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1.大倉山ジャンプ競技場とは?
札幌市内の宮の森にある標高307mの大倉山の東斜面に作られたわが国を代表するスキージャンプ場です。1972年に日本で初めて開催された冬季オリンピック札幌大会でラージヒル(当時90m級)として使われたことでも知られています。現在ではサマージャンプやナイタージャンプも可能な会場として数多くの国際大会が行われています。頂上にはリフトによって向かうことができます。そこには展望ラウンジが設けられ、標高307メートル地点からの景色を見ることができます。テレビなどで見るジャンプ台スタートラインが目の前にあるのも、醍醐味と言ってよいでしょう。駐車場からは長~いエスカレーターで展望台にも迎えます。さらに札幌ウィンタースポーツミュージアム、大倉山クリスタルハウス(ラムダイニング大倉山)といったスポットにも移動できます。食事はラムダイニング大倉山で景色を眺めながら食べることができます。1Fにはお土産が売っている売店があります。
2.大倉山ジャンプ競技場の魅力
大倉山ジャンプ競技場の魅力はスキージャンプというスリリングな競技の迫力を実感できるアミューズメントスポットとしての魅力と標高300mの高さから札幌の街並みや石狩平野、石狩湾を一望できる観光スポットとしての魅力の合わせ技の魅力と言えます。ジャンプ台の上からは、急斜面になっているアプローチを真上から見下ろすことができます。ジャンプ競技にチャレンジする選手経ちの気持ちが少し理解できるような気持ちになれます。理論上可能で、何度も体験しているとはいえ、通常では考えられない高さを跳び、着地するというのが、よく分かるシチュエーションです。現在においても国際的な大会の会場になっており、世界トップクラスのジャンパー達が競い合う場所です。ジャンプ台の真横には、ジャンプした選手の「飛形点」をきちんと審判する為の「審判塔」が見えます。こちらは見学はできませんが、その雰囲気は伝わります。
3.見どころ・お勧めポイント
1.二人乗りリフトに乗って上へ
ジャンプ台を下から見上げるだけでも迫力満点ですが、時間が許せば是非とも二人乗りリフトに乗ってあなた自身がスキージャンプの選手になった気分でジャンプ競技の迫力を実感してください。「えっ!こんな急勾配を選手たちはすべり落ちてゆくの?」ジャンプ台のアプローチの傾斜角度を横に見てあなたは思わず呟いてしまうはずです。このリフトは、ゆっくり動いてくれますが、それでも片道で5分もあれば山頂に辿りつくことができるはずです。この5分の距離を、ジャンパーたちは一瞬で跳び、滑っていく事になるのです。上下から見るのと合わせて、このリフトに乗ってこそのジャンプ台ですね。さすがに跳んでみるわけにはいきません。他には、ジャンプ選手たちの控室や、フィジカルトレーニングルームもある運営本部の建物もあります。建物内の見学は不可ですが、競技に挑む前の選手たちの心情に想いを馳せることはできます。リフトで上まで行く途中には、景色もちゃんと楽しみましょう。
2.展望ラウンジ
展望ラウンジでは札幌の街並みが四季折々の北海道の自然と見事に融合している姿を楽しんでいただけます。もちろんジャンプ台のスタート地点に立った選手の気持ちも疑似体験していただくことになります。屋上展望台に上がればノーマルヒル会場である宮の森シャンツェも望むことができます。
その真下には、選手たちのスタート地点があります。ここから選手たちが次々に発進していく大会は、とても緊張感あふれたものになっていることでしょう。ちなみに、天気が良ければ遠くには石狩平野が見えます。広大な眺めは、そうした緊張とは無縁のように美しい姿をしています。絶景を堪能しながらソフトクリームを食べてみるのも、また良いものですね。夕張メロンソフトクリームやラベンダーソフトクリーム、大倉山特製ソフトクリームといったものが売店にあります。下から見ると展望ラウンジは遥か上にあるように思えますが、リフトに乗ると、グングン近づいていきます。
3.札幌ウィンタースポーツミュージアム
大倉山ジャンプ競技場に併設されている札幌ウィンタースポーツミュージアムも是非訪れていただきたい体験型のスポットです。このミュージアムの特徴はいわゆる「展示ゾーン」のほかに「体感・体験ゾーン」を設けていることです。あなた自身がスキージャンパーになった気分、アイスホッケーのキーパーになった気分、スピードスケートの選手になった気分などなど、数多くのウィンタースポーツをバーチャルに体験させてくれるワクワクドキドキとても楽しいミュージアムですよ。「競技情報ゾーン」では、様々な競技の最新の用具や、ルール、選手情報があります。現在の競技状況がどうなっているのかを知るには面白いゾーンかもしれませんね。「展示ゾーン」には、ウィンタースポーツ関連の歴史的資料があります。どんな資料があるかは、Webサイトで検索もできます。選手名、大会名、キーワード、カテゴリなどで検索してみましょう。ウィンタースポーツミュージアムは、夏季と冬季で期間が分かれており、営業時間帯が異なります。冬季の方が30分遅く開館し、1時間早く閉館します。年中無休が基本ですが、平成28年10月1日~平成29年2月中旬はリニューアルの為に休館する予定です。
4.口コミ
http://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298560-d1238762-Reviews-Mt_Okura_Ob…
http://www.jalan.net/kankou/spt_01101ad3350144431/kuchikomi/
http://travel.biglobe.ne.jp/tguide/spot/s00084.html
5.「大倉山ジャンプ競技場」についての基本情報
■ 基本情報
- ・名称: 大倉山ジャンプ競技場
- ・住所: 札幌市中央区宮の森1274
- ・アクセス: 地下鉄東西線「円山公園駅」下車、JRバス荒井山線「大倉山競技場入り口」下車
- ・営業時間: 4/19-4/6 9:00-17:00 但し、4/29-11/3 8:30-18:00
- (ジャンプ大会、公式練習日は営業時間が異なりますので競技日程等をHPで事前
- に下調べしておくようにしてください。)
- ・定休日: 4/7-4/18
- ・料金:リフトは中学生以上500円、小学生以下300円
- ウィンタースポーツミュージアムは大人600円、中学生以下無料
- ・電話番号: 011-641-8585
- ・公式サイトURL:http://okura.sapporo-dc.co.jp/jump/