富山に行ったら絶対買うべき！　おいしくてユニークなかまぼこ６選。

新鮮な海の幸と伝統の職人技で、独自のかまぼこ文化が育まれてきた富山。今回は富山のかまぼこをフィーチャーして、お土産にぴったりな６品をご紹介します。

こんにちは、おみやげーと編集部です。

今回は富山！　今までにもお菓子のお土産はたくさん紹介してきましたが、３回目となる富山特集ではかまぼこをフィーチャー。

富山湾でとれる海の恵みと伝統の職人技で、独自のかまぼこ文化が育まれてきたといわれているだけあって、ルックスも味わいもよりどりみどり。そんな中から、お土産に買って帰りたいかまぼこを厳選してご紹介します。

異なる味わいを少しずついろいろ楽しめる、越中蒲鉾　６種盛り。

まずは、６種ものかまぼこが入ったお得感いっぱいのセットから。焼巻、赤巻、立山、昆布巻、時雨、白海老というかまぼこが彩りよく籠に盛られてるので、年末年始のちょっとした手土産にもばっちりですね。

富山湾の新鮮で豊富な漁場のすぐそばに工場を持つ滑川かまぼこが作っています。

かまぼこはどれも魚本来の旨みが上品に感じられる味わいで、ぷりぷりっ、しこしこっとした食感でした。肉厚の昆布と魚のうま味が調和した昆布巻をはじめ、磯の香りがほんのり漂う時雨、香ばしい白海老など、見た目＆味わいのバリエーションもさまざま。人気観光地“立山”の文字をあしらっているかまぼこも入っていて、富山らしさが感じられるところもうれしいポイントですね。

かわいいプチ鯛の細工かまぼこがセットになった、大漁セット。

かまぼこの中でも、富山県が群を抜く生産量を誇っているのが細工かまぼこ。芸術作品のように華やかなデコレーションは他県にない特徴で、富山で結婚式に出ると細工かまぼこが必ずと言っていいほど引き出物として出されるのだとか。

ひとつひとつ表情が違っていて、なんだか癒されます。

そんな細工かまぼこの中から、おすすめしたいのが滑川蒲鉾の大漁セット。鯛一匹だけでもおめでたいのに、かわいいプチ鯛が３匹もセットになっているんです。オーソドックスな鯛のかまぼこと丸い形の中に鯛の表情を描いた丸かまぼこ、濃い焼き色のついた焼きかまぼことありますが、みんな食べるのがもったいないくらい愛嬌のある顔！　とはいえ、レポートのために(!?)いただきましたが、ぷりっとした歯ごたえときめ細やかな口当たりが同居する、上質な味わいでした。

大漁セットを手がけている滑川蒲鉾では、細工かまぼこの手作り体験もできるとのこと。旅の思い出に、ぜひチャレンジしてみて。

富山の名産をいいとこどり！　昆布じめ蒲鉾。

かまぼこ同様、昆布じめも富山を代表する食文化のひとつ。富山では江戸時代から昆布じめにして食べる風習が残っていて、今でも地元スーパーでは刺身と肩を並べて昆布じめが販売されているのだとか。

こりこりとした弾力のある歯ごたえも心地いい！わさび醤油をつけてもGOOD。

昆布じめとかまぼこという富山の名産をいいとこどりできるのがこちら！　食べると、とたんに口いっぱいに広がるほど磯の香りがたっぷり。かまぼこ自体は薄味なれど昆布の風味が隅々に染み込んでいて、全体として感じられる味わいに奥深さを加えています。そのままでも立派なおかずの一品として出せちゃう、優れものです。

ぷにぷに食感がクセになる、にゃんかま。

お次はジャケ買い必至のキュートなかまぼこ。にゃんかまっていうネーミングも、猫の手を思わせるルックスも、かまぼことは思えないくらいかわいいでしょ？

猫の手をモチーフにした、特製の化粧箱に入っています。

ひとつだけ、にゃんこの顔が！　心和むルックスです。

特徴はなんと言っても、蒲鉾としては珍しいぷにぷにとした食感。猫の肉きゅうのようにずっと触っていたくなるほどで、口当たりもふっくらやわらかいんです。食べ進むと、中からはとろりとしたクリームチーズが！　あっさりとした生地にチーズの塩気とコクが絡まり、おやつ感覚でパクパク食べられる味わいでした。

煮たり揚げたりしてもおいしいそうですが、やっぱりおすすめはお弁当。お弁当を開けた瞬間、笑顔が広がる子供たちのようすが思い浮かびますね。

富山の白えびを一匹まるごとのせてます。白えび豆蒲鉾。

某タレントさんならずとも、このかまぼこを見たら思わず「富山の白い宝石や～」と言ってしまいそうな一品。そう、富山の名産“白えび”をかまぼこの上に一匹まるごとのせて焼いているんです。


ふわっとしていながら、もちもちした弾力もあり、食べ応えも上々でした。

一匹そのままの状態で焼かれているので、白えびの香ばしさが格段に違います。塩味もしっかり効かせているので、どちらかと言えばおつまみ系。この味わいでこのお値段……私はコストパフォーマンス抜群と感じましたが、いかがでしょうか。

かまぼこ以上ベーコン未満!?　スモークの香りが絶妙な名水ベーコン蒲鉾。

最後は、商品開発から完成まで約３年を費やした“黒部のおくりもの“というブランドから。“黒部のおくりもの“は『黒部らしくて高品質＋手ごろな価格』をコンセプトに、黒部市ならではの特産物を使ったお土産を展開しています。

“黒部のおくりもの“は全４品。名水ベーコン蒲鉾のほか、黒部のスカイハニー、らうす昆布、植万のます寿しがあります。

平成26年度国蒲鉾品評会で水産庁長官賞を受賞。黒胡椒入りはピリッとした辛味が効いていて大人向けです。

黒部ならでは…ということで名水ベーコン蒲鉾には、なんとうま味ぎっしりのブランド豚“黒部名水ポーク”が使われています。「かまぼこに豚肉!?」と驚かれるかもしれませんが、“黒部名水ポーク”のベーコンをスモークチーズと合わせてすり身にしているので、全く違和感なく溶け込んでいました。かまぼこよりヘビーでベーコンより軽め。まさに、手が止まらないおいしさです！

富山のかまぼこ特集、いかがでしたでしょうか？

同じかまぼこでも、見た目はもちろん、味わいや食感がお店それぞれで、私自身いろいろと勉強になりました。

今回ご紹介した６品のほかにおすすめのかまぼこがありましたら、ぜひ教えてくださいね。



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