東洋のガラパゴスと言われる父島は大小30あまりの島々からなる小笠原諸島の1つですが、人が暮らしているのはここと母島だけなんです。飛行場もないため、小笠原を訪れる手段は船しかありません。そんなまだまだ手つかずの自然が残る島で、今年の夏は思いっきり遊んでみませんか?
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東京都小笠原村に属し、小笠原諸島最大の島が父島です。東京からの定期便「おがさわら丸」が出ていて、25時間半程度で父島の二見港に到着します。 https://www.env.go.jp/park/ogasawara/photo/view.php?l=11
父島は陸地から隔離された島で、貴重な固有種が存在し島全体が国立公園に指定されています。 http://www.eurasia.co.jp/travel/tour/JO10
更に海には美しい珊瑚礁に熱帯魚が泳ぎ、イルカが回遊し、クジラの子育ての場所ともなっています。東京からほど近い南国の楽園なのです。 http://seagullgroup2.blog59.fc2.com/blog-date-200906.html
■ 基本情報
- ・父島の面積: 約24平方km
- ・父島の周囲: 約52㎞
- ・父島の道路: 一周約14km/車で約30分
- ・父島の人口: 約2000人
1.迷ったらここに!観光スポット
父島の観光スポットは島全体と言って良いでしょう。美しい海のダイビング、固有種の植物や 生物の案内を受けながらの山歩き、夜は美しい星空を堪能する。どれも最高です。 それらの合間に、島とその周囲のことをより詳しく知れるスポットを紹介します。島特有の固有種や貴重な生き物がある小笠原諸島では、山に登るときなどには気をつけてください。場所によっては「森林生態系保護区域」があり、服や身体についた別の場所の趣旨などを持ち込んではいけないところもあります。また、ヤギの侵入を防ぐ柵など簡易的なものもありますが、指示されているルールはしっかり守らなければなりません。自然豊かな小笠原諸島。その玄関口でもある父島は片道約26時間の船旅、1週間に1往復しかない「おがさわら丸」でしか行くことが許されないのです。しかし気軽に行くことができないからこそ惹かれるものがります。そんな父島の観光スポットをまとめてみました。http://15.pro.tok2.com/~satoubin/page_thumb246.htm
小港海岸
父島一番のオススメビーチ、村営バスの終点でもあります。夜は星が綺麗な事でも有名です。小港海岸のバス停ではベンガルボダイジュの巨木を見ることができます。周囲には八ツ瀬川が流れるだけで民家はありません。ビーチ自体は遠浅になっていますが、湾の左右には岩場もあります。シュノーケリングを楽しんだり、枕状溶岩を観察することもできます。トイレはありますが、シャワーなどの水道施設がないのでご注意。白い砂浜と青い海を満喫できる場所ですよ。父島は街中でも十分な星空が見えますが、ここ小港海岸ではそれよりもさらに満天の星空を見ることができます。そのさまはまさに天然のプラネタリウム!昼間であれば真っ青な海に白い砂浜でマリンスポーツを楽しんだりもできます。人が少ないのでプライベートビーチのようです。http://cello0630.exblog.jp/3928693/
小笠原海洋センター
アオウミガメの保護、増殖を目的とした施設です。 カメの子供を見たり、餌をあげたりできます。通称「カメセンター」。このセンター自体は見学無料となっています。センター内のミニツアーに参加する場合は500円が必要になってきます。ワンコインでミニツアーができるとなれば行くしかないですね!施設内にはアオウミガメやアカウミガメ、タイマイなどが飼育されています。食いしん坊のカメは人間が寄ってくると水槽から顔を出してきてくれますよ。クジラを見分けるクイズもあります。小笠原諸島はウミガメの宝庫とも言われていますが、自然に見ることはなかなか難しいもの。ここ「小笠原海洋センター」にくることで手軽にウミガメを見ることができます。移動手段はバスが主ですが、港から徒歩で行くことも可能です。http://blog.livedoor.jp/beach_comber/archives/51034507.html
■ 基本情報
- ・名称: 小笠原海洋センター
- ・住所: 東京都小笠原村父島字屏風谷
- ・アクセス:1、二見港から徒歩で30分弱 2、二見港から村営バスで約5分、海洋センター前
- ・営業時間: 9:00~12:00、13:30~16:00
- ・電話番号:04998-2-2830
- ・料金: 無料
小笠原ビジターセンター
小笠原の貴重な自然に関する情報がぎっしり! パネルや映像上映などを楽しみながら学べます。自然だけでなく、歴史や文化を学ぶこともできます。小笠原諸島は捕鯨基地や占領地など特異な道を歩んだ歴史があります。また、小笠原に生息する珍しい固有種などを分かりやすく知ることができます。東洋のガラパゴスとも言われている小笠原諸島。貴重な自然を保護するための活動や取り組みなども紹介されています。他にもさまざまなイベントが行われているのでぜひ足を運んでみてください。模型やパネルマルチスライドで小笠原諸島を紹介している施設が「小笠原ビジターセンター」。現在は本島から26時間もかかる小笠原諸島ですが、なんと明治期には8日間もかかっていたとか!さらにペリー提督が小笠原諸島に本文した歴史の展示もあります。http://www.tcpi.jp/works/cat_07.html
■ 基本情報
- ・名称: 小笠原ビジターセンター
- ・住所: 東京都小笠原村父島西町
- ・アクセス: 父島二見港から徒歩8分
- ・営業時間: 8:30~17:00
- ・定休日: おがさわら丸 父島出港中
- ・電話番号: 04998-2-3001
- ・料金: 無料