さぁ、誰と行く？夜が待ち遠しい！きらきら輝く光と街【北陸】イルミネーションイベント厳選！

日暮れも早いし外出も辛い…だんだん寒い季節になってきました。でも、そんな季節だからこそ楽しみたい、楽しんでほしいのが「イルミネーション」イベントです。特に北陸のイルミネーションは、これからの季節、ますます空気も冴え、澄んだ暗闇に輝く光と街のコラボは、抜群！雪があれば白い雪化粧の情景に、イルミネーションがいっそう映え、独特の風情があふれ出します。

ご紹介する場所の中には、「世界遺産」はもちろん、「世界一美しい景観の…」といわれたあの店や、ほんわか手作りの「雪だるま」がある場所も！？これはやっぱり出かけなくては！さぁ、誰と出かけましょうか？夜が待ち遠しいですね〜♬北陸のイルミネーションイベントを厳選してみました。

1.越中五箇山 相倉合掌造り集落 （富山県）

わたしのオススメ度：★★★★★
五箇山は昔から富山県でも特に山深い秘境といわれてきました。積雪2mから多いときには3mにもなる豪雪地帯で名前の由来は「５つ（五箇）の谷」からです。近隣には源平合戦の由来地域もあり、平家の落人伝説があります。富山県の五箇山と岐阜県の白川郷、2箇所の合掌造り集落は 合わせてひとつの世界遺産として登録されています。

急勾配の大きな茅葺き屋根が掌（てのひら）を合わせたような形（合掌）から合掌集落と呼ばれています。これはたくさんの雪が少しでも雪が屋根から落ちるよう、また、雪下ろしが楽にできるような工夫です。

谷合の集落のライトアップは、隣接する国道からその全景を眺めるのが綺麗ですよ。集落全体が闇の中に浮かび上がる光景に、思わずため息が…！ライトアップは毎日ではありません！開催日は必ずHPで確認してくださいね。「寒い中に出かけたのに真っ暗闇〜？！」なんてことになりかねませんので…。

2.輪島・白米千枚田あぜのきらめき（石川県）

わたしのオススメ度：★★★★★奥能登を代表する観光スポットの輪島市・白米千枚田（しろよねせんまいだ）です。棚田は日本海に面しており、小さな田が重なり海岸まで続く絶景は、日本の棚田百選、国指定文化財名勝に指定されています。2011年6月、日本で初めて世界農業遺産に認定されました。
 
棚田の枚数は1004枚とか。「田植えをしたら999枚しかなかったが、足元の蓑の下に1000枚目の田んぼがあった…」という伝承話が残っています。田植え後の棚田の、水面に映る鏡のようにな空、夕日に映える赤く染まる水田も絶景です♬

2万1000個の灯りが、日没になると約15分後に自動的に点灯を開始します。点灯後30分くらいが一番オススメ！暗闇に広がる深い海原、千枚田の灯りとコラボした光景は、幻想的で感動的ですよ！
  
 

３．環水公園スイートイルミネーション（富山県）

わたしのオススメ度：★★★★★
富山駅から徒歩圏内にある環水公園水は、水に親しむ場として旧舟だまりを利用した公園です。水辺空間を中心に、両岸には遊歩道や芝生のスロープがあり、また泉と滝の広場もあります。富山の自然と富岩運河の歴史を活かした造りです。

公園内に広がる芝生や遊歩道は、いつも家族やクループ等で賑わい、思い思いの時間を楽しんでいます。実は、あの話題の「世界一景観が美しいスターバックス」はこの場所にあります！
  
春は桜、秋は紅葉のイメージ等々、四季折々のライトアップを楽しむことができます。特に１２月は環水公園スイートクリスマスが開催されます。クリスマスファンタジア花火もありますよ♪
 

4.金沢城・兼六園ライトアップ～秋の段・冬の段（石川県）

わたしのオススメ度：★★★★★   金沢のシンボル、金沢城と兼六園。日本三名園のひとつ兼六園は、江戸時代加賀藩の庭園として造られました国の文化財指定庭園・特別名勝です。特に雪に備えて行われる雪吊は冬の風物詩で、また、霞ヶ池を渡る石橋を琴に見立てて徽軫（ことじ）をなぞらえた徽軫灯籠（ことじとうろう）が有名で、この場所はいつも観光客のシャッターポイントとなっています。

一年を通して趣きあるライトアップがありますが、一番のオススメは、やはり秋と冬です。雪吊縄までもが黄金色に輝き、池に映る光景は圧巻です！見る人を魅了します。
 

5.ツゥインクルナイトin射水

わたしのオススメ度：★★★★☆
富山県射水市のJR小杉駅前、駅南広場、下条川河川公園（千本桜散策路あたり）で行われるイベントです。五万五千個余りの灯りが川面を照らします。光のオブジェも設置され、幻想的な雰囲気に包まれます。

下条川の両岸には、約2.7kmの散策路があり、春には見事なソメイヨシノの桜並木となります｡その桜並木が、冬には澄んだ夜空の下、春とはひと味違うロマンチックな雰囲気に大変身！イルミネーションの灯りが幻想的な散策路です♬

６．加賀白峰・雪だるま祭り（石川県）

わたしのオススメ度：★★★★☆
雪だるま祭りは、石川県加賀市の白峰地区、桑島地区で毎年１月下旬から２月に行われるイベントです。キャッチコピーは「明日忘れる豪華さよりも、永遠に心に残る素朴さを」。住民ひとりひとりが1個以上の雪だるまを作って、各家の軒先や空き地に飾り、地域区全体が雪だるま公園になります。

祭りでは夜、雪だるまの中に、総数500個〜1500個のキャンドルが灯され、いっそう雰囲気のある幻想的な光景が広がります。ひとつずつの雪だるまの表情にも注目です。「可愛〜い♪」が連発します！

雪が多い時に限定されること、開催日が短いので★４つにしました。ひとつひとつの雪だるまから、温もりが届く気がします♬

７．敦賀・ミライエ（福井県）

わたしのオススメ度：★★★★★
敦賀は古くからの港町で、日本海側の拠点として栄えてきました。明治15年（1882年）に日本海側で初めての鉄道が敦賀を走り始めました。また、敦賀港は日本屈指の天然の良港として、また国際貿易の重要港湾として発達してきました。そんな敦賀には駅舎や赤レンガ倉庫等、歴史を感じる観光スポットも満載です。

「鉄道と港のまち敦賀」をテーマにしたまちづくりを目指す敦賀のイルミネーションは、12月25日まで毎日点灯されます。使用されるＬＥＤ電球は約３０万個！敦賀港が美しく彩られます。光の通路や球体などのモニュメント、光と街の織りなす美しい世界に浸ってくださいね♪


【北陸】にはまだまだ美しいイルミネーションがたくさんあって、ご紹介しきれません。すべてにオススメ★5個をつけたいくらいです！キラキラ光るイルミネーションは心を和ませます。白い息を吐きながら、ぜひおでかけください。心も身体も暖まりますよ〜！