音威子府村は北海道一の小さな村！北海道「音威子府村」の魅力がわかる基本情報

音威子府村（おといねっぷむら）とは？

広大な面積を誇る北海道の中で、一番小さな村です。上川地方北部にあります。

この「音威子府（おといねっぷ）」という珍しい地名は、アイヌ語の「オ・トイネ・プ」、泥で汚れている河口、というような意味に由来するとされ、音威子府川が天塩川に合流する地点が泥で濁っていたためこのような名がついたと言われています。

音威子府村の魅力

「森と匠の村」というコンセプトの元、木をつかった特産品などがあります。道の駅の店内には木の香り漂い、木工品のおみやげも買うことができます。豪雪地帯でもあり、冬場はスキーを楽しむことができる他、雪と光との幻想的なコラボを楽しめるイベントも予定されている様です。

おすすめ観光スポット

エコミュージアムおさしまセンター

旧音威子府村立筬島小学校を活用したものです。彫刻家、砂澤ビッキ氏が、生前、この場所をアトリエとしており、現在は砂澤ビッキ氏の作品が展示されるミュージアムとなっています。

砂澤ビッキ氏は、大胆かつ繊細で、原始を感じさせながらもモダンな雰囲気を漂わせる作風で、国際的にも有名な彫刻家であったそうです。

こちらのエコミュージアムでは、そのビッキ氏の作品を、「風の回廊」、「トーテムポールの木霊」、「アトリエ」、「ギャラリー」、「樹氣との対話」、「いないいないばぁー」の順に鑑賞できます。

高橋昭五郎　彫刻の館

「愛、祈り、そして感謝の気持ちを込めて木と対峙する」との姿勢で木に彫刻を施し続けた芸術家・高橋昭五郎氏の作品の数々を展示する美術館です。美しい形を施された木が立ち並ぶさまは見事です。

氏の意向で、展示されている作品には自由に触れることができ、その手触りを堪能できます。重たい作品や組み合わせで外れる部分があるので、触れる際には十分な注意が必要です。

おすすめホテル

天塩川温泉

日帰り温泉入浴の他、宿泊もできる施設です。雄大な自然を眺めながらつかる露天風呂が素敵です。お部屋は洋室も和室もあります。

おすすめ名産グルメ

「北の道の駅」おといねっぷ

名物の音威子府そばや、ラーメンがいただけます。蕎麦は19もの種類があり、お土産に売店で買うこともできます。ラーメンは醤油味（黒）・塩味（白）・味噌味（金）で14種類。おやつやデザートにソフトクリームもいただけます。

売店では、蕎麦の他、村の特産品の木工品・はちみつ・羊羹・オリジナルキーホルダーなどをおみやげに買うことができます。

イベント

おといねっぷ夢あかり

音威子府高校裏特設会場にて予定されているというイベントです。色とりどりの光が、雪景色を幻想的に浮かび上がらせます。

アクセス

音威子府村役場辺りまでのアクセスは、以下の様になります。

自動車で行く場合

旭川より2時間30分、稚内より2時間、札幌より4時間（高速道路利用）くらいです。

JR（1日特急3往復）で行く場合

札幌～旭川～音威子府で3時間5分ほど、旭川～音威子府で1時間35分ほど、稚内～音威子府で1時間55分ほどです。

バスで行く場合

 道北バス利用・旭川～音威子府で2時間40分ほど、宗谷バス利用。稚内～浜頓別～音威子府で4時間30分ほどです。




 「北海道」の名前の由来を語る碑も、音威子府村に存在します。豊かな自然を満喫しながら、国際的な芸術家の作品をも楽しめるこの地、楽しんできてくださいね！