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五稜郭に観光しにいく時に知っておくと更に楽しめるであろう秘密。 一緒に行った人に得意げに話せるような五稜郭のウンチク。 そんな五稜郭のいろいろをこの記事ではご紹介いたします！
1.五稜郭ってなぜ作られたの？
もとは函館開港を機に防衛力を強くするよう、そして役所の移動問題などを解決するために、幕府が日米和親条約締結のもとに造られたと言われています。
http://yablog.blog6.fc2.com/blog-entry-367.html
五稜郭の設計を考案したのは洋式軍学者である武田斐三郎。
最初は、外国の脅威に対抗するために作成するよう計画があったが、その脅威が薄れ、建造目的が国家の威信となったようです。 ■しかし、箱館奉行所の造りが仇に？・・・
http://inoues.net/club/goryokaku.html
箱館戦争の際には、箱館奉行所の天辺部分が砲台射撃の標的となってしまい、旧幕府軍がそれを慌てて撤去したという話もあります。
そのせいで要塞としての機能が一気に弱まったとも言われています。 2.土方歳三と五稜郭の関係は？
http://www.asobube.com/database.cgi?dbnum=90&dbkonum=0
知る人ぞ知る、新撰組の副隊長としてその名を轟かせた土方歳三（ひじかた としぞう）。
小さな頃は暴れん坊で「バラガキ」（茨のようなトゲがある乱暴な子、の意味）と呼ばれていたそうです。箱館戦争時にはこの五稜郭を占領して本陣とし、この五稜郭を主軸に激しい戦争を行ったとされます。 ■五稜郭には土方のブロンズ像があります。
http://bakumatsu.org/photos/view/250
新撰組の時には、近藤勇の補佐とし、多くの武名を顕し、さらには部隊内での厳しい規律などを行い「鬼の副長」と称されて恐れられていたと言う。3.なぜ星形の形をしてる？
http://portal.nifty.com/kiji/130730161300_1.htm
五稜郭タワーの上から見るとわかるのですが、五稜郭は綺麗な星形をしています。
これは、当時ヨーロッパなどで発達していた西洋型の城郭に習ったもので、星形城郭または、稜堡式城郭
という呼び名で呼ばれていたといいます。 ■海外の要塞サンプル
http://blogs.yahoo.co.jp/uuatanabetakahiko/archive/2010/03/31
砲撃の際などに、死角がないというのが最大のメリットです。
http://blog.livedoor.jp/ittekitakara/archives/29223028.html
このように、いかに五稜郭が海外の要塞の姿を取り入れて造られたのかがよくお分かりになったでしょうか。それにしても見てるだけでかっこいいですよね。いかにも要塞！というイメージです。 4.箱館戦争と五稜郭の関係は？
箱館戦争は、戊辰戦争の中のひとつで、旧幕府軍と新政府軍とが戦う最後の戦争でもありました。別名「五稜郭の戦い」とも言われています。
http://www.hakodate-bugyosho.jp/about3.html
明治元年に土方率いる軍がこの五稜郭を占領し、戦闘時の本陣場所となりました。
しかし、明治2年に新政府軍からの箱館総攻撃を受け、土方軍は徐々に孤立してしまい、乱戦中に銃弾に倒れてしまいます。 ■徳川幕府脱走兵之士たちの写真
http://dounan.exblog.jp/i26/2/
その後も、激しい闘いが周囲では行われたといいます。
今でもその五稜郭には土方含む、戦死者が共に埋葬されたとも言われています。 
