会津若松の観光に、歴史的な建造物はいかがでしょうか。江戸・明治時代から立ち続けている城や神社、墓地やお店などが存在していて、その多くは、有名な事件や人物に関係しているのです。「他には何も無いの?」と思う方、そんなことありませんよ!森林や猪苗代湖といった豊かな自然を眺めたり、伝統工芸品の手作り体験ができたりします!魅力あふれるこの市の中でも、多くの人々が訪れる人気なスポットを、まとめてご紹介します♪
1.鶴ヶ城(若松城)
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最初に紹介するのが、会津若松市の中心地・若松城。会津若松城とも呼ばれ、地元では鶴ヶ城の名で親しまれています。14世紀に葦名盛久が館を築いたことから始まったこの城は、幕末の動乱期に日本を支えた一人、会津藩主松平容保の居城として有名で、戊辰戦争の舞台にもなりました。 現在の天守閣は1965年に再建されたもので、中は会津の歴史や文化を紹介する博物館になっています2015年には天守閣再建50周年を記念して展示室が全面リニューアルされ、注目が高まっています。
基本情報
- ・名称:鶴ヶ城(若松城)
- ・住所:福島県会津若松市追手町1-1
- ・アクセス:まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「鶴ヶ城入口」下車徒歩5分
- ・営業時間:8:30~17:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0242-23-8000
- ・料金:大人410円 小人150円
- ・公式サイトURL:http://www.tsurugajo.com/turugajo/shiro-top.html
2.鶴ヶ城公園
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鶴ヶ城の敷地内は公園になっています。江戸時代に築かれた石垣などが多く残った敷地内の大半が史跡に登録されていて、当時の面影を見ることができます。また、1000本を超える桜が植えられていて、花の咲く時期にはライトアップによる夜桜も楽しめます。 公園内はボランティアガイドが常駐しているので、見どころをしっかり押さえたい人はぜひご利用ください。事前予約・実費負担で公園の外、城下町の案内もしてくれます。
基本情報
- ・名称:鶴ヶ城公園
- ・住所:福島県会津若松市追手町1-1
- ・アクセス:まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「鶴ヶ城入口」下車徒歩5分
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0242-23-8000
- ・料金:無料
- ・公式サイトURL:http://www.tsurugajo.com/turugajo/kouen.htm
3.麟閣
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鶴ヶ城の建物の多くは戊辰戦争を機に焼失してしまいましたが、茶室麟閣だけは当時のものがそのまま残っています。安土桃山時代の茶人、千利休の子である少庵がこの地にかくまわれている間に建てたとされ、東日本では珍しい草庵風の茶室です。 修繕を繰り返しながら大事に保存されてきた麟閣は、一見の価値あり。抹茶とお菓子を楽しむこともできるので、休憩がてら立ち寄りたいスポットです。
基本情報
- ・名称:麟閣
- ・住所:福島県会津若松市追手町1-1
- ・アクセス:まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「鶴ヶ城入口」下車徒歩5分(鶴ヶ城公園内)
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0242-23-8000
- ・料金:高校生以上200円
- ・公式サイトURL:http://www.tsurugajo.com/rinkaku/
4.福島県立博物館
http://lifewithcamera.cocolog-nifty.com/photoblog/2012/09/index.html
福島県立博物館は、鶴ヶ城の東隣にある大規模な博物館。1階建てのバリアフリーに対応した建物で、福島県の歴史・文化・自然を幅広く紹介・展示しています。福島について、ひと通り知りたい時にはおすすめです。 福島県立博物館の魅力は、企画展や講座の豊富さ。常設展示物も頻繁に変更されるので、何度行っても新しい発見ができます。
基本情報
- ・名称:福島県立博物館
- ・住所:福島県会津若松市城東町1-25
- ・アクセス:まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「三の丸口」下車すぐ
- ・営業時間:9:30~17:00
- ・定休日:月曜日(休日の場合は翌火曜日)、祝日の翌日(土日は開館)、12月28日~1月4日、その他臨時休館あり
- ・電話番号:0242-28-6000
- ・料金:一般・大学生270円
- ・公式サイトURL:http://www.general-museum.fks.ed.jp/
5.御薬園(会津松平氏庭園)
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鶴ヶ城に行ったらぜひこちらも! 鶴ヶ城から東へ歩いて15分ほどのところにある御薬園は、別名・会津松平氏庭園。鶴ヶ城と同じく室町時代の葦名盛久が起源とされる別荘で、江戸時代には歴代の会津藩主に愛されました。一年中様々な花が咲き、季節ごとに異なる風情を楽しめます。 薬草を栽培していたことから御薬園の名がついたこの庭園では、ここでしか味わえない秘伝の薬草茶やごま羊羹が売られています。庭園の歴史をぜひその舌でも楽しんでください。
基本情報
- ・名称:御薬園(会津松平氏庭園)
- ・住所:福島県会津若松市花春町8-1
- ・アクセス:まちなか周遊バスあかべぇ:バス停「御薬園入口」下車徒歩3分
- まちなか周遊バスハイカラさん:バス停「御薬園」下車徒歩3分
- ・営業時間:8:30~17:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0242-27-2472
- ・料金:大人320円 高校生270円 小中学生160円
- ・公式サイトURL:http://www.tsurugajo.com/oyakuen/
6.西郷邸跡
http://shiromachihaku.com/西郷邸跡/
鶴ヶ城の北門の目の前にあるのが西郷邸跡の碑。西郷家は代々会津藩の家老を務めた由緒ある家柄で、幕末の動乱期に筆頭家老を務めた西郷頼母が著名です。会津戦争においては西郷頼母の一族がこの地で自害しました。 現在は大きな碑だけが残されています。なお、会津武家屋敷には西郷頼母の屋敷が復元され、当時の姿を偲ぶことができます。
■ 基本情報
- ・名称:西郷邸跡
- ・住所:福島県会津若松市追手町
- ・アクセス:まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「北出丸大通り」下車徒歩1分
7.白露庭
http://access11.seesaa.net/article/91369439.html
白露庭は鶴ヶ城の北側にある、裁判所の前庭です。かつてここにあった会津藩家老・内藤邸の庭園を受け継いだ庭で、明治以降は荒廃してしまっていましたが昭和に入って修理されました。無料で解放されているので、気軽に立ち寄れます。 会津の武家屋敷は戊辰戦争でほとんど焼失してしまいましたが、その中で白露庭は当時の面影をよく残しているスポット。江戸時代の会津の景観を偲ぶことができます。
■ 基本情報
- ・名称:白露庭
- ・住所:福島県会津若松市追手町6-6
- ・アクセス: まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「鶴ヶ城入口」下車徒歩3分
8.会津葵シルクロード文明館
http://access11.seesaa.net/article/98726571.html
鶴ヶ城の北側に隣接する小さな建物が、会津葵シルクロード文明館。その名の通り、海と陸のシルクロードの美術品を展示している美術館です。 展示品はもちろんですが、何と言っても建物が特徴。地元の古材を再利用して丁寧に作られた建物は独特の趣があり、外観も内装もそれ自体がひとつの美術品のよう。県の建築文化賞など様々な賞を受賞しているなど、高く評価されています。近くにお立ち寄りの際はぜひお見逃しなく。
■ 基本情報
- ・名称:会津葵シルクロード文明館
- ・住所:福島県会津若松市追手町4-6
- ・アクセス: まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「鶴ヶ城北口」下車徒歩2分
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0242-27-1001
- ・料金:大人250円 中高生150円
- ・公式サイトURL:http://www.aizu.com/org/aizu/aoi/silkroad.html
9.会津酒造歴史館
お酒好き必見! 鶴ヶ城から北にある会津酒造歴史館は、別名・會津 宮泉酒造。なんと実際に酒造りが行われている一番蔵を一般公開しています。会津酒造り400年の歴史と行程を再現した展示は見応え抜群。もちろん日本酒や焼酎の試飲や購入もできます。ただし、お酒は20歳になってから!広大な建物は純和風の景観。白虎隊長の一ノ瀬数馬邸の跡地でもあり、白虎隊ファンにとっても押さえておきたい穴場のスポットでもあります。
■ 基本情報
- ・名称:会津酒造歴史館
- ・住所:福島県会津若松市東栄町8-7
- ・アクセス: まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「北出丸大通り停留所」下車すぐ
- ・営業時間:8:30~17:00(冬季は9:00~16:30)
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0242-27-0031
- ・料金:大人300円 高校生200円 小中学生150円
- ・公式サイトURL:http://www.oboshi.co.jp/kuramoto/miyaizumi/index.html
10.神指城跡
会津若松のお城は鶴ヶ城だけではありません! 市街地の北西部、大川沿いには神指城跡があります。上杉景勝が直江兼続に築城を命じた城で、面積はは鶴ヶ城の2倍に及びました。ですがこの城、築城開始から1年経たずに起きた関ヶ原の戦いによって上杉景勝は米沢に移封され、未完成のままに破却されてしまいました。現在は二の丸の一部と本丸跡、また城の鬼門に位置される予定だった高瀬のケヤキが現存しています。
■ 基本情報
- ・名称:神指城跡
- ・住所:福島県会津若松市神指町高瀬
- ・アクセス: 会津バス:バス停「黒川」下車すぐ
11.飯盛山
会津若松市の中心地から東に行ったところにある飯盛山は、標高314メートルの小高い山。飯を盛ったような形をしていることからこの名がついたとされています。白虎隊士が自刃した地でもあり、墓には多くの人が訪れています。徒歩でのぼる他に、有料ですがエスカレーターで登ることもできます。麓には多くのおみやげ屋さんが並び、活気にあふれています。
ご飯を持ったような姿をしていることからその名が付きました。白虎隊の士中二番隊は戸ノ口原の戦で敗れて撤退、鶴ヶ城に戻って再び戦うか玉砕覚悟で敵陣に乗り込むか激しい議論が交わされた末、敵に捕まれば生き恥を晒すとこの地で自刃したのだそう。
■ 基本情報
- ・名称:飯盛山
- ・住所:福島県会津若松市一箕町八幡弁天下
- ・アクセス:まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「飯盛山下」下車徒歩5分
12.さざえ堂
http://blogs.yahoo.co.jp/tennnennkozi/56206447.html
飯盛山の中腹にある会津さざえ堂は、正式名称は円通三匝堂といいます。建物の中に入ると上りと下りでそれぞれ一回転半ずつ、合計三回転することが名前の由来です。上りと下りが異なる通路になっているという世界的にも珍しい建築で、世界の名建築100選に選ばれました。 さざえ堂は1796年にお寺の一施設として建立されました。明治の神仏分離令のために廃寺となり、現在は建物の中に8代藩主松平容敬ゆかりの絵額が掲げられています。
この異端な外観がサザエに似ていることから「さざえ堂」の愛称が付いたと言われています。内部は回廊となっており、各所に三十三観音や百観音などが安置されています。順路を守って堂内を歩くだけで巡礼できるようになっているのだそう。
■ 基本情報
- ・名称:さざえ堂
- ・住所:福島県会津若松市一箕町八幡弁天下1404
- ・アクセス:まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「飯盛山下」下車徒歩5分
- ・営業時間:4~12月 8:15~日没 1~3月 9:00~16:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0242-22-3163
- ・料金:大人400円 高校生300円 小中学生200円
- ・公式サイトURL:http://www.geocities.jp/aizu_sazaedo/
13.白虎隊記念館
白虎隊記念館は飯盛山のふもと、おみやげ屋さんの並びにあります。1956年、地元出身の早川喜代次が創立した記念館です。こじんまりとした2階建ての建物の中、白虎隊を中心に会津戦争に関する史料をたくさん展示しています。サイトにも書かれていますが、白虎隊記念館は最近の漫画やゲームなどでの白虎隊や新選組の描かれ方に憂慮されているご様子。来館する時は情熱は内に秘め、落ち着いた態度で臨みましょう。
テレビ朝日の「白虎隊」やNHKの「歴史秘話ヒストリア」「その時歴史が動いた」などにも史料を提供されたのだそうで、貴重な史料が数多く展示されています。小さいながらも見応えは文句なしでバツグンですので必見ですよ。
■ 基本情報
- ・名称:白虎隊記念館
- ・住所:福島県会津若松市一箕町大字八幡字弁天下33
- ・アクセス: まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「飯盛山下」下車すぐ
- ・営業時間:4~11月 8:00~17:00 12~3月 9:00~16:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0242-24-9170
- ・料金:大人400円 高校生300円 小中学生200円
- ・公式サイトURL:http://www.h3.dion.ne.jp/~byakko/
14.白虎隊伝承史学館
http://is2.sss.fukushima-u.ac.jp/fks-db/pic/20054.001/20054.001.00001.html
飯盛山のお膝元にあるもうひとつの白虎隊関連資料館が、白虎隊伝承史学館。こちらも小さな建物ですが、館長が50年かけて収集した展示資料はなんと5000点! 白虎隊をはじめとした会津藩士や新選組などゆかりの様々な品を見ることができます。 また、展示品の中には鏡台やかんざしなど江戸時代の女性用化粧道具もあります。足を運んだ際はぜひ江戸時代のきらびやかな会津文化も堪能してくださいね。
白虎隊記念館ほどメジャーではありませんが、その分人が少なくゆったりと館内の展示を見て回ることができますよ。武具・調度品・写真・絵図などが数多く展示されており、お子さんにも分かりやすくなっています。
■ 基本情報
- ・名称:白虎隊伝承史学館
- ・住所:福島県会津若松市一箕町飯盛山下2
- ・アクセス:まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「飯盛山下」下車徒歩5分
- ・営業時間:4~11月 8:30~17:00 12~3月 9:00~16:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0242-26-1022
- ・料金:大人300円 高校生200円 小中学生150円
15.旧滝沢本陣
飯盛山周辺の観光スポットは旧滝沢本陣もおすすめです。旧白河街道沿いにあるこちらの建物は、1678年に建てられたものが現存している貴重なもの。歴代の会津藩主の休息所として使われた当時そのままの姿を見ることができます。旧滝沢本陣は戊辰戦争で本営になった場所で、白虎隊もここで命を受けて出陣しました。建物には弾痕や刀傷がそのままに残され、戦いの激しさを今に伝えています。
敷地と建物が国の史跡に、主屋・座敷は国の重要文化財に指定されています。江戸時代の藩政・交通を知る上で重要な遺構だそうで、またこういった本陣座敷も全国的にとても珍しいのだそう。会津の歴史を知る上では欠かせないスポットです。
■ 基本情報
- ・名称:旧滝沢本陣
- ・住所:福島県会津若松市一箕町滝沢122
- ・アクセス: まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「飯盛山下」下車徒歩5分
- ・営業時間:8:00~18:00(冬季は9:00~17:00)
- ・定休日:無休(冬季は要予約)
- ・電話番号:0242-22-8525
- ・料金:大人300円 高校生250円 中学生150円 子供100円
16.戸ノ口原白虎隊奮戦地跡
http://aizunotomo.sitemix.jp/会津・白河旅行記.html
白虎隊めぐりをしたい人におすすめなのが、戸ノ口原白虎隊奮戦地跡。会津戦争において白虎隊を含む会津軍と新政府軍が激突した場所で、猪苗代湖の北西、越後街道(48号線)沿いにひっそりと記念塔が建っています。 周辺はぽつぽつと民家が建つばかりで、緑の生い茂ったのどかな環境。その分、往時の姿を想像しやすいかもしれません。
飯盛山で先述した「戸ノ口原の戦い」の舞台です。白虎隊はこの地で致命傷を喰らい、飯盛山まで撤退したのだそう。当時、最新式の武器を使用していた新政府軍に対し、白虎隊は火縄銃よりマシというような粗末な装備で応戦していたのだそう。
■ 基本情報
- ・名称:戸ノ口原白虎隊奮戦地跡
- ・住所:福島県会津若松市河東町八田大野原341 周辺
- ・アクセス: 会津バス:バス停「戸の口原」から越後街道を猪苗代湖方面へ行った道沿い
- ・電話番号:0242-24-3000(会津若松観光物産協会)
17.会津藩校日新館
中心街から北に行ったところに、会津藩校日新館があります。1803年の開校以来、会津藩士の子弟の入学が義務付けられ、白虎隊の隊士もここで様々な教育を受けて育ちました。全国でも有数の藩校として知られ、幕末の動乱が激化する前には吉田松陰が見学しています。1987年に完全復元され、当時の雰囲気をそのまま体感できるのが会津藩校日新館の魅力。敷地内では座禅や赤ベコ絵付けなど様々な体験をすることができ、思い出づくりにはもってこいの場所です。
会津藩士の子どもたちは10歳になるとここに入学し、15歳まで礼法や座学、武術を学びました。入学する前は各家庭で6歳頃から寺小屋に通わせていたのだそう。会津藩がいかに子どもの教育に力を入れていたか分かりますよ。
■ 基本情報
- ・名称:会津藩校日新館
- ・住所:福島県会津若松市河東町南高野字高塚山10
- ・アクセス: コミュニティバスみなづる号:バス停「會津藩校日新館」下車すぐ
- ・営業時間:無休
- ・定休日: 9:00~17:00
- ・電話番号:0242-75-2525
- ・料金:大人620円 中高生500円 小学生450円
- ・公式サイトURL:http://www.nisshinkan.jp/
18.日新館天文台跡
http://access11.seesaa.net/article/89920589.html
会津藩校日新館は、江戸時代当時は鶴ヶ城のほど近くにありました。元々の場所には現在、天文台跡だけがわずかに残されています。会津藩は天文学が盛んで、天文台のある藩校は全国でも珍しかったのだとか。冬至の日には暦学家などが天文台に集まり、翌年の気候予測を編纂して藩に提出した他、日新館で学ぶ藩士の子弟たちが天文学を学んだと考えられています。
戊辰戦争の際、新政府軍に利用されるのを防ぐため会津藩士が断腸の思いで火を放ち、建物を焼失させました。2012年に岡田准一さん主演の映画「天地明察」が公開されましたが、その主人公・渋川春海が会津藩初代藩主・保科正之の命により暦作りを始めたことがきっかけで、藩内では天文学が流行ったのだそう。
■ 基本情報
- ・名称:日新館天文台跡
- ・住所:福島県会津若松市米代1-1-55 付近
- ・アクセス:まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「鶴ヶ城入口」下車徒歩10分
- 会津バス:バス停「鶴ヶ城西口」下車徒歩3分
19.やすらぎの郷 会津村
日新館の近くにあるやすらぎの郷 会津村は、報國寺の別院。6万坪に及ぶ広大な敷地の中には多種多様の植物が植えられ、季節ごとに美しい花が咲きます。村内を15分で周遊する遊覧車もあるので、歩くのが苦手な人でも楽しみやすいかもしれません。お寺の施設なので、敷地内のあちこちに観音像やお堂、三重塔などがあります。加持祈祷や供養もお願いできるほか、写経などの体験メニューも豊富です。
また、春から秋にかけての土曜日曜祝日には園内の民家で地元のかたり部さんたちによる昔話や野口英世の母・シカが野口英世に充てた手紙の朗読などが披露されます。とても感動するお話と観光客にも大好評です。
■ 基本情報
- ・名称:やすらぎの郷 会津村
- ・住所:福島県会津若松市河東町浅山字堂ヶ入7
- ・アクセス: JR広田駅から車で約5分
- ・営業時間:4~11月 9:00~17:00 12~3月 10:00~16:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0242-75-3434
- ・料金:大人500円 中高生400円 小学生300円
- ・公式サイトURL:http://www.aizumura.jp/
20.会津藩主松平家墓所(院内御廟)
http://kazusa.jpn.org/b/archives/2203
会津藩主松平家墓所は、鶴ヶ城からほぼ東の山中にあります。猪苗代湖にほど近い土津神社には初代藩主保科正之が祀られ、2代藩主保科正経から9代藩主松平容保まで、またその家族や子孫のお墓は院内山の敷地内に点在しています。 敷地の入口前には、歴代松平家の愛馬のお墓が佇んでいます。新緑と紅葉の季節にはとても美しい景観が楽しめ、時期になると散策を兼ねて多くの人がお参りに訪れるスポットです。
■ 基本情報
- ・名称:会津藩主松平家墓所(院内御廟)
- ・住所:福島県会津若松市東山町石山院内
- ・アクセス: まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「院内」下車徒歩5分
- ・電話番号:0242-39-1251(会津若松市観光課)
21.阿弥陀寺
https://www.youtube.com/watch?v=03INfWMpmNo
252号線沿いにある阿弥陀寺は、1603年に開山したといわれるお寺。境内には戊辰戦争での戦没者約1300人が埋葬され、今でも春と秋の彼岸には供養会が行われています。また、会津藩家老・萱野権兵衛の遥拝碑や、新選組三番隊組長を務め大正時代まで生きた斉藤一(藤田五郎)のお墓もあります。 本堂が戊辰戦争で焼失してから昭和に入って再建されるまでは、鶴ヶ城から移した御三階を仮本堂として使いました。現在も建物は残されています。
■ 基本情報
- ・名称:阿弥陀寺
- ・住所:福島県会津若松市七日町4-20
- ・アクセス: まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「七日町駅前」下車すぐ
- ・電話番号:0242-27-7445
22.阿弥陀寺御三階
http://blog.livedoor.jp/sujin_10/archives/4116697.html
阿弥陀寺の御三階は、かつて鶴ヶ城本丸にあった建物。明治時代になって阿弥陀寺に移され、昭和期まで仮本堂として使用されました。鶴ヶ城の遺構としては唯一現存する建物で、鶴ヶ城と合わせて足を運びたいスポットです。 外見上は三階建てながら中は四層。板敷きの床は鶯張りで、最上階へは引き上げ式の梯子を使うという特殊な構造で、密議をする時に使われたと考えられています。
■ 基本情報
- ・名称:阿弥陀寺御三階
- ・住所:福島県会津若松市七日町4-20
- ・アクセス:まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「七日町駅前」下車すぐ
- ・電話番号:0242-27-7445
23.近藤勇の墓
http://cyai-city.blog.so-net.ne.jp/2011-01-14-3
鶴ヶ城のほぼ東、院内御廟の近くに位置する天寧寺は、室町時代に創設されたお寺。ここの裏手に、新選組局長・近藤勇の墓があります。近藤の死を知った土方歳三が建てたとされ、墓には三条河原にさらされた首が葬られているとも、遺髪が埋められているとも伝えられています。 墓石は当初のものは割れてしまい、現在は2代目。戒名は松平容保の書といわれていて、新選組ファンでなくともチェックしたいスポットです。なお近藤勇の命日である4月25日には毎年墓前祭りが行われています。
■ 基本情報
- ・名称:近藤勇の墓(天寧寺 内)
- ・住所:福島県会津若松市東山町石山天寧208(天寧寺)
- ・アクセス:まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「奴郎ヶ前」下車すぐ
- ・電話番号:0242-26-3906(天寧寺)
24.中野竹子殉節の碑
婦女隊をご存知でしょうか。会津戦争において結成された女性だけの隊で、娘子隊とも呼ばれます。中野竹子は婦女隊を結成した中心人物で、薙刀の名手。涙橋の戦いで新政府軍と勇ましく戦い、命を落としました。涙橋は、会津若松駅の西側、252号線のすぐそばにあります。その近くには、中野竹子を偲んで殉節の碑の他、薙刀を構える中野竹子の像と、辞世の歌碑が建てられています。
■ 基本情報
- ・名称:中野竹子殉節の碑
- ・住所:福島県会津若松市神指町大字黒川街道西250 付近
- ・アクセス: 会津バス:バス停「黒川」下車徒歩約3分
25.西軍墓地
http://japanserve.com/spt-aizu-seigun-ph1.html
会津の地で眠っているのは旧幕府軍だけではありません。会津では西軍と呼ばれることが多い新政府軍の戦死者も手厚く埋葬されています。会津若松駅の南にある東明寺では、会津若松付近で戦士した西軍の藩士約150名のお墓が建っています。 墓地は一時期荒廃しましたが、昭和32年の改修から清掃管理され、整然とした環境が維持されています。旧幕府側だけでなく新政府側の犠牲も心に留めたいですね。
■ 基本情報
- ・名称:西軍墓地(東明寺 内)
- ・住所:福島県会津若松市大町2-1-5(東明寺)
- ・アクセス: JR会津若松駅から徒歩15分
- ・電話番号:0242-27-3637 (東明寺)
26.蒲生氏郷の墓
http://blog.livedoor.jp/sadosado_4hi/archives/7957308.html
江戸時代を通じて活躍した会津の基礎を築いたのが、桃山時代の蒲生氏郷。会津を統治したのは5年間だけですが、その間に鶴ヶ城と城下町を整備し、漆器づくりなど会津の文化も根付かせたと伝えられています。 そんな蒲生氏郷のお墓は、鶴ヶ城の北方、興徳寺にあります。蒲生氏郷が亡くなった翌年に子の蒲生秀行によって建てられた五輪塔で、墓前には1953年に作られた辞世の歌碑があります。
■ 基本情報
- ・名称:蒲生氏郷の墓(興徳寺 内)
- ・住所:福島県会津若松市栄町2-12(興徳寺)
- ・アクセス: 会津バス:バス停「神明通り」下車徒歩約2分
- ・電話番号:0242-22-2993 (興徳寺)
27.キリシタン塚
http://www.yae-mottoshiritai.jp/seishin/christian.html
江戸時代初期までは会津はキリシタンが多かったこと、ご存じですか? 会津を治めた蒲生氏郷はキリシタン大名であり、その影響から会津にはキリスト教が広まりました。ピーク時には人口の3割が信者だったといわれているほどです。 しかし江戸時代に入るとキリスト教は厳しく禁止されます。薬師川原のキリシタン塚は、1635年に処刑されたキリシタンと思われる人骨が大量に発見されたことから建てられました。
■ 基本情報
- ・名称:キリシタン塚
- ・住所:福島県会津若松市神指町黒川字薬師川原
- ・アクセス: 会津バス:バス停「神指農協前」下車徒歩約1分
- ・電話番号:0242-24-3000(会津若松観光物産協会)
28.葦名家花見ヶ森廟所
http://www.aizuwakamatsu-investment.jp/photoalbum/2247/
蒲生氏郷よりも前の統治者が葦名家。鎌倉時代の後半から、1589年に伊達政宗に敗れるまでおよそ400年間会津を治めました。花見ヶ森廟所の正式名称は竹巌廟。葦名家の全盛を築いた16代盛氏、17代盛興、18代盛隆のお墓が並んでいます。廟所までの案内板はなく、背の高い木が目印。蒲生氏郷の墓と同じく空風火水地の5字が刻まれた五輪塔があります。見比べてみるのも面白いかもしれません。
■ 基本情報
- ・名称:葦名家花見ヶ森廟所
- ・住所:福島県会津若松市花見ヶ丘2丁目
- ・アクセス:会津バス:バス停「花見ヶ丘」下車徒歩約10分
- ・電話番号:0242-39-1251
29.七日町通り
鶴ヶ城からほど近くの市内を通る七日町通りは、絶好の散策スポット! 江戸時代に主要道路として活躍したことから戦後直後まで賑わっていた通りで、大正時代のレトロな雰囲気がただよっています。江戸時代の建物も多く残されているんですよ。会津の伝統工芸品や、伝統技術を活かした現代風のアイテムを売っているお店が多く、おみやげ選びにはぴったりのエリアです。情緒ある建物でゆったり休憩ももちろん可能! 公衆Wi-fiも完備です。
■ 基本情報
- ・名称:七日町通り
- ・住所:福島県会津若松市大町一丁目 から 七日町
- ・アクセス:まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「七日町駅前」下車すぐ
- ・公式サイトURL:http://www.nanukamachi.com/
30.野口英世青春通り
http://www.tabi.photo/album/temple/temple_301_350/temple_album_403.php
歩くだけで楽しい通りといえば、野口英世青春通りも欠かせません。こちらも市街地にある通りで、千円札でお馴染みの野口英世ゆかりの地であることからこの名がつけられました。野口英世が左手の手術をした医院、洗礼を受けた教会などは当時の建物が残されています。通りには野口英世を描いた看板が掲げられ、レンガ敷きの道が続く通りはあたたかくのんびりした雰囲気。若かりし頃の野口英世に思いを馳せながらぶらつくのも楽しいかもしれません。
■ 基本情報
- ・名称:野口英世青春通り
- ・住所:福島県会津若松市西栄町 から 大町一丁目
- ・アクセス:まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「野口英世青春広場前」下車すぐ
- ・電話番号:0242-24-3000(会津若松観光物産協会)
31.野口英世青春館
http://19741230.at.webry.info/200908/article_15.html
野口英世青春館は、野口英世青春通り沿いにある資料館。建物の2階のみを利用していて、こじんまりとした部屋の中に野口英世ゆかりの品が整然と展示されています。ちなみにこの建物、なんと野口英世が火傷を負った左手を手術した会陽医院の建物をそのまま使っているんです。展示品だけでなく建物全体から若かりし頃の野口英世を偲ぶことができます。ちなみに1階は喫茶店になっています。
■ 基本情報
- ・名称:野口英世青春館
- ・住所:福島県会津若松市中町4-18
- ・アクセス:まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「野口英世青春館前」下車すぐ
- ・営業時間:8:00~20:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0242-27-3750
- ・料金:100円
- ・公式サイトURL:http://www.uyou.gr.jp/aizu-ichibankan/index.html
32.會津壹番館
http://blog.livedoor.jp/angelladdertakemi/archives/cat_10009355.html
野口英世青春通り沿い、野口英世ゆかりの会陽医院の建物の1階を利用した喫茶店が會津壹番館。木のぬくもりがあたたかく、レトロな雰囲気が漂う店内は居心地抜群! 厳選した豆のみを使った自家焙煎コーヒーと手作りのケーキもとにかく絶品。近くにお立ち寄りの際はぜひ行ってほしいお店です。珈琲豆の他、このお店で使っているコーヒーカップやマグカップも購入可能。カップには野口英世の似顔絵が書かれていて、旅の記念にももってこいのアイテムです。
■ 基本情報
- ・名称:會津壹番館
- ・住所:福島県会津若松市中町4-18
- ・アクセス:まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「野口英世青春館前」下車すぐ
- ・営業時間:8:00~20:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0242-27-3750
- ・公式サイトURL:http://www.uyou.gr.jp/aizu-ichibankan/index.html
33.まちなか周遊バスハイカラさん
市内観光に便利なのが、まちなか周遊バス ハイカラさん。会津若松駅前から始まり、市内の主要観光スポットを周回するバスで、30分間隔で運行しています。お得な1日フリー乗車券は持っていれば割引にしてくれる観光施設も多いので、積極的に使いたいバスです。車両は雰囲気たっぷりの、レトロ調のボンネットバス。補助ステップや車椅子用のリフトも導入されているため利用しやすく、地元の人にも親しまれています。
■ 基本情報
- ・名称:まちなか周遊バスハイカラさん
- ・電話番号:0242-22-5560(会津バス本社)
- ・料金:中学生以上210円 小学生110円
- ・公式サイトURL:https://www.aizubus.com/rosen/machinaka-shuyu
34.東山温泉
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東山温泉は、8世紀後半に行基が三本足のカラスに導かれて見つけたのが始まりと伝えられています。中心街からほど近いながら、自然豊かで情緒のある温泉街で、長い歴史の中で多くの人に愛されてきました。からり妓さんとも呼ばれる会津東山芸妓は、江戸時代から受け継ぐ技でもてなしてくれます。東山温泉のお湯は硫酸塩泉。さらさらとしたお湯で、体の芯まであたためてくれます。日帰り入浴ができる施設はもちろん、2015年4月には無料で楽しめる屋根付き足湯もオープン。気軽に温泉を楽しめますよ。
■ 基本情報
- ・名称:東山温泉
- ・住所:福島県会津若松市東山町大字湯本滝ノ湯滝ノ湯110(東山温泉観光協会)
- ・アクセス: まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「東山温泉駅」下車すぐ
- ・電話番号:0242-27-7051(東山温泉観光協会)
- ・公式サイトURL:http://www.aizu-higashiyama.com/
35.芦ノ牧温泉
中心街から南側の温泉街なら芦ノ牧温泉がおすすめです。こちらも行基が開いたとされる温泉街ですが、渓谷の中にあり街道も通らなかったことから、長らく秘境として地元の人達に大切にされてきました。豊かな自然に囲まれた土地で、そばには大川(阿賀川)が流れ景観は抜群。遊歩道も完備されているので、軽く汗をかいてからゆったり温泉……なんてコースはいかがでしょう。無料の足湯コーナーももちろんありますよ。ちなみに泉質は弱アルカリ性低張性高温泉です。
■ 基本情報
- ・名称:芦ノ牧温泉
- ・住所:福島県会津若松市大戸町芦ノ牧1122番地(芦ノ牧温泉観光協会)
- ・アクセス: 会津バス:バス停「芦ノ牧中央」下車すぐ
- ・電話番号:0242-92-2336(芦ノ牧温泉観光協会)
- ・公式サイトURL:http://www.aizu-ashinomaki.jp/
36.大川荘
http://blog.livedoor.jp/chapman2/archives/65651298.html
芦ノ牧温泉で特に有名な旅館が大川荘。大川に面していて、洗練された和風の空間が広がっています。部屋も露天風呂も渓流沿いにあるため、美しい自然と川のせせらぎを楽しみながらゆったりと過ごすことができるのが最大の魅力です。館内は食事処やお土産コーナーなど施設も充実。レストランでは地元の食材を活かした豊富なメニューをビュッフェ形式で楽しめます。日帰りプランも充実しているので、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
■ 基本情報
- ・名称:大川荘
- ・住所:福島県会津若松市 大戸町大字芦ノ牧字下平984
- ・アクセス: 会津バス:バス停「芦ノ牧中央」下車すぐ
- ・電話番号:0242-92-2111(代表)
- ・公式サイトURL:http://www.ookawaso.co.jp/
37.会津慶山焼
http://nipponianippon.or.jp/story/scene1/1055.html
会津若松の伝統工芸品にじっくり触れたい人におすすめなのが、会津慶山焼。江戸時代から始まり一度は途絶えてしまいましたが、1974年に復興しました。昔ながらの製法を守りながらもコーヒーカップなど現代ならではの作品も多く作っていて、現地はもちろんネットでも購入可能です。陶芸体験はもちろんOK! 事前予約制で、手びねりと絵付けの体験が可能です。陶工の丁寧な指導の下、世界にひとつだけのマイ慶山焼が作れますよ。
■ 基本情報
- ・名称:会津慶山焼
- ・住所:福島県会津若松市東山町石山天寧67
- ・アクセス: まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「石山」下車すぐ
- ・営業時間:9:00~18:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0242-26-2507
- ・公式サイトURL:http://www.keizanyaki.com/
38.手作り体験ひろば「番匠」
http://fukuyaesu.blog63.fc2.com/blog-entry-216.html
伝統工芸品づくりの体験場は他にも手作り体験ひろば「番匠」があります。こちらは赤べこをはじめ、ペン立てや切り絵など様々な民芸品づくりの体験ができます。職人さんが仕事をしているそばでできるので、職人さんの技を見、お話ししながら体験できるのが魅力です。体験は個人の場合は予約不要。おひとりさまから気軽に足を運べます。職人さんが作った民芸品の購入ももちろんできるので、お土産確保にももってこいです。
■ 基本情報
- ・名称:手作り体験ひろば「番匠」
- ・住所:福島県会津若松市和田1-6-3
- ・アクセス:まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ:バス停「和田」下車すぐ
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0242-27-4358
- ・公式サイトURL:http://www8.plala.or.jp/akabeco/
39.鈴善漆器問屋
http://suzuzen.com/
蒲生氏郷から興った会津塗の伝統を受け継ぐのが鈴善漆器問屋。1832年創業の老舗で、伝統工芸品から現代スタイルの商品まで様々な品を取り扱っています。修理や特注も対応しているので、長くお付き合いしたいお店です。職人さんの作業の見学や、事前予約制で蒔絵体験もできます。鈴善漆器問屋は建物も魅力。明治から昭和初期にかけての建物がいくつも連なり、歴史情緒あふれる空間が広がっています。赤瓦と白壁のコントラストが美しく、見応え抜群ですよ。
■ 基本情報
- ・名称:鈴善漆器問屋
- ・住所:福島県会津若松市中央1-3-28
- ・アクセス: JR会津若松駅駅から徒歩10分
- ・営業時間:8:30~17:30
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0242-22-0680
- ・公式サイトURL:http://suzuzen.com/
40.大川ダム
http://www.kasen.net/@4/agano/22/ookawa-d/index.htm
大川ダムは会津若松市の南部、下郷町とまたがっています。1987年に竣工、1988年に運用・管理を開始したダムで、治水・利水・発電と様々な役割を通して地域の生活を支えています。ダムの見学は事前の問合せが必須。また予約なし・無料で入れる大川ダム資料館は冬季休館となっています。大川ダムの周辺にはテニスコートや公園が整備されているので、アウトドアやピクニックの場所としても最適。雄大な若郷湖のそばでちょっと一息、なんてどうでしょうか。
■ 基本情報
- ・名称:大川ダム
- ・住所:福島県会津若松市大戸町大字大川字李平乙121
- ・アクセス: 会津鉄道・大川ダム公園駅から徒歩15分
- ・営業時間:9:00~16:00(大川ダム資料館)
- ・定休日:12~3月(大川ダム資料館)
- ・電話番号:0242-92-2839
- ・公式サイトURL:http://www.hrr.mlit.go.jp/agagawa/agagawa/dam/
41.背あぶり山公園
http://www.tsurugajo.com/seaburi/
市街地と猪苗代湖の真ん中あたりにある背あぶり山は、会津磐梯山と猪苗代湖を一望できるスポット。遊歩道や公園、キャンプ場が整備されているので、体を動かして楽しむこともできます。背あぶり山で採れる慶山石は鶴ヶ城の石垣にも利用されました。また豊臣秀吉が休憩した時に景色に感動し茶会を開いたなど、背あぶり山は歴史ある場所でもあります。日本初の移民女性おけいも、ここ背あぶり山で眠っています。
■ 基本情報
- ・名称:背あぶり山公園
- ・住所:福島県会津若松市湊町地内
- ・アクセス: 会津バス:バス停「東山温泉入口」下車から県道東山温泉線を使って16km
- ・定休日:12月1日~4月中旬
- ・電話番号:0242-28-0062(背あぶり山レストハウス)
会津若松の観光地は、このようにたくさんあるのですね。歴史的に有名な偉人が関わる城やお墓を巡り歩いたり、広大な自然を眺めたり、伝統工芸品の手作り体験をしたり、楽しみ方は人それぞれです!また、温泉施設もありますから、何日かにわたって宿泊して、上に挙げたスポットを回るのもいいでしょう。とにかく、都会の喧騒に満ちた生活から離れることができますよ♪自分なりの旅行計画を立てて、足を運んでみてはいかがでしょうか。
素材提供:トリップアドバイザー