バックパッカーに人気のインド。そんなインドにお城があるのはご存知でしょうか。しかも、そのお城はアジア最大級なのです。言わずと知れた巨城「チットガーフォート」に迫ります!!
夫が言い出さなければ完全スルーだった遺跡、チットールガル砦。結果的には今回のインド滞在で一番見応えのあった場所でした。拠点としたウダイプルも雰囲気が穏やかで心地よかったです。 訪問前に「車は砦の中に入れず広い砦の中を周るにはオートリキシャのチャーターを」との情報を目にしていたのですが、2014年4月に訪問したときには中も車で周ることができました。休憩しつつ、ゆっくりと一通り見学して4時間弱でした。テンポ良くいけば、3時間強でも見学できると思います。
(素材提供:トリップアドバイザー)
チットガーフォートとは?
http://wondertrip.jp/asia/3188.html
「チットール城砦」「チットールガル砦」という別名でも呼ばれています。この城は7世紀から16世紀頃までこの地域を支配していたラージプート族が建設した城砦です。2013年には世界遺産に選ばれました。チットガーフォートの見どころ
なんといっても巨大!
アジアで最大級の大きさを誇るチットガーフォート。面積は2.8平方キロメートルもあり、東京ドーム約64個分に相当します。歩いて回るには大変なので、リキシャをお願いするといいです。相場200ルピー程度。今でも使われている水汲み場
84もの貯水施設がつくられ、そのうち22個が現在でも使用されています。この砦のなかには今でも3000人程度の人が住んでいるので生活用水として用いられています。ちなみに新築家屋は禁じられていますが、改修は認められています。ラナ・クンブハ宮殿
http://www.geocities.jp/msakurakoji/200Southasia/295Chittorgarh/P01.htm
ラナ・クンブハとは王の名前です。装飾が細かく、圧巻の景色。この城は三度陥落をしており、殉死と戦死を繰り返したことで名誉と栄光の場所となりました。城壁の上に出ている宮殿のもっとも高い部分の一部は黒く煤けており、歴史を物語っていますね。ミーラー・バーイ寺院
http://www.geocities.jp/msakurakoji/200Southasia/295Chittorgarh/P01.htm
ヒンドゥーの神様、クリシュナ神を崇拝していた王族の義理の娘であり詩人のミーラ・バーイのため建立されました。ミーラーバーイ寺院は大小二基あり、壁面は多くの彫像やレリーフで飾られています。聖室まで入ることができ、写真撮影も可能なんですよ!ヴィジェイ・スタンバ(勝利の塔)
侵略者によって建てられた「勝利の塔」。ラナ・クンブハがメルワー王国に勝ったことを記念して10年もの歳月をかけて建立しました。高さは37m。螺旋階段で上まで登ることが出来ます。塔の中へは靴を脱いであがりましょう。高台から望む風景
砦の最も高いところは標高約1,000mで、街や平原が一望できます。城壁の上から眺めると青色の家屋が目立ちます。ブルーシティと呼ばれているジョードプルを思わせます。実際に訪れた人の声
http://www.world-surfing.jp/blog/2012/04/udaipur-to-chittorgarh.html
■ 基本情報
- ・名称:チットガーフォート
- ・住所:Chittorgarh, Rajasthan 312001 Índia
- ・アクセス:ニューデリーから約570km南西にある、アラバリ山脈のふもと
- ・営業時間:07:00~17:00
- ・入場料:100ルピー
- ・所要時間:4時間程度
(素材提供:トリップアドバイザー)