人形・菊花展」などのイベントも多く、何をしようか迷ってしまうくらい、楽しいことがたくさん待っています。遊び疲れた身体を癒やしてくれる温泉もありますよ。