袋井市にある法多山(はったさん)尊永寺。ここの名物は本堂への長い石段と辛口のおみくじ、そして厄除けだんご! 今回はその魅力に迫ります♪ 厄年の方の厄落としも、この厄除けだんごでできるかも!?
真言は「オン アロリキャ ソワカ」です。3回唱えてお詣りしてくださいね。
かつてエコパスタジアムでコンサートをした国民的アイドルグループの方も、ここのおみくじでは凶を引いてしまったとのこと。元三大師のおみくじを用いているので、内容はちょっと辛口です。
売店は参拝帰りに立ち寄ることができるので、茶店で味わうのも良し、お土産として購入するのも良し。細長い餅に絶妙な甘さの餡が乗せられ、ちょうど良い感じの量なので食べ進んでしまうでしょう。茶店で味わう場合(1皿200円)は、お茶の無料サービスもありますよ。
この茶だんごは、お茶湯日以外では毎年11月3日に開催される「全国だんごまつり」の時にも販売されます。毎年茶だんごは大人気なので、お早めに!
法多山(はったさん)とは?
袋井市にある小笠山からほど近い場所に、遠州三山の1つに数えられる法多山があります。正式名は「法多山尊永寺」ですが、地元の方は親しみを込めて「法多山」と呼んでいます。法多山の歴史は古く、奈良時代に聖武天皇の勅命により僧・行基が開山しました。http://s.webry.info/sp/chiezo.at.webry.info/200706/article_14.html
国指定重要文化財の仁王門をくぐり長い参道を歩き、さらに長い石段を登ると本堂前の気持ちの良い空間に出ます。石段を登る自信のない方は、石段右側に坂道の迂回路があるので、そちらからどうぞ。参道の山側には、蛍の鑑賞池や児童公園もあり市民の憩いの場所となっています。 法多山の見どころ
1 . 本堂
http://minkara.carview.co.jp/en/userid/1519706/car/1126160/4171028/6/photo.aspx
石段を登った先にある本堂は昭和58年(1983年)に再建されました。本堂の両側の建築物と合わせてみると、まるで鳳凰が舞い降りたかのように見えますね。この本堂には、御本尊として厄除正観世音菩薩を安置しています。東海随一の観音様には、参拝客が絶えません。真言は「オン アロリキャ ソワカ」です。3回唱えてお詣りしてくださいね。
2 . おみくじ
法多山へ参拝した後のお楽しみの1つに「おみくじ」があります。どこの神社仏閣へ参拝しても楽しみだとは思いますが、ここ法多山のおみくじは凶が多いことで有名。なんと全体の約3割が凶なんです!かつてエコパスタジアムでコンサートをした国民的アイドルグループの方も、ここのおみくじでは凶を引いてしまったとのこと。元三大師のおみくじを用いているので、内容はちょっと辛口です。
3 . 厄除けだんご
法多山の名物といえば厄除けだんご! 幕末に近い13代将軍・徳川家定の頃には、観世音名物団子として世に出ていました。将軍家とも縁があるこの串団子は、150年以上法多山名物となっています。売店は参拝帰りに立ち寄ることができるので、茶店で味わうのも良し、お土産として購入するのも良し。細長い餅に絶妙な甘さの餡が乗せられ、ちょうど良い感じの量なので食べ進んでしまうでしょう。茶店で味わう場合(1皿200円)は、お茶の無料サービスもありますよ。
4 . お茶湯日(おちゃとうび)限定の茶だんご
http://04182897.at.webry.info/201410/article_20.html
この法多山厄除けだんごですが、年に11回ある「お茶湯日」には、袋井茶が練り込まれている限定の茶だんご発売されます。このお茶湯日に参拝すると、「90日から6,000日の間お詣りをしたのと同じご利益がある」と言われています。お茶湯日の参拝帰りにこの日限定の茶だんごを食べて、観音様からさらなるご利益を受けてみませんか? この茶だんごは、お茶湯日以外では毎年11月3日に開催される「全国だんごまつり」の時にも販売されます。毎年茶だんごは大人気なので、お早めに!
参加者の声
久しぶりの法多山。こういう説明文好きだ。 pic.twitter.com/1y3QC5vmd5
— もめん (@8momen8) 2015, 11月 16
法多山の団子まつり