源平合戦の舞台！神戸市のパワースポット生田神社の奥にある「生田の森」とは

生田の森とは？

生田神社の本殿の後ろに鎮守の森として、人の手を入れずに自然に近い森でした。
源平合戦に始まり、南北朝戦争、戦国時代と三度の戦乱の中で戦地になったにも拘わらず、生田の森は
人の性を見つめ続けます。
昭和２０年の神戸大空襲に遭い、一帯が焼かれてしまいましたが、自然の生命力の凄さを物語るように
今では美しい緑に溢れています。昭和４９年には市民の森に指定され、以後も自然のままの状態でした。
しかし環境変化により、止む無く２００１年の御鎮座１８００年祭に、森の中心に御社を立て、
井戸を掘り小川と遊歩道を造成して、生田の森に初めて手を加えたそうです。

生田の森の魅力とは

伝承として、延暦１８年の大洪水の際、社の周りに植えられた松の木が、防ぐ役割を果たせなかった
という故事に習い、松の木が一本も植えられていないそうです。そして、御正月は門松を立てるのですが
そういった出来事もあり、門松の代わりに杉を使った門杉を御正月に立てているようです。
また楠の多い森としても知られ、何百年と生田の森に根を張り見守ってきた楠の御神木もあるそうです。
樹齢の多い樹だけでなく、戦乱戦争災害に遭いながらも芽を出した、生きる力の凄さを体現する森として、パワースポットになり愛されています。
２００１年に出来た生田の森の中心に立った「生田森坐社」までの遊歩道は、歴史を見続けてきた森を
感じるのに最適な散策コースです。

お勧めスポット

生田神社

生田の森が鎮守する神社です。稚日女尊という、物を生み育て万物の成長を加護する神様を祀っています。
また、生田の森と生田神社は都会の真ん中にある、ビジネスマンの憩いの場でもあり、
市民の生活の一部になっています。境内には１４の社があり、また縁結びの神様としても有名です。
散策するだけでパワーをもらえるとの声も多いです。

神戸トアロード

１８６８年に開港した神戸港と共に出来た、外国の方の居留地と住居がある北野を結んだ道のことです。
トアロードと言うのは通称だそうです。その頃の名残が今もトアロードにはあり、旧ビショップ邸や
神戸モスクがあったりと洋風の街並みが楽しめます。また先程の旧ビショップ邸を整備し、
今は中華菜館「東天閣」という御店になっています。味の評判も良いようです。
是非一度、明治の雰囲気を味わいつつ、散策してみては如何でしょうか。

北野工房のまち

１９９８年に小学校の校舎をリニューアルした館内には、神戸ブランドである亀井堂や、神戸南京町皇蘭
など約２０店舗が１階と２階に分かれ立ち並んでいます。また三階は講堂になっており、小学校の名残を
見ることが出来ます。またこの北野工房のまちの醍醐味として、１３店舗が体験メニューを組んでおり、
豚まん手作り体験や、ネックレス作り、牛革コインケース作りなど、予約が必要ではありますが、バラエティに富んだ体験メニューは一度チャレンジしてみたくなります。

メリケンパーク

１９８７年に埋め立てて出来たメリケンパーク。神戸ポートタワーとメリケン波止場の間にあり、
神戸ポートタワーと神戸海洋博物館とホテルオークラ神戸、この３つの並びが絵になり、景観を
紹介されています。またメリケン波止場は阪神・淡路大震災の爪痕を今もそのままにし、忘れない為に
貴重な記録として保存されています。是非一度訪れてみてください。

生田の森を訪れた人の声

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