東京で本場のマレーシア料理が味わえる店はココ！おすすめ店7選をご紹介！

マレー、中国、インドの3つの料理が融合したマレーシア料理を東京で楽しんでみませんか。そこで、美味しいと評判のレストランを厳選してご紹介。いずれも、マレーシアの食材、レシピにこだわる人気店ばかりです。それぞれのお店の味を確かめる「レストラン巡り」も良いかもしれませんね。

1.　ペナンレストラン

地下鉄「芝公園駅」A1出口を出て、首都高沿いの通りを東進、最初の信号角に建つ「加藤ビル」1階に店を構える「ペナンレストラン」は2012年オープン、客席25席のマレーシアレストラン。ペナン出身のオーナーシェフが家族で経営する隠れ家的なお店です。

意外に広い店内は、ウッディーな雰囲気の肩肘の張らないカジュアル空間。客席は、カウンター席とテーブル席の構成です。月1回、土曜日の夜に開かれるナシカンダー食べ放題の「ナシカンダーnight」も魅力の一つ。詳しくは、HPあるいはFaceBookで確認して下さいね。

ここのオススメは、10種類以上のスパイスでまる1日かけてスペアリブを煮込んだ「バクテー（1,280円）」。箸で簡単に骨から外せるほどの柔らかく煮こまれた肉と、深い味わいのスープの絶妙なバランスは癖になるほどの美味しさです。木金限定メニューなのでご注意を。

マレーシアの国民食を堪能したいなら「ナシレマ」がオススメ。ココナッツミルクで炊いたライスにメインのおかず＋ゆで卵＋ピーナッツとイカンビリス＋マレーシアのサンバルソース（チリソース）などが組み合わせてあります。これらを混ぜて食べるのがマレーシア風なので参考にしてみて下さい。ランチでは上記のバクテーやナシレマ、ホッケンミー（海老ラーメン）などがあります。

2.　馬来風光美食（まらいふうこうびしょく）

JR荻窪駅北口を出て青梅街道を東進、「荻窪駅前入口交差点」の次の角に建つ「SAKAIビルディング」地下1階に店を構える「馬来風光美食」は2000年オープン、客席13席のマレーシア料理のお店。オーナーシェフ、エレンさんの明るい気配りも魅力の人気店で、予約必須ですよ。

こじんまりした店内は、異国情緒に溢れるアットホームな空間。壁に貼られた、お笑い芸人の色紙が、このお店の美味しさを物語っています。客席は、カウンター席とテーブル席の構成。肩を寄せ合うようにカウンター席に座れば、エレンさんとの話も弾み、常連さんともすぐ親しくなれますよ。

ここでのおススメは、エレンさん特製のソースに漬け込んだ鶏肉を、ペーパーで包み高温で揚げた「ペーパーチキン（500円）」。熱々の包み中のチキンは、想像を超えた柔らかさと、癖になるほどのコク深い味わいです。その他、20種類上のスパイスで煮込んだ「バクテー」も人気ですよ。

日本人に親しみやすい中華系マレーシア料理を堪能できます。本格無化調にこだわり、産直スパイスが効いた逸品をどうぞお召し上がりください。メニューには店名が付いた馬来風光や定番のナシゴレン、チキンライスなどが並びます。サテは東南アジア諸国で食べられている串焼き料理でスパイスの効いたオリジナルソースで味付けされています！

3.　マレーアジアンクイジーン（Malay Asian Cuisine）

JR渋谷駅東口を出て、青山通りを東進、「宮益坂上交差点」から140mほど東に建つ「SANWA青山ビル」2階に店を構える「マレーアジアンクイジーン」は2014年オープン、客室65席のレストラン。マレーシア人シェフが作る本格的なマレーシア料理をいただけるお店です。

ゆったりと席が配された店内は、黒を基調としてまとめられたシックな落ち着いた空間。客席は、カウンター席とテーブル席の構成で、ソファー席や個室も設けられています。子供OKというのも嬉しいところ。たまには、家族でマレーシア料理を楽しむのも良いかもしれません。

オススメは、看板料理「ローストチキン（1羽:2,800円）」。まるごと1羽の鶏を店内で、2日間掛けてジックリとローストした逸品です。パリッとした皮の食感と、フックラとした肉の旨味は絶品の一言。チリソースを付けても良し、ご飯をいただきながら味わうのもまた良しの料理です。

夏はマレーシア料理を味わうのにぴったりの季節。平均気温30度のマレーシアで食べられている料理には元気になれる食材がたっぷりと入っているそうです！カレーやマレーシアでよく使用される空芯菜の炒めものなど沢山食べて元気をもらって下さいね。上記で紹介したローストチキンは特におススメの絶品メニュー。要予約なので来店３日前までに連絡を入れて下さいね。

4.　マレーチャン（Malaychan）

地下鉄「池袋駅」1a出口を出た四つ角を南進、次の四つ角を右折して96mほど、路地を挟んで西池袋公園の前に佇む「マレーチャン」は1994年オープン、客席50席のマレーシアレストラン。マレーシアに魅せられた日本人ママ手作りの「マレーチャンソース」を使った料理が人気の老舗店です。

こじんまりした店内は、マレーシアの小物などがアチラコチラに置かれたアジアンテイストいっぱいのお洒落な空間。客席は、テーブル席のみです。子供OKというのも嬉しいところ。池袋の喧騒から一歩離れた静かな空間でゆったりと美味しい料理を家族で楽しんでみませんか。予約してどうぞ。

オススメの一品は「ココナツチキンカレー（大:1,360円）」。クリーミーながらジワーっと後から来る辛味が癖になるほどの美味しさです。その他、「金目鯛のヘッドカレー（1,680円）」など140種類上の豊富なメニュー…、どれをとっても文句なしの美味しさです。

イスラム教徒が多いマレーシア国民の為に「ハラル料理」というのが存在します。日本でよく食べられている豚肉を一切使わず、ハラールを尊重した食材を使って美味しい料理を作っています。ハラール認定を受けていますので、現地の方でも安心していただけるのが魅力ですよ。現地で買い付けた食材を日本で存分に満喫して下さいね。

5.　マレーカンポン （Malay Kampung）

地下鉄「八丁堀駅」A5出口を出て、新大橋通りを北進して「八丁堀交差点」を左折、更に「八丁堀2丁目交差点」を右折しすぐに左折した路地の「森田ビル」2階に店を構える「マレーカンポン」は2010年オープン、客席30席のレストラン。マレーシア人のシェフが作る料理が人気のお店です。

ちょっと手狭な店内は、ゴザで覆われた壁、バティック生地が掛けられたテーブルや天井から下る赤提灯などアジアンテイストなカジュアル空間。客席は、テーブル席のみが用意されています。料理はもちろん、マレーシア人スタッフの陽気な接客も魅力の一つ。思わず、こちらも楽しくなってしまいます。

おすすめは、自家製の唐辛子ベースの調味料「サンバル」と海老ペーストを発酵させた「ブラチャン」で炒めた「ナシゴレンカンポン（1,000円）」。コクのある辛味は、食欲をそそりアッと言う間に完食です。

特にオススメなのが予約必須の３メニュー。パリッとふっくら食感の「ローストチキン」、マレーシアのおでんにあたる「醸豆腐（ヨントウフ）」、１０種類以上の漢方で煮込まれた鶏のスープ「鶏骨茶（チクテー）」、どれも見た目からインパクトがあり注文したくなる一品ばかりです。日本人が好きなマレーシアの屋台の味を再現しているので、屋台感覚でOKだそうですよ！

6.　マレーチャン dua （マレーチャン2）

地下鉄「東池袋駅」7番出口から2分、通りを挟んで「あうるすぽっと」の西側に建つ「サカエビル」1階に店を構える「マレーチャン dua」は2011年オープン、客席24席のマレーシアレストラン。ママ手作りの「マレーチャンソース」を使った料理が人気の「マレーチャン」の2号店です。

こじんまりした店内は、マレーシアの伝統的な木彫「イナクラフの壁飾り」などがディスプレーされたシットリと落ち着く上質な空間。客席は、カウンター席とテーブル席の構成でソファー席も設けられています。もちろん子供もOK。家族での食事をゆったりと楽しんでみませんか。予約してどうぞ。

ここのオススメは、豚肉を漢方で煮込んだ薬膳料理「バクテー（肉骨茶:950円）」です。現地マレーシアに足を運び選び抜いた9種類の香草や薬草で煮込んだスペアリブや具材は、チリソースなどにつけて味わい、スープはご飯にかけてどうぞ。健康と美肌効果に優れた、女性に人気の料理です。

マレーシアの名物麺「ワッタンホー」やマレーチャンソースと海老のコラボを楽しめる「エビ麺」など、魅力的な麺料理も充実のラインナップです。ドリンクでは、マレーシアのタイガービールも味わっておきたいところですね。メニューが豊富で何度も足を運んでいる方が多いですよ！美味しいマレーシア料理を是非ご堪能下さいね。

7.　馬来西亜マレー

小田急「祖師ケ谷大蔵駅」北口を出て、お花屋さんの東側の商店街を北進、世田谷祖師谷四郵便局南側を左折して180m、自宅の1階を店舗にしたという「馬来西亜マレー」は客席18席のレストラン。全国カレーランキングで1位を獲得したほどの絶品料理をいただけるお店です。予約必須ですよ。

こじんまりした店内は、デザイナー出身の店主夫妻が手がけたという、手造りのインテリアや調度品が醸し出すお洒落な空間。客席は、テーブル席のみで、地元の人はもちろん新幹線でやってくる遠方の隠れファンもいるという人気店です。

ランキング1位のアジアンカレーはもちろん、「バクテー・バビ・アラカルト（1,705円）」もオススメの一品です。シェフが、オリジナルのレシピで創り上げた漢方スープの豚肉煮込み。化学調味料を一切使わない体に優しいバクテーのスープはご飯にかけていただきましょう。

“日本テイスト”のマレーシア料理がコンセプト。心はマレーシアと書かれているように、マレーシア料理をメインに数々の料理をご用意しています。先程紹介したバクテー・バビ・アラカルトは豚肉煮込みですが、豚が苦手な方でも味わえるように海老バージョンの「バクテー・ウダン・ライス」もあるそうです。医者いらずと言われる健康的な料理ですので、好みに合わせて楽しんでみて下さい。

以上、東京でマレーシア料理をいただける7店でした。アジアンテイストいっぱいのカジュアルなお店から、デートにも使えそうなオシャレなお店までバラエティに富んだラインナップ…、でも、どのお店の料理も絶品の美味しさです。

素材提供：トリップアドバイザー