都心からも近く、一年を通して賑わう観光スポット伊豆半島。この伊豆半島には数多くの温泉地をはじめ、柱状節理の断崖や山中に連なる滝、海蝕洞や鉱山などがあり、まさに大地の公園。今回は、そんな伊豆半島ジオパークの中から、8つのジオサイトを紹介します。
2016年4月2日には伊豆市の修善寺総合会館内にジオパークの中央拠点施設「ジオリア」もオープンします。伊豆半島ジオパークに登録されているジオサイトの数は114ヶ所! 自然と触れ合いながら楽しい旅行ができそうですね。
これは、1)富士山やその周辺に降った雪や雨などが地下に沁み込み、2) その水が穴が沢山開いた地層の三島溶岩流と、水を通しにくい地層の古富士泥流の間を流れ、 3)三島溶岩流が途切れるこの辺りで地上に湧き出しているからです。
湧水量は1日約100万トン! なんと富士山に注ぎ込む地下水の約1/4がここから湧き出ています。
周囲には水辺の散策路や湧水広場などがあり、お子さんでも気軽に湧き水と親しめる湧水広場は特に人気です。第一展望台や第二展望台からは水が湧き出る様子を見ることができ、その神秘的な水の色には思わず息を呑んでしまうでしょう。
公園に隣接する「泉の館」では柿田川湧水を使った蕎麦や豆腐を食べることができますよ。名水を使った蕎麦は美味しいと評判です。また泉の館前には湧水の水汲み場もあります。
そのほかにも溶岩広場の「いがいが根」や低い柱状節理の「橋立」、「大淀・小淀」と呼ばれる汐溜まりも観られます。
高さ580メートルの大室山は伊豆東部火山群の中で最も大きく、お椀を伏せたような形が特徴です。この円錐台の地形はスコリア丘と呼ばれ、約4,000年前の噴火によりできました。毎年2月の第2日曜には「山焼き」が行われ、観光客の目を楽しませています。
麓には約40,000平方メートルの広大な敷地に桜が数千本植えられている「さくらの里」もあります。多品種が植えられていて、9月から翌年6月まで桜の花見ができるスポットとして人気です。
上流部から釜滝 → エビ滝 → 蛇滝 → 初景滝 → カニ滝 → 出合滝 → 大滝、と連続して続きます。「滝」はすべて「だる」と読みますが、これは平安時代からこの地に伝わる民俗語が由来とのこと。平安時代から愛されてきた滝なんですね。エビ滝以外はどの滝も柱状節理が美しく、それぞれに特徴があります。
上流部から七滝めぐりをする場合は、水垂のバス停で下車し七滝散策すると下り道で比較的楽です。ただ釜滝から初景滝までは、遊歩道が整備されているとはいえ山道なので、服装や靴などには気を付けてくださいね。
自動車で向かう場合は、七滝観光センター付近の駐車場を利用すると便利です。自動車で訪れて滞在時間が短い時は、舗装されている遊歩道を通って行ける出合滝から初景滝までがおススメです。
なお伊豆半島で最大級の大きさを誇る大滝は、遊歩道が地元旅館の敷地のため2016年3月現在は有料です。河津町が2016年4月頃に遊歩道の敷地を買い取り、その後、整備工事を進め8月から9月頃には一般無料開放となるそうです。楽しみですね。
公園内は無料で、現在では毎日7回(9:30・10:30・11:30・12:30・13:30・14:30・15:30)、各1分間程度噴き上がります。その高さ約30メートル! いつでも100℃の温泉が地下から自噴します。公園内には足湯処や地場産品の直売所があり、週末には多くの観光客で賑わいます。大噴湯たまご作り体験も人気ですよ。
坑内には江戸時代の採掘の様子がよく分かるように、と等身大の電動人形が設置されています。鉱山では男性はもちろん、女性も貴重な働き手だったんですね。
また砂金館では、有料ですが温泉砂金採りも体験できます。大人からお子さんまで楽しめますね。
お土産品も金山にちなんだものが多くあり、形や色だけではなく、金箔チーズケーキや金箔あめなど金箔が取り込まれたお菓子も人気です。「もっと贅沢に金箔を食べてみたい」方は食用金箔をどうぞ♪ お汁粉やアイスなどの上にかけて、贅沢なデザートに変身させてみてはいかがでしょうか。
この堂ヶ島で一番の人気スポットは、なんと言っても天窓洞! これは大きくなった海蝕洞中央の天井が丸く崩れて穴が開き、天窓となったものです。この天窓から洞内に光が入り、水面がきらきらと輝く様子を遊覧船に乗って見ることができます。
天窓洞の周辺には遊歩道もあり、気軽に海辺を散策することもできます。遊覧船の別コースには野猿で有名な波勝崎あたりまで行き、帰りに千貫門や赤壁などを巡るコースもありますよ。トンボロ現象により干潮時には海の中に道が出きる三四郎島へも、ぜひどうぞ。
大瀬崎の先端部中央にある神池は、海からごく近い場所にありますが、なぜか淡水の不思議な池です。そのために「富士山に沁み込んだ地下水が湧き出ている」とも。真偽は分かりませんが、池には鯉が泳いでいるので、お確かめくださいね。
毎年、4月4日には「大瀬まつり」と呼ばれる大瀬崎神社の例大祭が行われます。カラフルな大漁旗をなびかせた踊り船が出航し、駿河湾へ春の訪れを告げます。「天下の奇祭」の異名を取るこのお祭り見学も楽しそうですね。
毎年、夏休みには多数の海水浴客で賑わう大瀬崎。ダイビングは荒天時以外、いつでもできるようです。
大型火山からプレゼントされた豊かな自然があふれている伊豆半島。近年では陸路のほか、清水港からフェリーでの海路も一般的になってきましたね。ジオサイトで楽しんだ後は、ゆったりと温泉に入ったり、新鮮な海の幸・山の幸に舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。
素材提供:トリップアドバイザー
伊豆半島ジオパークとは?
近年脚光を浴びてきた大地の公園「ジオパーク」。日本国内では世界ジオパークに認定された「洞爺湖有珠山ジオパーク」などが有名ですが、この伊豆半島もジオパークとして自然の姿を保ちつつ整備されています。『南から来た火山の贈りもの』の伊豆半島には、温泉をはじめ滝や断崖、海蝕洞など見どころ満載。2016年4月2日には伊豆市の修善寺総合会館内にジオパークの中央拠点施設「ジオリア」もオープンします。伊豆半島ジオパークに登録されているジオサイトの数は114ヶ所! 自然と触れ合いながら楽しい旅行ができそうですね。
1 . 柿田川湧水群 (長泉町)
沼津方面から国道1号線を東へ進み、大きな商業施設付近の右側(南側)に柿田川湧水群はあります。国道の北側には川や池の姿はなく、国道の南側にある湧水地点から、清水がこんこんと湧き出ている不思議な場所です。これは、1)富士山やその周辺に降った雪や雨などが地下に沁み込み、2) その水が穴が沢山開いた地層の三島溶岩流と、水を通しにくい地層の古富士泥流の間を流れ、 3)三島溶岩流が途切れるこの辺りで地上に湧き出しているからです。
湧水量は1日約100万トン! なんと富士山に注ぎ込む地下水の約1/4がここから湧き出ています。
周囲には水辺の散策路や湧水広場などがあり、お子さんでも気軽に湧き水と親しめる湧水広場は特に人気です。第一展望台や第二展望台からは水が湧き出る様子を見ることができ、その神秘的な水の色には思わず息を呑んでしまうでしょう。
公園に隣接する「泉の館」では柿田川湧水を使った蕎麦や豆腐を食べることができますよ。名水を使った蕎麦は美味しいと評判です。また泉の館前には湧水の水汲み場もあります。
■ 基本情報
- ・名称:柿田川湧水群
- ・住所:静岡県駿東郡清水町伏見71番地の7(国道1号線沿い)
- ・アクセス:【電車・バス】JR東海道線三島駅からバスに乗換え、「柿田川湧水公園前」バス停下車後、徒歩約1分
- 【自動車】東名高速道路 沼津I.Cより車で約15分
- ・営業時間:-
- ・定休日:無休
- ・電話番号:055-981-8224 (清水町都市計画課)
- ・料金:無料
- ・駐車場 : あり(有料)
- ・公式サイトURL:http://www.kakitagawa-kanko.jp/kakitagawa/kakitagawa.html
- ・参考サイトURL:http://kakitagawa.info01.net/index.html
2 . 城ヶ崎海岸 (伊東市)
『伊東八景』の1つ・城ヶ崎海岸は、約4,000年前に大室山が噴火した際に流れ出た溶岩が冷えて固まり、その後、波の浸食作用により削られてできました。門脇埼からは福井県にある東尋坊のような「柱状節理」も観察できます。溶岩が作り出したダイナミックな地形が楽しめますね。スリル満点! 海の吊り橋
城ヶ崎海岸には門脇の灯台を中心に約9キロメートルに及ぶハイキングコースもあります。中でも人気なのは門脇岬と半四郎落としの間にできた海蝕洞に架かる海の吊り橋! 長さ48メートル・高さ23メートルの吊り橋はスリル満点ですね。そのほかにも溶岩広場の「いがいが根」や低い柱状節理の「橋立」、「大淀・小淀」と呼ばれる汐溜まりも観られます。
■ 基本情報
- ・名称:城ヶ崎海岸
- ・住所:静岡県伊東市八幡野
- ・アクセス:門脇灯台付近まで:【電車】伊豆急行 城ヶ崎海岸駅下車、徒歩約25分
- 【自動車】JR伊東駅より約15km・約30分
- ・営業時間:-
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0557-37-6105 (伊東市観光協会・年中無休・9:00 ~ 17:00)
- ・料金:無料
- ・駐車場 : あり有料(門脇駐車場・伊豆海洋公園・ぼら納屋)
- ・公式サイトURL:http://itospa.com/nature_park/np_zyogasaki/
3 . 大室山 (伊東市)
国道135号線を南下し伊東温泉を通り抜けてしばらく進むと、左右に形の良い山が見えます。国道の左側(海側)にある小さな山が高さ321メートルの小室山で、右側(内陸側)の山が大室山です。高さ580メートルの大室山は伊豆東部火山群の中で最も大きく、お椀を伏せたような形が特徴です。この円錐台の地形はスコリア丘と呼ばれ、約4,000年前の噴火によりできました。毎年2月の第2日曜には「山焼き」が行われ、観光客の目を楽しませています。
山頂では大パノラマが楽しめます
大室山は小室山と共に『伊東八景』に数えられ、山頂までは有料の登山リフトに乗って行くことができるので、時間があればぜひどうぞ。火口縁をぐるりと一周できる「お鉢周り」が楽しめますよ。山頂からは箱根連山や富士山、天城連山などの山並みをはじめ、相模湾に浮かぶ伊豆大島や伊豆七島などの眺望が楽しめます。麓には約40,000平方メートルの広大な敷地に桜が数千本植えられている「さくらの里」もあります。多品種が植えられていて、9月から翌年6月まで桜の花見ができるスポットとして人気です。
■ 基本情報
- ・名称:大室山
- ・住所:静岡県伊東市富戸大室山
- ・アクセス:【電車・バス】伊東駅発シャボテン公園行終点または伊豆高原駅発シャボテン公園行終点下車
- 【自動車】JR伊東駅より約15km約30分
- ・営業時間:-
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0557-37-6105 (伊東市観光協会・年中無休・9:00 ~ 17:00)
- ・料金:山頂リフトは有料
- ・駐車場 : あり(無料)
- ・公式サイトURL:http://itospa.com/nature_park/np_omuroyama/
- ・参考サイトURL:http://omuroyama.com/ 大室山リフト
4 . 河津七滝 (かわずななだる・河津町)
河津七滝(かわずななだる)は、約25,000年前に噴火した伊豆東部火山群の1つ「登り尾南火山」から流れ出た溶岩により造られました。上流部から釜滝 → エビ滝 → 蛇滝 → 初景滝 → カニ滝 → 出合滝 → 大滝、と連続して続きます。「滝」はすべて「だる」と読みますが、これは平安時代からこの地に伝わる民俗語が由来とのこと。平安時代から愛されてきた滝なんですね。エビ滝以外はどの滝も柱状節理が美しく、それぞれに特徴があります。
上流部から七滝めぐりをする場合は、水垂のバス停で下車し七滝散策すると下り道で比較的楽です。ただ釜滝から初景滝までは、遊歩道が整備されているとはいえ山道なので、服装や靴などには気を付けてくださいね。
自動車で向かう場合は、七滝観光センター付近の駐車場を利用すると便利です。自動車で訪れて滞在時間が短い時は、舗装されている遊歩道を通って行ける出合滝から初景滝までがおススメです。
なお伊豆半島で最大級の大きさを誇る大滝は、遊歩道が地元旅館の敷地のため2016年3月現在は有料です。河津町が2016年4月頃に遊歩道の敷地を買い取り、その後、整備工事を進め8月から9月頃には一般無料開放となるそうです。楽しみですね。
■ 基本情報
- ・名称:河津七滝
- ・住所:静岡県賀茂郡河津町梨本
- ・アクセス:【自動車】沼津I.Cより河津七滝温泉まで約1時間20分
- ・営業時間:-
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0558-32-0290(観光協会)
- ・料金:大滝を除き無料
- ・駐車場 : あり
- ・公式サイトURL:http://www.nanadaru.com/index.html
5 . 峰温泉大噴湯公園 (河津町)
峰温泉大噴湯公園では国内でも珍しい間欠泉を気軽に観ることができます。間欠泉は自噴泉とも言い、その名の通り一定周期で噴き出す温泉です。この峰温泉の大噴湯は「東洋一の間欠泉」と呼ばれたこともある立派な間欠泉です。公園内は無料で、現在では毎日7回(9:30・10:30・11:30・12:30・13:30・14:30・15:30)、各1分間程度噴き上がります。その高さ約30メートル! いつでも100℃の温泉が地下から自噴します。公園内には足湯処や地場産品の直売所があり、週末には多くの観光客で賑わいます。大噴湯たまご作り体験も人気ですよ。
■ 基本情報
- ・名称:峰温泉大噴湯公園
- ・住所:静岡県賀茂郡河津町峰446-1
- ・アクセス:【電車・バス】伊豆急行「河津駅」から路線バスで5分、「峰温泉」バス停下車後、徒歩約1分
- 【自動車】東名高速道路 沼津I.Cより約1時間30分
- ・営業時間:9:00 ~ 16:00
- ・定休日:毎週火・金曜日 および年末年始
- ・電話番号:0558-32-0290
- ・料金:無料
- ・駐車場 : あり(無料) ※桜まつり期間中は有料
- ・公式サイトURL:http://www.kawazu-onsen.com/event/funnto/funnto.html
6 . 土肥金山 (伊豆市)
火山活動が活発だった伊豆半島には、金が採れる鉱山がいくつかありました。土肥金山もその中の1つで、かつては佐渡金山に次ぐ産出量でした。昭和40年(1965年)に閉山しましたが、坑内の一部を整備し昭和47年(1972年)に一般観光客へ公開しました。坑内には江戸時代の採掘の様子がよく分かるように、と等身大の電動人形が設置されています。鉱山では男性はもちろん、女性も貴重な働き手だったんですね。
世界一の金塊に触れます!
併設された黄金館ではギネスブックで世界一に認定された金塊に直接触ることができます。この金塊、重さはなんと250キロ! そして時価12億円以上! 目映いばかりの金塊にぜひ、触れてみてくださいね。金運がアップするかも!?また砂金館では、有料ですが温泉砂金採りも体験できます。大人からお子さんまで楽しめますね。
お土産品も金山にちなんだものが多くあり、形や色だけではなく、金箔チーズケーキや金箔あめなど金箔が取り込まれたお菓子も人気です。「もっと贅沢に金箔を食べてみたい」方は食用金箔をどうぞ♪ お汁粉やアイスなどの上にかけて、贅沢なデザートに変身させてみてはいかがでしょうか。
■ 基本情報
- ・名称:土肥金山
- ・住所: 静岡県伊豆市土肥2726
- ・アクセス:【自動車】東名高速 沼津I.Cまたは新東名 長泉沼津I.Cから伊豆縦貫道(無料) → 伊豆中央道(有料)/修善寺道路(有料) → 修善寺経由 → 国道136号線 → 土肥温泉(約65分
- ・営業時間:9:00 ~ 17:00
- ・入場受付時間:9:00 ~ 16:30 ※坑内めぐり・砂金採り体験希望の方は15:50までにチケット購入のこと
- ・定休日:平成28年12月13・14・15日(3日間)※詳しくはお問い合わせください。
- ・電話番号:0558-98-0800
- ・料金:観光坑道・黄金館 大人(中学生以上)…860円 / 小人(小学生以上)…430円 / 幼児…無料 ※団体割引あり
- ・温泉砂金採り体験:大人…720円 / 小人…610円 ※団体割引あり
- ・体験受付時間:9:00~16:20
- ・所要時間:観光坑道と黄金館…約30分
- ・駐車場 : あり
- ・公式サイトURL:http://www.toikinzan.com/
7 . 天窓洞 (西伊豆町)
西伊豆町の堂ヶ島海岸は、白い地層が美しい人気の観光スポットです。この白い地層は海底火山の噴火にともなう火山灰で、海底が隆起し波の浸食により海蝕洞のほか、亀島や蛇島のような特異な景観を造り出しました。この堂ヶ島で一番の人気スポットは、なんと言っても天窓洞! これは大きくなった海蝕洞中央の天井が丸く崩れて穴が開き、天窓となったものです。この天窓から洞内に光が入り、水面がきらきらと輝く様子を遊覧船に乗って見ることができます。
天窓洞の周辺には遊歩道もあり、気軽に海辺を散策することもできます。遊覧船の別コースには野猿で有名な波勝崎あたりまで行き、帰りに千貫門や赤壁などを巡るコースもありますよ。トンボロ現象により干潮時には海の中に道が出きる三四郎島へも、ぜひどうぞ。
■ 基本情報
- ・名称:天窓洞
- ・住所:静岡県賀茂郡西伊豆町仁科
- ・アクセス:【電車・バス】◆伊豆急行 下田駅から東海バス堂ヶ島行きに乗車約60分、堂ヶ島バス停下車後、徒歩約1分
- ◆伊豆箱根鉄道 修善寺駅から東海バス松崎行きに乗車約90分、堂ヶ島バス停下車後、徒歩約1分
- 【自動車】◆東名高速沼津I.Cより国道1号線 → 伊豆中央道経由で約75km
- ◆下田市から国道414号線 → 県道バサラ峠を越え136号線経由で約30km
- ・営業時間:<堂ヶ島マリン> コースにより異なる
- ・定休日: <堂ヶ島マリン>年中無休 ※荒天時欠航
- ・電話番号:<堂ヶ島マリン>0558-52-0013
- ・料金:<堂ヶ島マリン> コースにより異なる
- ・駐車場 : あり
- ・公式サイトURL:http://www.town.nishiizu.shizuoka.jp/kakuka/kankou/syouko/meisyo/tensoudou.html
- ・参考サイトURL:http://www.izudougasima-yuransen.com/index.html 堂ヶ島マリン
8 . 大瀬崎 (おせざき・沼津市)
伊豆半島の北西部にちょこんと飛び出た岬が大瀬崎です。飛鳥時代に起きた大地震により島として隆起し、その後、伊豆半島と島との間に砂洲ができ現在のような陸繋島となりました。大瀬崎の東側は遠浅の浜辺となっていて、海水浴やダイビングスポットとして人気です。大瀬崎の先端部中央にある神池は、海からごく近い場所にありますが、なぜか淡水の不思議な池です。そのために「富士山に沁み込んだ地下水が湧き出ている」とも。真偽は分かりませんが、池には鯉が泳いでいるので、お確かめくださいね。
毎年、4月4日には「大瀬まつり」と呼ばれる大瀬崎神社の例大祭が行われます。カラフルな大漁旗をなびかせた踊り船が出航し、駿河湾へ春の訪れを告げます。「天下の奇祭」の異名を取るこのお祭り見学も楽しそうですね。
毎年、夏休みには多数の海水浴客で賑わう大瀬崎。ダイビングは荒天時以外、いつでもできるようです。
■ 基本情報
- ・名称:大瀬崎
- ・住所:静岡県沼津市西浦江梨
- ・アクセス:【自動車】東名高速道路 沼津I.Cより約1時間
- ・営業時間: –
- ・定休日:無休
- ・電話番号: 055-934-4747 (沼津市産業振興部観光交流課)
- ・料金: 無料
- ・駐車場 : あり(有料)
- ・公式サイトURL:http://www.city.numazu.shizuoka.jp/kankou/asobu/osezaki/index.htm
- ・参考サイトURL:http://www.osezaki.jp/ 大瀬海浜商業組合
大型火山からプレゼントされた豊かな自然があふれている伊豆半島。近年では陸路のほか、清水港からフェリーでの海路も一般的になってきましたね。ジオサイトで楽しんだ後は、ゆったりと温泉に入ったり、新鮮な海の幸・山の幸に舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。
素材提供:トリップアドバイザー