U.S. Army Corps of Enginee
マラソン好きの方は一度はトライしてみたいと思う「サハラマラソン」。世界で最も過酷と言われているマラソンですが、走った体験は一生モノ。マラソン経験者じゃない方もトレーニングを積んでチャレンジしてみてはいかがでしょう?1.サハラマラソンってどんなマラソン?
http://guchionotabi.air-nifty.com/oppeke/2007/05/
サハラマラソンは「世界で最も過酷なマラソン」と言われるほど過酷なマラソン。毎年3月下旬から4月上旬の期間に南モロッコにある灼熱のサハラ砂漠で開催され、7日間で合計約230~250kmを走ることになります(歩きも可)。世界から応募があり、その人数は毎年1,000人以上!走りきるのに優勝者でも最低20時間はかかります。人生で一度はチャレンジしてみたいマラソンです。
2.どうして過酷なのか
荷物を背負って走らなければならない
http://sugimura.naturum.ne.jp/e1601982.html
衣・食・住に関わる全ての物資を、ランナー自らが準備し、それらを背負って7日間走り続けなければなりません。自分の体重以外に6〜13kgほどの荷物の重さも追加されるので足の負担がとても大きくなります。本部から指定の荷物もあり、レース中の食糧(1日最低2000キロカロリー分)、コンパス、シグナル用の鏡、警告用の笛、寝袋とアルミ製のサバイバルシート、毒抽出用のスネークポンプ、消毒剤は必ず必要になるので、最低限そろえるだけでも、かなりの重量になります。
制限時間あり
http://moroccoonthemove.com/2013/04/13/morocco-man-american-woman-win-toughest-r…
どのマラソンにも制限時間はありますが、最も苦しいマラソンと言われているサハラマラソンでも制限時間は設定されています。42kmのマラソンステージは12時間、約80kmのステージは34時間内(予定)でゴールしなければなりません。暑さだけではない。コースも厳しい
https://bandarabas.wordpress.com/2011/03/
暑さだけがきつい理由ではありません。砂丘だけでなく、石が転がる干上がった川や湖、ゴツゴツした石の丘など様々なエリアを走りきらないといけません。その中でも最も厳しいのが「大砂丘超え」。手渡されるマップは手書き。しかもコースは毎年代わり、そのマップをもらえるのはなんと前日!!そのマップと自分の持っているコンパスを使って自分で調べながら進まなければならないため、さらに厳しさが増します。地図を読む技術も必要!?
3.2015年の大会レポート
参加人数
http://www.vamosacorrer.com/noticias/ultimos-dias-para-sumarse-a-la-experiencia-…
2015年は30回目の開催。世界各国より過去最多の1358名のランナーが集まりました。女性は209名。ちなみにですが、日本からは男性28名、女性6名のランナーがエントリーしました。大会結果
http://whenonearth.net/marathon-des-sables-killer-race-sahara/
全体の完走者は1237名、途中棄権は92名ということで完走率は93%。総合優勝は、モロッコ出身のELMORABITY Rachid選手。20時間21分39秒というタイムで優勝を飾りました!なんと前大会も優勝されたということで2連覇!驚きの体力ですね・・・。女子の1位は、総合31位のスウェーデン出身BARNES Elisabet選手。タイムはなんと26時間42分13秒!ちなみに日本人女性のトップは51時間56分52秒なので、驚異の速さですね。
4.基本情報
■ 基本情報
- ・名称: MARATHON DES SABLES
- ・開催地:北アフリカ・モロッコ(サハラ砂漠の入り口部分)
- ・料金: 個人エントリー 3450ユーロ
- ・電話番号:(+33)3 25 76 57 77
- ・日本人向け参考サイトURL: http://www.runners-wb.org/race/race01.htm
実際に行ってみないとわかない辛さがあるかと思いますが、サハラマラソンの過酷さ伝わりましたか?ただ、やはり人生の経験として一度はチャレンジしてみたいですよね。是非マラソン好きの方はトレーニングをしてサハラマラソンに挑んでみてはいかがでしょうか!人生の思い出になることまちがいなし!