皆さん、それぞれに香港のイメージってあると思うんです。たとえば、道にせり出してくる電飾看板だったり、ビクトリアピークから眺める香港の夜景だっり、尖沙咀から眺める香港島の景色だったり。旅に出ると一日数百枚は写真を撮るんですが、イメージにピタっとはまる写真が撮れると、思わずInstagramやFacebookにアップしちゃうんですよね。今回は、”いかに も香港”という絵が撮れた場所や、写真の撮り方を紹介したいと思います。名づけて「Insta!散歩」、好評だったら第2弾もやりますよ!
まずは定番中の定番、ヴィクトリアピーク。言うまでもなく香港を代表する絶景ポイント。最近はスマートフォンも性能がいいので、かなり美しく夜景を撮ることができます。とはいえスマホで撮る時には、柵で体を固定したり、シャッターを押した時の衝撃を避けるためにタイマーを活用したりすることがいい夜景写真を撮るコツです。スマホによっては夜景モードを活用するのもありですね。フラッシュは、人物などの被写体を主役にする際にはいいのですが、夜景単体を撮る際にはOFFにしておきましょう。自分の場合、写真加工アプリ「Snapseed」を使うことが多いです。
何回行っても飽きない絶景ポイント。ちなみにこの写真は、三脚を使ったデジタル一眼レフで撮影しています。
自分の場合、香港らしいなって感じるのは、電飾の看板が密集している場所だったりします。アクセスがいい場所だと、セントラルのヒルサイドエレベーターをあがっていくと、こうした電飾看板が狭い道に密集している場所に遭遇します。ポイントは狭い道に看板が密集しているということ。大通りで看板がたくさんのある場所だと、見た目の印象ほどには、写真のフレームに看板が入ってくれないので、このくらいの道幅が理想です。スマホやカメラでトイカメラ風のフィルターがあると雰囲気が出やすいです。あとは、ちょっと暗めに撮るといい感じに味が出てきます。
気分にあうアートフィルターがない場合には、思い切って白黒にしてしまうのもいいかもしれません。モノトーンで切り取られた香港って、なんとも味があると思いませんか?色という情報が少なくなった分、より魅力が際立つのが面白いところ。
次はセントラルから尖沙咀へと移動しましょう。いい写真を撮るには、様々なシチュエーションに遭遇した方がいいので、移動は電車だったり、スターフェリーだったりと可能な限り手段を変えてみるのがオススメ。そうすると、今まで気づかなかったものが見えてきますよ。
尖沙咀は、裏道の方が看板が密集していてInsta散歩向きです。ここでもレトロやトイカメラフィルターがはまると思いますが、自分のカメラ[SONY α7]の中に滅多に使わないイラスト調のフィルターがあったので、試しに撮ってみたら見事にハマりました。スマホのアプリでも、色々フィルターかけられますから、普段選ばないようなものを、香港では敢えて選ぶと思わぬサプライズが待っているかもしれませんよ。
レトロフィルターをかけると、日常っぽさがありながらも映画のワンシーンのような、どこか非現実な雰囲気が出るので個人的には一番グッときちゃいます。この雑踏の雰囲気が「THE HONGKONG!!」という気分を盛り立ててくれます。
この写真は尖沙咀から更に北上した旺角エリア。何故か、雰囲気出てますよね。その理由わかります?
ヒントは日常と違う視点ということ。詳しいことは「Insta!散歩」第2弾でお話します。乞うご期待♪
夫婦で旅をしていて面白いなと思うのは、同じ場所で写真を撮ったのに、全く違った印象の写真になったりすること。パートナーの感性を通して、新しい香港を発見できるって素敵じゃないですか?皆さんもパートナーを連れて、是非香港「Insta!旅」を楽しんでみてください!
※掲載記事は、取材日の情報に基づいています。
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