出雲観光をする上で外せないのが、石見銀山です。2007年に島根県大田市の石見銀山遺跡が世界遺産登録され、ますます有名になった場所。
自然と共存した銀山として評価を受け世界遺産にも登録されているんですよ!その自然豊かな石見地区の銀山遺跡と街並みも一緒にご紹介♪ぜひ出雲観光の参考にしてくださいね。
1.清水谷製錬所跡
清水谷製錬所跡は、大阪の藤田組によって明治時代に作られた近代的な製錬所です。採れた鉱石の質では採算が取れず操業を停止してしまったそう。谷の斜面を利用した八段の石垣は、高さが33mもあります。今は草木に覆われた遺跡となっており、独特の雰囲気を持った場所です。現地で見ると、圧倒される勢いを感じられますよ!
明治28年からわずか1年半で操業停止になりました。鉱石の質の悪さもさることながら、銀の製錬技術も低かったことから経営が上手くいかなかったのだそう。その後、新たに永久製錬所を創設して銅生産を中心に操業を続けていました。
■ 基本情報
- ・名称: 清水谷製錬所跡
- ・住所: 島根県大田市大森町
- ・アクセス: 大田市駅から石見交通大森行きバスで28分、大森停留所より徒歩25分
- ・問い合わせ:0854-88-9950 (一般社団法人 大田市観光協会)
- ・参考サイトURL: http://www.rurubu.com/sight/detail.aspx?BookID=J0047922
2.龍源寺間歩
http://www.360navi.com/photo/32shimane/03ginzan/01ryugenji/10index.htm
龍源寺間歩は、現在一般に公開されている唯一の間歩です。 坑道に残されたノミの跡や、石見銀山絵巻等を見ることができます。 http://www.360navi.com/photo/32shimane/03ginzan/10index.htm
石見銀山には600以上の間部があります。この龍源寺間歩の273mは通り抜け可能な間歩。公開されていない部分まで合わせると600mもある大坑道です。ちょっぴりひんやりとした空気が、なんとも言えない不思議な雰囲気を演出しています。この坑道は1718年(江戸中期)に開発がはじまり1943年(昭和初期)に閉山されました。228年もの長い歳月をかけて開掘されていたんですよ。壁には当時のノミの跡や排水用に掘られた竪坑などがそのまま残されています。
■ 基本情報
- ・名称: 龍源寺間歩
- ・住所:島根県大田市大森町
- ・アクセス:大田市駅よりバス乗車、大森停留所より徒歩40分
- ・料金:大人410円、小中学生200円、幼児無料
- ・公開時間:9時~17時(11/24〜3/19は~16:00)
- ・定休日:1/1
- ・電話番号:0854(82)1600
- ・参考サイト:http://www.kankou-shimane.com/ja/spot/detail/3610
3.大久保石見守墓所
http://blogs.yahoo.co.jp/mhwfh482/7436816.html
大久保石見守墓所は、初代の銀山奉行となった大久保石見守長安の墓です。大久保石見守長安は経営者としての才能があり、江戸時代初期のシルバーラッシュをもたらしました。2014年3月の大雪による崖崩れで、墓石が傾いてしまったそうですが……。 http://www.inter-esse.net/archives/4315
こちらの墓は生前に建てられた逆修墓だそう。大久保石見守長安の死後、陰謀によって残された子供たちや腹心が処刑されてしまいました。死後に起きた陰謀は「大久保長安事件」と言われています。本多正信・正純父子の策略により不正貯蓄の嫌疑をかけられました。実際そいうった証拠はありませんでしたが、長安は外様から老中にまで上り詰めた唯一の逸材であったものの豪奢な生活を送っていたため、家康に疑いを抱かれたのだそう。
■ 基本情報
- ・名称: 大久保石見守墓所
- ・住所: 島根県大田市大森町
- ・アクセス: 大森停留所から徒歩10分
- ・参考サイトURL: http://www.ginzan-wm.jp/spot/1481
4.下河原吹屋跡
http://nekochan.chu.jp/Car/dra56c.html
下河原吹屋跡は、発掘調査の結果発見された、江戸時代初期の銀精練遺跡です。 奥に見える展望台から遺跡を見ることができます。手前のパネルには、遺跡の説明が書かれていますので読んでみてくださいね。 http://minkara.carview.co.jp/userid/157690/spot/716637/
日本に初めて伝えられた「灰吹き法」と呼ばれる方法で銀を精練していました。一見何もないように見えますが、石見銀山が最も栄えた時期を伝える、歴史的価値のある遺跡。ぜひ訪れてみてください。「灰吹き法」は朝鮮から伝わったという金銀の精錬技術で、金銀を一度鉛に溶け込ませて再び抽出するという方法なのだそう。この技術が島根で導入され、その後全国各地に広まり精錬技術が飛躍的に発展したと言われています。
■ 基本情報
- ・名称:下河原吹屋跡
- ・住所:島根県大田市大森町銀山地区
- ・アクセス: 大森停留所から徒歩10分
- ・参考サイトURL: http://www.rurubu.com/sight/detail.aspx?BookID=J0050268
5.石見銀山資料館(旧大森代官所跡)
http://blog.goo.ne.jp/akanai1/e/7fcbe5e7583817477e6e908d7ba53611
1889(明治22)年に旧邇摩郡役所として建てられ、現在は石見銀山資料館として公開されています。 銀山で使われた鉱山道具生活用品や、県の文化財に推定されている銀山絵巻などが展示されている場所で、歴史を感じることができるスポット。また江戸時代に天領となった、銀山を治める幕府の代官所があった大森代官所跡。ここには1815(文化12)年に建てられた正門と長屋門が当時の姿をとどめており、庭は枯山水で四季おりおりの花木の表情を見ることができます。
やはり石見銀山に来て忘れてはならないのがこのスポットでしょう。代官所跡は国の史跡に指定されています。枯山水には農民の一揆が起こった際の隠しルートへ繋がる穴が2ヶ所あるのだそうですよ。ぜひ探してみてください。
■ 基本情報
- ・名称: 石見銀山資料館(旧大森代官所跡)
- ・住所: 島根県大田市大森町ハ51-1
- ・アクセス: 大森代官所跡停留所からすぐ
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・定休日: 年末年始
- ・電話番号: 0854-89-0846
- ・料金: 大人500円 小中学生200円
- ・公式サイトURL: http://fish.miracle.ne.jp/silver/
6.金生抗(きんせいこう)
http://eurortor4460.blog.shinobi.jp/%E3%81%B6%E3%82%89%E3%82%8A/%EF%BC%93%E6%97%…
金生抗には、800mにおよぶトロッコの軌道跡が残っています。坑内は残念ながら非公開になっていますが、近くまでいくと当時の様子を垣間見れるような雰囲気があります。人の手で山間の場所にトロッコ道を作ったことに驚き、そして感動さえ覚える場所。人間の力を感じることができますよ。
こちらの坑道も江戸時代に掘られたものです。明治時代には蔵之丞坑とも繋がれたそうで、排水や鉱石の搬出に使用されていたと言われています。ちなみに入り口付近に数字が書かれた看板が設置されていますが、これは調査された順番なのだそう。
■ 基本情報
- ・名称: 金生坑(きんせいこう)
- ・住所: 島根県大田市大森町銀山地区
- ・アクセス:大森停留所より徒歩10分
- ・参考サイト:http://ameblo.jp/tomocomi-mago108/entry-12024604477.html
7.銀山柵内
http://homepage3.nifty.com/siratama/taka/ginzan_sakunouchi.html
石見を世界的な銀山としたのは、時代の先端を行く技術であったと言われています。鉱石から純度の高い銀を取り出す灰吹法で、朝鮮半島から持ち帰った神谷寿亭が導入しました。銀を求めてポルトガル人が日本に進出し、銀と交換にポルトガル人がもたらした鉄砲と火薬が天下統一への歩みを進めたことから、17世紀、天下を統一した徳川家康は直ちに石見銀山を幕府の直轄領とし柵で囲ったと言われています。
銀山柵内は「石見銀山遺跡とその文化的景観」を構成する一部として世界遺産に登録にされています。ここで銀鉱石の採掘・選鉱・製錬・精錬が一貫して行われていました。ちなみに、徳川幕府が巡らした柵はなんと8kmにも及ぶのだそう。
■ 基本情報
- ・名称: 銀山柵内
- ・住所: 島根県大田市大森町銀山地区
- ・アクセス: 大森停留所より徒歩10分
- ・参考サイト:http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/
8.釜屋間歩
http://ginzan.city.ohda.lg.jp/240.html
大久保間歩から少し山を登ったところに、大久保長安の部下である安原伝兵衛が夢のお告げで発見したと伝えられる釜屋間歩があります。伝兵衛は3600貫(約13.5t)の銀を徳川家康に献上し、その功績により家康から紋服を授けられたと記されています。岩盤を削って作られた石段をみると、当時の人の生命力、体力の凄さを感じることができます。
この間歩の発見が減少傾向にあった石見銀山の採掘量をV字回復させたと言われています。伝兵衛はこの功績により徳川家康へのお目見えが許され、その際に山積みの銀を献上したところ、家康が非常に感激し「備中」の名と家康着用の羽織を送ったのだそう。
■ 基本情報
- ・名称: 釜屋間歩
- ・住所: 島根県大田市大森町銀山地区
- ・アクセス: 大森停留所より徒歩10分
- ・参考サイト:https://www.kankou-shimane.com/mag/07/07/ginzan_main_spot.html
9.福神山間歩
http://www5c.biglobe.ne.jp/~kawatomo/iwami_ginzan.htm
この福神山間歩には、坑口が3か所あります。上段の坑は空気抜き坑、下段の2坑は中でつながり、説明板のある道路の下2mほどのところを通って銀山川の下をくぐり、後ろにそびえる銀山の最高地点「仙ノ山」の方向に掘り進んだと伝えられています。「仙ノ山」の逆方向に向かって坑口が開いている珍しい間歩です。必ず立ち寄りたいスポットの一つ。
こちらも入り口に鉄柵が設置されており残念ながら内部に入ることはできないので外観のみとなります。発見から1767年頃までは山師個人が経営する「自分山」でしたが、一時期は代官所直営の間歩となっていたようです。
■ 基本情報
- ・名称: 福神山間歩
- ・住所: 島根県大田市大森町銀山地区
- ・アクセス: 大森停留所より徒歩10分
- ・参考サイト:http://4travel.jp/
10.高橋家
高橋家は、銀山町年寄山組頭(としよりやまぐみがしら)の遺宅で茶室を設け、付属建物では酒造なども行なっていたという銀山屈指の建築です。当時、山組頭は鉱山の取締役で鉱夫の人事や物資の購入などを担当していました。当時の人たちの暮らし、そして石山銀山の歴史を庶民の立場から見ることができる場所なので、ぜひ訪れてみてください。外観のみの公開となっています。
龍源寺間歩の付近にひっそりと佇む立派な建物です。山組頭の遺宅としては唯一のものとされており、島根県の文化財に指定されています。ちなみに、こちらも内部は非公開となっていますので外観のみの見学となります。
■ 基本情報
- ・名称: 高橋家
- ・住所: 島根県大田市大森町銀山地区
- ・アクセス:大森停留所より徒歩10分
- ・参考サイト:http://ginzan.city.ohda.lg.jp/wh/jp/prof/sonota.html
11.石見銀山絵巻
http://blog.livedoor.jp/hi03121113/tag/%E7%9F%B3%E8%A6%8B%E9%8A%80%E5%B1%B1%E7%B…
石見銀山絵巻は、鉱山の作業風景を日本の伝統的な絵画形式である絵巻物によって描いたもので、上下2巻でその長さは延べ24メートルにもなる大きなものです。この絵巻の作者及び画作年代については不明ですが、絵巻中に描かれている石留は文政年間(1818-1829)以降の技術と考えらています。また、この絵巻が何の目的のために描かれたかについても詳細は不明。佐渡の場合には、奉行所付の絵師に奉行の帰任の際に江戸への報告やお土産として作らせたものと言われています。
佐渡金銀山絵巻と非常に酷似しているため、どちらかがそれを手本にして描いたものとされています。また、石見銀山絵巻は現在確認されているものとして4種類があり、そのうち3つは、墨書の単色で、1つだけが彩色が施されています。
12.両替屋石州堂・銀の里工房
http://washimo-web.jp/Trip/Iwamiginzan/iwamiginzan01.htm
龍源寺間歩の出口から100m程下ると、銀製品や香り袋を手作り販売している両替屋・石州堂・銀の里工房があります。銀製品は、郷土史家の間でまぼろしの貨幣と言われる石州判銀(石見銀小判、石州銀小判 、石見銀山灰吹銀、石見銀丁銀など)の純銀レプリカを昔ながらの製法で手作り販売しているので、ぜひお土産に購入してください。
オリジナル純銀アクセサリーが作れる体験工房もあるので、旅の思い出に体験してみるのもいいかもしれませんね。購入できる作品は、石見銀貨幣各種・ブレスレット・ペンダント・指輪など、いろいろあるので、見てみるだけでも楽しいですよ。
■ 基本情報
- ・名称: 両替屋石州堂・銀の里工房
- ・住所: 島根県大田市大森町銀山地区
- ・アクセス: 大森停留所より徒歩10分
- ・参考サイト:http://www.geocities.jp/artizumo/koubou4.html
13.佐毘売山神社
http://www.jalan.net/kankou/spt_32205ag2130011055/
佐毘売山神社は、鉱山の守り神、金山彦命(かなやまひこのみこと)を祀っている神社です。石見銀山では最大の神社であり、山神社としては国内最大級の社殿を持っています。地元では「山神宮」「山神さん」と親しみを込めて呼ばれていているそうです。自然に囲まれた、趣のある様子を眺めていると、不思議と心も洗われていくような気分になっていくと評判です。
周防の戦国武将として勢力を誇った大内氏が、1434年に建立したと伝わる神社で、龍源寺間歩出口から約200mほどのところにあります。現在の建物は文政2年に再建されたものだということです。急勾配の石段を上って、境内にたどり着きますよ。
■ 基本情報
- ・名称: 佐毘売山神社
- ・住所: 島根県大田市大森町銀山地区
- ・アクセス:大森停留所より徒歩30分
- ・参考サイト:http://www.jalan.net/kankou/spt_32205ag2130011055/
14.銀山遊歩道
http://www5c.biglobe.ne.jp/~kawatomo/iwami_ginzan.htm
銀山温泉街から銀鉱山に向かう湯沢川沿いの道は、渓流美を楽しめる銀山遊歩道となっています。高さ22mの白銀の滝は水量も多く、飛沫と轟音に圧倒する様子を見ることができますよ。また、不動尊や籟音の滝、茂吉歌碑、岩の間から冷風が吹き出す夏知らずなどのみどころがあります。秋には紅葉の名所としても知られているため、たくさんの人たちが訪れてきます。ゆったりと景色を楽しみながらお散歩してみてください。
銀鉱洞までの往復1時間の気持ちの良いハイキングを楽しめますよ。紅葉の時期であっても、この遊歩道には、あまり人がおらず、紅葉狩りの穴場スポットでもありますね♪銀山川沿いの紅葉が、とても綺麗でとても素敵なハイキングになりますよ。
■ 基本情報
- ・名称: 銀山遊歩道
- ・住所: 山形県尾花沢市
- ・アクセス:銀山公園駐車場よりすぐ
- ・参考サイト:http://www.jalan.net/kankou/spt_06212cb3410089741/
15.羅漢寺 五百羅漢
http://www.inter-esse.net/archives/4322
寺院自体も山間の中に埋まっているかのようなたたずまいになっているので、一般的な寺院とは一味も二味も違う風情があります。
五百羅漢像は、すべて福光産の石像です。その表情は、笑っていいたり、泣いていたり、説法をしていたり、太っていたり、痩せていたり等、本当に様々ですよ。そのほとんどが、高さは 36㎝から 47㎝位の座像です。
■ 基本情報
- ・名称: 羅漢寺 五百羅漢
- ・住所: 島根県大田市大森町イ804
- ・アクセス: 銀山公園駐車場より徒歩すぐ
- ・電話番号: 0854-89-0005
- ・公式サイトURL: http://www.rakanji.jp/
16.恵珖寺
http://hayama55.blog.so-net.ne.jp/archive/20101110
恵珖寺(日蓮宗)は温泉街の中にあり、石見銀山初代奉行、大久保石見守長保の殺生禁断の制令や逆修墓があることで知られる歴史の多い寺として知られています。加賀国の僧、日慈が石見銀山の妙像寺で説法をしたとき、法話に感動した恵珖寺の信徒たちが温泉津に迎え、今までの小さなお寺(真言宗)を改宗し、大永5年(1525)に現在の寺院の基礎となるお堂を創建したと言われています。古民家に宿泊して、お寺のおつとめや写経を体験することもできますよ!
温泉津温泉旅館街から歩いて2,3分の場所にあります。歴史を感じる山門の脇には、立派な松がそびえたっています。その奥にある本堂の裏手には、廟式の墓地があり、越前屋、佐渡屋、境屋、泉屋などの屋号が刻まれた数多くの墓標が一つ屋根の下に並んでいますよ。
■ 基本情報
- ・名称: 恵珖寺
- ・住所: 島根県大田市温泉津町温泉津14-3
- ・電話番号:0855-65-2240
- ・アクセス: 温泉津駅出口から徒歩10分
- ・宿泊料金:一人一泊3000円(二名より)
- ・参考サイト:http://www.teiju-ohda.jp/88.html
17.矢滝城跡
http://saigokunoyamajiro.blogspot.jp/2013/07/blog-post.html
銀山柵内から南西 2.5km の場所にあり、標高 638m の山頂部を利用した16世紀の山城跡が矢滝城跡です。北側には石見銀山街道温泉津沖泊道が通る降路坂、さらに進むと矢筈城があり、石見銀山を防備するための要衝を押さえています。1528年には戦国大名大内氏が拠点とし、3年後の1531年には当地域の領主小笠原氏が、これを奪い銀山を支配したとの記録があります。
矢滝城跡の北側には、石見銀山から温泉津港までの銀山街道があります。この銀山街道をはさむ形で築かれた矢滝城と矢筈城が一対となって銀山防衛と交通路掌握の機能をなしていたそうです。山頂部の北側には、城の一つの区画である曲輪群には、枡形の出入り口や、敵の侵入を防ぐための竪堀や堀切などが残っています。
■ 基本情報
- ・名称: 矢滝城跡
- ・住所: 島根県大田市温泉津町西田〜祖式町矢滝
- ・アクセス:大田市駅より車で4分
- ・参考サイト:http://travel.dmkt-sp.jp/kanko/
18.矢筈城跡
http://kasaoka.sub.jp/15/04/0418/3.html
矢筈城(やはずじょう)跡の南には、石見銀山から温泉津港に至る銀山街道(温泉津・沖泊:おきどまり)があります。更にその南側には矢滝城(やたきじょう)跡もあります。銀山街道をはさむ形で築かれた、矢筈城と矢滝城が一対となって銀山防衛と、交通路掌握の機能を担っていたという歴史があります。ここは、山を眺められる絶景ポイントです。
戦国時代に美作国と因幡国にかけて勢力を有した草刈氏が築いたとされる矢筈城は、高山城ともよばれていて、 岡山県内では最大級の山城です。標高756メートルの山上に設けられた主郭は全国屈指の高さで、険しい山上に位置する要害城として知られています。
■ 基本情報
- ・名称: 矢筈城跡
- ・住所:岡山県津山市加茂町山下
- ・アクセス: 知和駅より徒歩約10分、登山口入り口より登山
- ・参考サイト:http://castle.slowstandard.com/40chugoku/43okayama/post_1443.html
19.石見城跡
http://ginzan.city.ohda.lg.jp/258.html
石見城(いわみじょう)は、銀山から日本海に至る街道沿いにあり、仁摩方面の街道を守り、銀山を押さえる拠点となっていました。城は竜嵓山(りゅうがんざん)の頂上に築かれ、城手前は奇岩そびえる絶壁の天然要害になっています。また、その壁を這い上がるように生えているノウゼンカズラは、秋に美しい紅葉を見せてくれます。仁摩町の天然記念物に指定されています。
ノウゼンカズラは、茎から気根を出して固着し、壁や樹木を這い上がる中国原産の蔓性植物です。幹はかなり太くなり、花は夏から秋に黄橙から黄赤の可愛く、先で5片に裂けたラッパ形をしている咲かせますよ♪
■ 基本情報
- ・名称: 石見城跡
- ・住所: 島根県大田市仁摩町大國
- ・アクセス: 大朝ICから車で
- ・参考サイト:http://www.yukoyuko.net/
世界遺産エリアへのアクセス
http://kihasei.exblog.jp/13448497/
【関西方面から】●自動車…中国自動車道(落合JCT)~ 米子自動車道 ~ 山陰自動車道(出雲IC)~国道9号線(仁万交差点左折)~ 県道31号線 ~ 石見銀山世界遺産センター
●電車…新幹線(岡山駅着)~ 特急やくも(出雲市駅着)~ JR山陰本線(大田市駅着)~路線バス ~ 石見銀山世界遺産センター
●飛行機…出雲縁結び空港 ~ 空港連絡バス(出雲市駅着)~ JR山陰本線(大田市駅着)~路線バス ~ 石見銀山世界遺産センター
【広島方面から】
●自動車…広島自動車道(広島北JCT)~ 中国自動車道(千代田JCT)~ 浜田自動車道(大朝IC)~国道261号線 ~ 県道40号線(川本町)~ 県道31号線 ~ 石見銀山世界遺産センター
●バス…路線バス・石見銀山号(広島新幹線口または広島バスセンター)~ 石見銀山世界遺産センター
【四国方面から】
●自動車…しまなみ海道/西瀬戸自動車道 ~ 山陽自動車道(尾道JCT)~ 尾道自動車道(三次東IC)~中国自動車道(三次IC)~ 国道54号線(布野)~ 県道62号線(作木分かれ交差点左折)~国道375号線(美郷町)~ 大田原牧場方面 ~ 県道31号線 ~ 石見銀山世界遺産センター
【九州方面から】
●自動車…九州自動車道 ~ 中国自動車道(千代田JCT)~ 浜田自動車道(大朝IC)~ 国道261号線 ~県道40号線(川本町)~ 県道31号線 ~石見銀山世界遺産センター
●電車…新幹線(広島駅着)~ 路線バス・石見銀山号(広島新幹線口)~ 石見銀山世界遺産センター
20.大森の街並み
江戸時代の武家屋敷や大森代官所跡!代官所跡の南側は保存整備事業により街並みが昔のまま残され、復元されている♪その為雰囲気ある街並みは国の重要伝統的建造物群の指定されている!!またここを中心とした遺跡群「石見銀山遺跡」は平成19年世界遺産登録されている♪今も実際に生活されているので、駄菓子屋さんや休憩の喫茶店もありますよ!
バス停「大森代官所跡」を降りてすぐの所にあるカフェ『カフェ・カリアーリ 石見銀山本店』♪ここでは魔法の珈琲と呼ばれる「カフェ・カリアーリ」のコーヒーが飲める。珈琲はもちろんスイーツも沢山あるので、銀山散策の休憩場所にぜひどうぞ!!
『カフェ・カリアーリ 石見銀山本店』の店内は、日本家屋をそのまま利用してある素敵な雰囲気ですよ。家庭用エスプレッソマシーンで美味しく入れてくれるコーヒーは350円、カフェオレも400円でいただけます♪
21.食事処 おおもり
代官所跡の前の端を渡ったすぐの所にあるお蕎麦屋さん!前に大型バスの停留所があるのツアー客も多く利用する、石見地区では最大級の食事処!大きな食事スペースがあるので食事に悩んだらここもいいですね♪レトロな店内からは大森代官所跡の白壁を眺めながら食事ができ雰囲気たっぷり♪9時半から16時半までなので早めに行ってくださいね!
お勧めメニューは「代官そば定食」は手打ちそばの割子と釜揚げの両方を味わえる人気メニュー♪天ぷらもついて1,130円!!空きはお店の前の銀杏の木が色づきとってもきれいです♪
カレーやそば以外のメニューもありますのでご安心あれ!!
22.CAFE住留(ジュール)
銀山地区と町並み地区の中間に位置する食事ができるカフェ。外観はもちろん街並みにあった昔の雰囲気!しかし一歩店内に入るとおしゃれなモダンな内装。ジャズが流れ一瞬で世界が変わる♪メニューはハヤシライスにカレーにハンバーグ。珈琲や紅茶もある。モダンな中にも昭和な雰囲気があるインテリアが落ち着いた空間に!!
築100年の古民家を改装したカフェ。人気は時間をかけて作られた「牛すじとろとろハヤシ」やオリジナルドリンク♪お店は10時から日暮れまでの営業時間♪暗くなるまでゆったり時間が過ぎるのを楽しめそうなカフェですね♪
23.Cafe 山桜
『清水谷製錬所』近くにある食事処。店の前に駐車場があるので便利です♪場所が分かりにくく山なのかにひっそりとある。しかし入ってビックリ!!広い店内とモダンなインテリア♪暖炉もあり山小屋の雰囲気も。場所は銀山公園より龍源寺間歩方面の市道を徒歩3分です。綺麗な店内では美味しいイタリアンが食べられます♪
10時半までモーニング550円で淹れた珈琲とトーストに自家製ブルーベリーにサラダにオムレツ♪野菜は自家栽培でしゃきしゃき♪ランチは石釜ピザにパスタが人気♪
山中の静かなレストランで絶品イタリアンはいかがでしょうか♪
24.三瓶山
標高1126mの山を筆頭に6峰が連なる国立公園三瓶山!キャンプ場や池でボートに乗ったり、原っぱで思いっきり走り回ったり♪乗馬にしたり。大自然で思いっきり体を動かすことができます!!秋には紅葉がきれいで、すすきの野原もとっても素敵!!途中には放牧の牛や無人販売所があったりと自然あふれる場所です。
登山初心者にお勧めな山。860mのペアリフトで設置されているのでお年寄りも子供の楽しめます♪ランチは根県立三瓶自然館「サヒメル」資料館の正面にあるログハウス風の建物!
島根県の新鮮な辱剤だけでできた三瓶バーガーがおすすめ♪
25.島根県立三瓶自然館サヒメル
三瓶山のふもとにある資料館、天文台やプラネタリウムを上映する直径20メートルのシアターは大迫力。子供から大人まで楽しめる施設♪実際の大自然を利用した展示が面白い。恐竜の化石やはく製も沢山。口径60cmの大型望遠鏡では三瓶の夜空を観測する天体観測会も開催される♪学芸員が案内する自然観測会もおすすめ。予約して行ってくださいね。
周辺には北の原の草原や、カキツバタで有名な姫逃池がありこのあたりの散策も楽しいですね♪世界遺産の「石見銀山遺跡」から車で40分。またちがった石見の魅力が垣間見れます。
9時半から17時の開館時間で、大人700円、小中高校生は200円です。
26.仁摩サンドミュージアム
歩くとキュッキュと跡が鳴ることで有名な『琴ヶ浜』、その資源を守り調査さする為にできた博物館!のちに漫画家・芦原妃名子さんの作品「砂時計」の作品のロケ地となり一気に人気に火が付いた!ガラス張りのピラミッドの建物が目を引き、内部には高さ5.2m幅1メートルの砂時計がある。一年系砂時計で年末にはこの砂時計をひっくり返すイベントも♪
周辺には標高33メートルの高台の展望台や全長121mの滑り台、芝生にあるターゲットバードゴルフコースやアスレチックもあり子供は大喜びですね♪また古墳ゾーンには古墳時代後半から弥生時代の遺跡が点在している。
周辺の散策もいろんな楽しみ方があっていいですね♪
27.三瓶小豆原埋没林公園
石見銀山から54分の所にある施設。火山噴火により古代の森林が埋め尽くされそれが現代にそのままの形で姿を現した!原子の森の壮大な景色とそれを一瞬で埋め尽くした火山の自然の力は圧巻!!4000年前の地形を掘り起こしたままの姿で見ることができる施設です。三瓶小豆原埋没林は大半が杉で、直径1メートルを超える巨木ばかり!壮大な自然の力を感じられる施設!
公園と言う名が正しいのかいい意味で裏切られる施設。古代の森林の貴重な自然遺産がまじかで見られ、自然の力の圧倒的な力を感じます。周辺には小さな温泉があるので、見学がてら温泉でさっぱりして帰ってもいいですね♪
28.中村製パン
旧裁判所近くの中村製パンの地元でも有名なパン屋さん♪行れるができていることもしばしば。米粉を使ったパンが人気のパン屋さん。石見銀山と刻印したものや丁銀の形をしたものがお土産にいいですね♪カレーパンも人気で出来立て揚げたてで、うりきれてしまうほど!取材も多いのかたくさんの写真が飾ってあります。
他におすすめは真ん丸なきなこもちもちパンは、ケーキみたいにふんわり黄な粉の風味も。115円、おはぎパンは150円。散策の小腹がすいた時にとってもいいですね♪お土産にも刻印入りのパンはおすすめ。
丁銀の形のパンはお芋パンだそう♪これはとってもおいしい!!
29.ドイツパン「HIDAKA(ひだか)」
石見銀山の新たな観光スポットが登場!!2015年10月にオープンしたパン屋さん!古民家を改装した店内は木の香りがまだするぽっかぴか♪中央のカウンターにドイツパンがぎっしり並んでいる。パン屋さんには「大森代官所前駐車場」に車を置いてあるいて行かれるのがいいですよ。すれ違うみんながパン屋さんの袋を持っているので迷うこともないはず!!
ドイツパンの代表プレッチェルに塩マカデミア、小さな食パンは種類豊富♪雑穀のようなものが入ったものやプレーンのものも。都会のおしゃれなパン屋さんに来たような品揃え!
お店の前には座って順番をまつ椅子も並んでいます。すごい行列なんですね!!
お昼に有名なおそばを食べたり、ちょっと変わった古民家でのイタリアンや、小腹がすいた時は有名なパン屋さんやお団子屋さんも♪昔と現代がいい感じで混ざったノスタルジックな街並みです♪
銀山地区は、実際に銀を採掘して精練していた当時の様子を強く知ることのできる地区です。主に遺跡を歩くことになるので、歩きやすい格好で訪れることをオススメしますよ!
素材提供:トリップアドバイザー