マレーシアの古都マラッカへ行ってみたくなったら。

マレーシアと聞けば、首都のクアラルンプールやペナン島、ボルネオ島をイメージされるかもしれません。今回は2008年7月にペナン島・ジョージタウンと共にマレーシアで初めて世界文化遺産に登録されたマラッカについて紹介します！

マラッカとは?

マラッカでできること

16世紀の大航海時代以降ポルトガル、オランダ、イギリスに植民地支配を受け第二次世界大戦中には日本に占領された過去を持っています。1957年に独立を果たすまで446年も植民地支配を受けていました。そのため、街にはヒンズー教、イスラム教、国仏教寺院、キリスト教会などが入り混じっています。

マラッカの見どころ

クライストチャーチ　Christ Church

1753年に完成したオランダ建築の木造のプロテスタント教会です。オランダ広場にあります。現在も教会として利用されており、曜日と時間帯により英語・中華語・インドのタミール語による礼拝が行われています。礼拝のない時間帯には観光客にも公開されています。ただし、教会内部は撮影禁止です。

マラッカ王宮博物館　Melaka Sultanate Palace

1396年に建国されたマラッカ王国のシンボルとしてマラッカ港を見下ろす西側丘陵地に建てられた宮殿。しかし、1511年に焼き払われてしまいました。マレーシア独立後現在の場所に移して復元されました。伝統的な高床式のマレー建築でくぎを一本も使わず、組木で建てられています。

開館時間は午前9:00～17:00（16:30まで入館可能）。月曜休館日および金曜日の午後12:45～14:45まで休館。館内は土足厳禁です。マラッカ王朝時代の歴史に関する展示物を見ることができます。

ヴィラ・セントーサ（マレー民族博物館）

マラッカ中心部北部に広がる「カンポン・モルテン」というほぼ100％マレー民族（イスラム教徒）が住む地区には、マレーハウス（高床式の住居）が建ち並びます。そのマレーハウスの博物館であるヴィラ・セントサにはマレー系の人々の生活用品や家具などが展示されています。

入場料は無料なのですが、寄付を求められます。ひとり5リンギを目安にどうぞ！

ジョンカーストリート

マラッカ旧市街（チャイナタウン）にある人気ストリート「ジョンカーストリート」。骨董品や家具、特産物のほか、カフェや屋台、トレンドのファッション店、お土産屋さんなどがあります。毎週金・土・日の午後6時から深夜0時までは一般車両を通行止めにして歩行者天国となり、ナイトマーケットが開かれます。

トライショー

観光客向けに派手な装飾を施したサイドカー付き自転車「トライショー」。せっかくなので、一番派手でかわいいトライショーに乗って、観光に出かけませんか。貸し切り一時間あたり40リンギット、写真撮影のみなら２リンギを目安に値段交渉をしてみましょう。

旅行者の声

歴史的な色々な側面、宗教的な色々な側面がみられるマラッカは魅力が満載ですね。ゆっくりと滞在しマラッカを満喫してください。