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【引接寺】には数百株の牡丹や芍薬が植えられており、見ごろを迎える4月~5月は見事な美しい姿を目にする事ができます。また、8月にはローソクの火がとても幻想的な万燈供養があり。幽玄な雰囲気と共に、無縁仏を弔う、有名な行事などなど【引接寺】についてお伝えします♪1.「引接寺」とは?
天台宗の寺院であり百済寺の末寺にあたります。史料は織田信長の焼き打ちで焼失してしまった為、いつ建立されたのか、はっきりとは分かっていません。百済寺を再興した亮算(りょうさん)の弟子・亮誉(りょうよ)が開山し、現在の地に寺院を建立したと言われています。本尊である阿弥陀如来像は再建の時に善万坊大徳(ぜんまんぼうだいとく)という僧が寄進したもので、平安時代の作だとされています。
庭園の奥にある<来迎浄土(らいごうじょうど)>は付近の野山に散在していた石仏や石塔を集め、昭和61年(1986年)に造られたもの、三層になっており大石塔を中心に多くの石仏と三千基の五輪塔を安置、毎年8月22日に万燈供養が行われています。
2. 「引接寺」の魅力
万燈供養
毎年8月22日、午後6時。【引接寺】の万燈供養は信者たちの手で<来迎浄土>に集められた石仏、約五千体を供養する行事。<来迎浄土>にある石仏は人々に大切に供養されていたものが、織田信長に焼き払われ山野に放置されたままになっていたものです。未だに付近の山野には石仏が放置されたままになっており、その数は数千とも数万とも言われています。万燈供養は、腰に大きな土鈴をつけた子供達や信者の人々の手で、石仏一体一体に灯りをつけて廻ります。すべての石仏に灯りの点ったその様子は、たいへん幽玄で夏の風物詩として有名でもあります。
当日は万燈祭・セレモニー・バザー・アトラクションなどが行われますので、是非一度足を運んでみてください♪
3.周辺オススメスポット
南花沢と北花沢のハナノキ
南花沢と北花沢、それぞれに国の天然記念物に指定されているハナノキの巨木があります。4月初めに小さな紅色の花を枝いっぱいにつけ、その美しさから<ハナノキ>という名前になったといいます。しかし花の命は短く、一週間程で散ってしまいます。秋の紅葉もまた見事で、緑から赤、赤から黄色への色の移ろいの美しさに目を奪われます♪ことうヘムスロイド村
スウェーデン語で手芸品を意味する<ヘムスロイド>。その名のついたこの村では、様々な素材をモチーフとしたナチュラルアートの工房やアトリエがあり、工芸作家が日々創作活動に励んでおられます。5月第4日曜日およびその前日にはアートギャラリー・ヘムスロイドが開催され、県内外から100名以上の工芸作家が参加、陶器やガラス工芸作品の展示や販売が行われます。きっと素敵な一品がみつかりますよ♪山比古湧水
平成の名水百選<山比古湧水>。鈴鹿山系の山裾、宇曽川の源流に程近く、湖東流紋岩帯(秦荘石英紋岩)を通り出てくる湧水。少し上った所にある小さなお堂に鎮座する山比古地蔵尊にあやかり<山比古湧水>として、お伊勢参りの旅人や山仕事に携わる地元の人々にひっそりと護られながら、親しまれて今に語り継がれてきた名水です。一口味わってみたいですね♪4.口コミ
滋賀県・引接寺。 来迎浄土(無縁仏をまつってある)の石仏。 11月18日撮影。 http://t.co/DgbUTaWR
— さざなみあやめ (@sazanami_79) 2012, 12月 15
お寺の行事・祭事【天台宗】引接寺(滋賀県東近江市) | 引接寺 万燈供養 | おてらいふ http://t.co/WPdNiAqUAo | お寺のある生活を、もっと身近に http://t.co/ApkjlL6jP7
— お寺のおてらいふ (@otelife) 2014, 8月 20
http://t.co/1oLoreopfI #47☆「引接寺 万燈供養」のようすをお届けします https://t.co/iJz0hfWISA @YouTubeさんから
— Simon (@99presents) 2015, 8月 30
5.詳細
■ 基本情報
- ・名称: 引接寺
- ・住所: 滋賀県東近江市上山町312
- ・アクセス: <車>名神高速道路八日市ICから車で約15分、<JR琵琶湖線>能登川駅から近江バスで百済寺下車―徒歩約10分
- ・電話番号: 0749-46-1285
- ・参考サイトURL: http://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/567
美しく揺らめくローソクの炎…今を生きる人々の手によって供養される仏様たち、その幻想的な景色は一見の価値ありです!