都会の喧騒から離れた美しい森に建つ、「伊万里トラピスチヌ修道院」

Oryzias

ベネティクトの戒律による修道精神を基礎とした伊万里の聖母トラピスチヌ修道院。北海道に日本初の女子修道院が出来てから、各地に厳律シトー修道会をルーツに伊万里にも聖母トラピスチヌ修道院が出来ました。現在でも、厳格な戒律を守り修道女が祈りを捧げ自給自足の生活をおくっています。

１、伊万里トラピスチヌ修道院とは

伊万里の山奥に静かに佇むトラピスチヌ修道院。今でも1日に7回の祈りを捧げて、自足時給の生活を送っています。自然に囲まれた美しい場所です。

2、伊万里トラピスチヌ修道院の見どころ

1、シンプルな建物

真っ白な建物は、厳粛で美しい佇まいを見せてくれます。疲れを癒し自分を見つめ直す為に足を運びたくなってしまいませんか？本当にシンプルな建物なので、きらびやかな協会のイメージはありません。

2、マリア像

修道院の入り口には、幼子イエスを抱いた聖母マリアの像が立っています。白く美しいマリア像は伊万里焼だとか。草木がマリア像を守るように繁っているのもスゴいですね。

3、キリストと十字架

キリスト教のイメージでもある、磔になったイエスの像。伊万里のトラピスチヌ修道院では焼き物を多く見ることになります。マリア像は焼き物で、伊万里焼の素材を用いて十字架やマリア像を制作しています。

4、修道院と塩

ガラパゴス諸島の西に浮かぶ絶海の孤島「クリスマス島」は神様の島と呼ばれ文明から隔たった美しい島で、大気汚染や海水汚染とは無縁でミネラルが豊富な海底海流に恵まれています。此処では天日塩の結晶が生まれ、まるで水晶のような塩が出来上がります。キリバス共和国の塩田を援助しているトラピスチヌ修道院で粉末、クリスタル塩が購入出来ます。

5、焼き菓子

トラピスチヌ修道院では焼き菓子を販売しています。国産の小麦粉に自然飼育の鶏卵を使った、やさしい味のクッキーが人気。焼き菓子には、伊万里トラピスチヌ修道院の外観が焼かれています。マドレーヌはフランス伝統を引き継いだ固めの食感で一度食べると病みつきになってしまいます。全てが手作りで素朴な味になっていて、お土産にも人気があるそうです。

3、伊万里トラピスチヌ修道院に行った人の声

伊万里トラピスチヌ修道院＞高い吹き抜け空間から降ってくる光が聖性を帯び、ステンドグラスでなく障子を用いるなど光の性格づけが印象的。片持ち（吊り）の人工照明も美しい。外観ファサードでは下部の鉄骨柱が水平方向に連続した部分が好きで、また、アクロバティックな雨樋が面白かった。
— 池田　類 (@louiseainthesky) 2011, 3月 9

明日スタートの『修道院のお菓子と手仕事』(大和書房刊)のフェア＠恵文社一乗寺店で販売する商品その①。写真右：伊万里トラピスチヌ修道院のリングケーキ。左：伊万里焼のクリスマスセット(伊万里ブルウの陶器の三点セット)。どちらもおまけ付。 pic.twitter.com/gp630lrodk
— すみれの言葉 (@sumire_gingetsu) 2013, 11月 1