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東大和市内には、あちこちに、美術工芸品(モニュメント)があるのをご存知ですか?東大和市では、都市景観形成事業の一つとして、これまでに27体のモニュメントを設置してきたそうです。芸術性を追求するだけでなく、市民の方が身近に感じて親しめるように、市内に伝わる「よもやま話」などを主なテーマとしています。そんなモニュメントのスポットを、一つ紹介します! この地域のおすすめ記事
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清水神社とは?
清水神社は、東大和市清水にある清水神社です。清水神社の創建年代等は不詳ながら、建保2年(1214)の創建とも伝えられ、氷川社と称して(村山貯水池の湖底となった)石川の谷ツに鎮座していたといいます。江戸時代には社領5石の御朱印状を拝領、明治8年村社に列格していました。村山貯水池建設に伴い、大正8年頃に氷川神社と熊野神社とを合祀、当地に移転したといいます。どんな魅力が?
この神社の「清水囃子」という祭り囃子は、東大和市の文化財に指定され、現在も受け継がれています。社殿の横にモニュメントが建てられています。幕末に始まった清水囃子。清水神社境内にあった公会堂で練習が行われており、神社の森に笛や太鼓の音が響きました。農家が休めるのは冬の時期なので、毎日寒げいこが続いていたようです。 昭和二十八年に、しばらく途絶えていたお囃子が復活し、現在も祭礼や市の催し等で演じられています。
周辺のおすすめ観光スポット
三光院
創建年代は不詳ですが、開山した住職が延文2(1357)年に亡くなったという記録があります。大正12(1923)年に現在地へ移転するまでは、下貯水池の取水塔付近にありました。市内では徳川氏から土地を与えられた唯一の寺院で、寺領3石と境内1万坪を持っていました。15通の朱印状(内3通は氷川神社宛)が市指定文化財(市重宝)となっています。境内は静かで、手入れのゆきとどいた庭園です。豊鹿島神社
慶雲4(707)年の創建と伝えられ、市内で最も古い神社とされています。江戸時代には13石の社領を持っていました。本殿は天文19(1550)年に建てられ、一間社流造、こけら葺、軸部丸柱という、関東地方でも現存が珍しい中世の神社建築様式のもので、東京都指定文化財になっています。また、木製の狛犬と獅子頭が市指定文化財(市重宝)に指定されています。狭山緑地の西側にあり、古いたたずまいを残しています。八幡神社
神社明細帳には、創立年暦不詳、太古より鎮守と公称し、天正3(1575)年に再興、とあります。 狭山緑地東側の入口の森林の中にあり、昔ながらの面影を残しています。神社入口の階段のわきにあった樹齢270年の杉の大木の根が、本殿の横に置かれています。近くに市史跡の八幡谷戸遺跡があり、その出土品は市指定文化財(市重宝)に指定されています。■ 基本情報
- ・名称:清水神社
- ・住所:〒207-0004 東京都東大和市清水三丁目786番
- ・アクセス:武蔵大和駅から徒歩約5分