岩国市の観光ではずせないのは、日本三名橋の1つである名所、錦帯橋ですが、ここには、この美しい橋の他にも江戸時代の藩政の面影を残した歴史的建造物やお城、自然を残した風光明媚な公園などが点在しています。その他にもファミリーで楽しめるテーマパークもありますよ。子供から大人まで楽しめる町のおすすめスポットを10選ご紹介します。参考にしていただけると嬉しいです。山口県にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
この橋は中国の西湖に架かる錦帯橋からヒントを得たそうで、2004年に姉妹橋となり、橋のほとりには記念の石碑が建てられています。構造的に世界でも類を見ない非常に珍しい橋なのだそうで、現在は世界遺産登録に向けてさまざまな活動が行われています。
錦帯橋は日本を代表する木造橋のひとつです。五連の反り橋が特徴的で他に類を見ない特異な姿となっています。ここはその昔、錦川に囲まれた天然要害の地。当時は岩国城を築城された横山と、中下級武士の屋敷や町家がある対岸の錦見をつなぐために橋が必須でした。しかし暴れ川である錦川に流されない橋を架けるためにこのような構造になったそうです。
日本100名城に選定されている城です。現在の天守は「天守構造図」という絵図を元に復興されたものです。ちなみに、7代目当主・吉川経倫の隠居所として建造された昌明館は現存の長屋ですので、合わせて訪れてみてください。
江戸時代初期には岩国領の居城となっていた岩国城。本来の天守台は約30m離れた本丸北側にありましたが、麓からの見栄えを重視して建設されたので現在の位置にあるのです。山上には石垣や堀の遺構も残されててます錦帯橋と岩国城山を同時に望む景色は素晴らしいものです。
吉香公園は錦帯橋とともに「日本さくら名所100選」にも選定されているスポットなので、春に訪れるのがおすすめですよ。錦帯橋から眺める公園の自然と藩政時代の風情を感じさせる建物の景色は圧巻の美しさですよ。
吉香公園はさまざまな施設がある総合公園。公園の入口には岩国国領第3代領主・吉香広嘉象が建てられています。ゴールデンウィークにはツツジの開花に合わせた「つつじまつり」も行われ、6月上旬には花菖蒲まつりなど四季折々の花を楽しむおまつりが開催されています。
「岩国のシロヘビ」はその名の通り世界でも岩国にしか生息していません。このシロヘビの正体はアオダイショウのアルビノで、自然下でアルビノが誕生するのは非常に珍しいことなのですが、岩国のシロヘビだけは高頻度で誕生するのだそうです。
珍しく、国の天然記念物にも指定されている白蛇。なぜそれを展示公開しているのでしょう。それは学術的価値の高い白蛇の認識を広めるためだそうです。屋外施設では孵化も行っています。その後生後3年までは人工飼育、成長すると屋外施設に放し飼いするそうですよ。
吉香公園の隣接地にある公園です。「西の鎌倉」とも謳われており、和の風情が漂うとても美しい景色のスポットですよ。紅葉は毎年11月上旬ごろから色づき始め、11月下旬ごろが見頃となるのでタイミングを合わせて訪れてみてください。
紅葉シーズンになると多くの人が訪れる場所。付近に無料駐車場がありますが、この時期ばかりは混雑必須。紅葉谷公園から山頂の岩倉城までをのんびりと散策するのもおすすめです。片道約30分ほどになります。緑から黄色、橙、赤と移ろうグラデーションは素晴らしいものです。
内側の見学は不定期で開門されたときのみとなりますが、外側だけであればいつでも見学することができます。春にはサクラ、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪と、四季折々に彩られた姿はまた格段に美しいですよ。
香川家にはこの長屋門のほかに通用門や平時門などがあり、身分や用途によって使い分けていたそうですよ。この時代は身分による使い分けが必須でしたからね。270余年前、当時の当主である香川正恒によって建造されたものですが、江戸時代における典型的な造りになっています。
18世紀中頃の中流武士の生活を垣間見ることができる、貴重な武家屋敷。国の重要文化財にも指定されています。平屋建てみ見えますが、錦川の氾濫に備えた二階建ての造りとなっています。当時の岩国城下町でよく用いられた、両袖瓦と平瓦を使った二平葺き(にひらぶき)が特徴的。素朴な中にもどこか品のある建物です。
2階建てなのに平屋に見えるという構造は、藩主が屋敷の近くを通る際に見下ろすことがないようにという配慮なのだそうです。また先述の香川家長屋門は上級武家なので、比較して見学するのもおもしろいですよ。合わせて訪れてみてくださいね。
岩国藩藩士の住宅で中廊下式の平面。簡素な造りであるにもかかわらず端正な意匠になり、保存状態も良好です。日本で数少ない本格的な武家屋敷のひとつです。裏庭には別棟のトイレと井戸があり、質素な生活であったことが伺えます。
館内に展示されている約4500点は奈良時代から江戸時代の品々で、そのうち18点は、国の重要文化財や県または市の文化財に指定されているそうです。美術作品や武具以外にも実際に使用されていた生活用品なども展示されています。
さまざまな時代のものを展示しているので美術館というよりは博物館に近いかもしれません。奈良時代から江戸時代までの陶磁器やガラス工芸品は見応えがあります。戦国時代を生き抜いた人々の生活を伺える展示仕様になっています。
美川ムーバレーの敷地内には宿泊施設もありますよ。清流を臨む閑静なホテルですので、ゆったりとくつろぐことが出来ます。お値段はとてもリーズナブルで、館内にある大浴場は日帰りで利用することもできます。
イベント・アトラクションや期間限定企画などさまざまなイベントを行っています。詳しいことはホームページで要チェック!地底探検では足元が滑りやすくなっているので注意が必要です。中に入れば夏でもかなり涼しく上着がいるほどになっています。
完成当時は日本一の大きさを誇ったという巨大な水車で、「ふるさと創生事業」として造られたものなのだそうです。ちなみに観音像はもともと木だったそうです。鍾乳洞の水滴を浴び続けて石化したと言われています。
夏季限定のそうめん流しもいいですが、寒い冬だからこそ見れる景色もあります。水が凍りつくような寒い日には水車に細かいつららができ、まるで水車そのものが氷の結晶のようになるんです。まさに氷の芸術作品!この時期にしか見られない絶好の機会ですよ☆
また、ロープウェーに乗っている間は、岩国にまつまる歴史を音声ガイドで紹介してくれるので、より楽しい雰囲気となっています。
特に鎌倉時代のもので国宝である太刀「狐ケ崎」や豊臣秀吉から拝領した重要文化財の陣羽織「山道草花鶴亀模様繍箔胴服を始め、山中鹿介の兜など美術・工芸的にも価値あるものばかりが展示されています。
美味しい魚介類を堪能したい!という人はぜひ立ち寄ってみてください。 また、世界でも類のないミクロ生物を観察できる施設ともなっていて、中国地方で初となる「みなとオアシス制度」に登録されています。
車窓からは、錦帯橋を始め岩国の城下町などを楽しむことができますよ。また自然にもたっぷりと触れ合うことができます。
また、なかでも旧錦帯橋の部材など錦帯橋の資料は貴重とされているので、ぜひ見ていってくださいね。
ただし、それを意識して植えたかどうかの記録は残っていないので、所説となっています。
湖には水を浄化するためにつくられた巨大噴水があるのですが、これがとってもキレイだと評判です。またルアーフィッシングを楽しむ人にも人気の場所です。
シンプルながら、キレイな曲線を描いているので、全国屈指の綱斜張橋として有名になっているので、ぜひ立ち寄ってくださいね。
また、2階は、土産屋さんや喫茶店などがあり、岩国市の名産・物産を展示販売しているので、気軽に立ち寄ってくださいね。錦帯橋を眺めながら「岩国寿司」を楽しむことができると評判の場所でもあります。3階は、展望台で錦帯橋をはじめ、錦川周辺を眺望することができます。
岩国市の観光ではずせないスポットをご紹介しましたが、いかがでしたか?魅力が伝わりましたでしょうか?大人から子供まで、家族みんなで楽しめる場所がたくさんでしたね。有名な錦帯橋やお城以外にも、季節の花を楽しめる公園、武家屋敷、美術館や木造観音水車など、興味深いところがたくさんです。古きよきものから、新しいものまで、地味ながらもおすすめのところがたくさんありますので、ぜひ一度、ご家族で、また友人同士で訪れてみてください。
1.錦帯橋(きんたいきょう)
http://blog.goo.ne.jp/escassy1/e/1e7630fffcdfb6b3e4ee93fed7cb45f1
岩国といえば外せないのがここ、日本三名橋のひとつである「錦帯橋(きんたいきょう)」です。清流錦川に架かる、大きく美しい5連のアーチが特徴の木造橋。1673年に完成し、1922年には国の名勝に指定されています。桜や紅葉、雪などに彩られ、春夏秋冬、四季折々の風情ある姿を楽しむことができます。この橋は中国の西湖に架かる錦帯橋からヒントを得たそうで、2004年に姉妹橋となり、橋のほとりには記念の石碑が建てられています。構造的に世界でも類を見ない非常に珍しい橋なのだそうで、現在は世界遺産登録に向けてさまざまな活動が行われています。
錦帯橋は日本を代表する木造橋のひとつです。五連の反り橋が特徴的で他に類を見ない特異な姿となっています。ここはその昔、錦川に囲まれた天然要害の地。当時は岩国城を築城された横山と、中下級武士の屋敷や町家がある対岸の錦見をつなぐために橋が必須でした。しかし暴れ川である錦川に流されない橋を架けるためにこのような構造になったそうです。
■ 基本情報
- ・名称: 錦帯橋
- ・住所: 山口県岩国市岩国
- ・アクセス:JR山陽本線「岩国駅」よりバス約20分「錦帯橋」下車
- 山陽新幹線新「岩国駅」よりバス約20分「錦帯橋」下車
- 山陽自動車道「岩国IC」より約10分
- ・営業時間: 8:00~17:00(シーズン中は18:00まで)
- ※基本的に24時間入橋可能(22時以降は消灯している)
- ・電話番号: 0827-29-5107(岩国市錦帯橋課)
- ・入橋料:<往復のみ>大人300円 小学生150円 小学生未満は無料
- ・駐車場:周辺に数カ所あり
- ・公式サイトURL: http://kintaikyo.iwakuni-city.net/
2.岩国城
http://shiro-navi.com/%E5%B2%A9%E5%9B%BD%E5%9F%8E
錦帯橋から徒歩5分の位置より、ロープウェーを使ってアクセスできる岩国城。1608年に初代藩主吉川広家によって建立された桃山風南蛮造りのお城です。展望台になっている天守閣からは、錦帯橋や錦川をはじめとする岩国市を見渡すことができる絶景スポットです。日本100名城に選定されている城です。現在の天守は「天守構造図」という絵図を元に復興されたものです。ちなみに、7代目当主・吉川経倫の隠居所として建造された昌明館は現存の長屋ですので、合わせて訪れてみてください。
江戸時代初期には岩国領の居城となっていた岩国城。本来の天守台は約30m離れた本丸北側にありましたが、麓からの見栄えを重視して建設されたので現在の位置にあるのです。山上には石垣や堀の遺構も残されててます錦帯橋と岩国城山を同時に望む景色は素晴らしいものです。
■ 基本情報
- ・名称: 岩国城
- ・住所: 山口県岩国市 横山3丁目
- ・アクセス:JR山陽本線岩国駅よりバス約20分「錦帯橋」下車、錦帯橋渡橋後徒歩5分
- 山麓駅よりロープウエーにて3分、山頂駅より徒歩5分
- 山陽自動車道「岩国IC」より約10分
- ・営業時間: 9:00~16:45 入場は16:30まで
- ・定休日: 月末日や冬季のロープウエイ点検による運休に伴い、岩国城も休館。
- ・電話番号: 0827−29-5116(岩国市観光課)
- ・入館料:大人260円 小学生120円
- ・駐車場:周辺に数カ所あり
- ・参考サイトURL: http://www.iwakuni-kanko.com/kikko/shiro/
3.吉香公園(きっこうこうえん)
http://ryan-hiroshima.asablo.jp/blog/2012/06/11/6475615
元々は岩国藩主吉川家の居宅があり、その後旧制岩国中学校や岩国高等学校の敷地として利用されていましたが、高校移転に伴い「吉香公園」として整備されました。広い園内では花菖蒲園をはじめとした季節の花々や樹木が楽しめる他、岩国藩の統治時代を偲ばせる武家屋敷などの建造物が残るなど、見どころが多いスポットです。吉香公園は錦帯橋とともに「日本さくら名所100選」にも選定されているスポットなので、春に訪れるのがおすすめですよ。錦帯橋から眺める公園の自然と藩政時代の風情を感じさせる建物の景色は圧巻の美しさですよ。
吉香公園はさまざまな施設がある総合公園。公園の入口には岩国国領第3代領主・吉香広嘉象が建てられています。ゴールデンウィークにはツツジの開花に合わせた「つつじまつり」も行われ、6月上旬には花菖蒲まつりなど四季折々の花を楽しむおまつりが開催されています。
■ 基本情報
- ・名称: 吉香公園(きっこうこうえん)
- ・住所: 山口県岩国市横山2
- ・アクセス: <電車>JR岩国駅→市営バス錦帯橋・新岩国駅行きで18分
- →「錦帯橋」バス停下車→徒歩5分
- <車>山陽道「岩国IC」から国道2号経由5km10分
- ・営業時間: 入園自由
- ・定休日: なし
- ・電話番号: 0827-29-5116 (岩国市観光振興課)
- ・料金: 無料
- ・駐車場:周辺に数カ所あり
- ・参考サイトURL: http://www.iwakuni-kanko.com/kikko/kikkokouen/
4.白蛇横山観測所
http://tasanobu.hatenablog.com/entry/2013/12/28/183638
国の天然記念物に指定されている、貴重な「岩国のシロヘビ」を鑑賞することができるスポットです。吉香公園に隣接しているため、公園散策の途中に気軽に立ち寄れます。白く光沢のある体とルビーのように赤い目が神秘的。商売繁盛や開運の守り神として、古くから岩国の人々に愛護されてきました。「岩国のシロヘビ」はその名の通り世界でも岩国にしか生息していません。このシロヘビの正体はアオダイショウのアルビノで、自然下でアルビノが誕生するのは非常に珍しいことなのですが、岩国のシロヘビだけは高頻度で誕生するのだそうです。
珍しく、国の天然記念物にも指定されている白蛇。なぜそれを展示公開しているのでしょう。それは学術的価値の高い白蛇の認識を広めるためだそうです。屋外施設では孵化も行っています。その後生後3年までは人工飼育、成長すると屋外施設に放し飼いするそうですよ。
- ・名称: 白蛇横山観測所
- ・住所: 山口県岩国市横山2−6 (吉香公園内)
- ・アクセス:<電車>JR岩国駅→市営バス錦帯橋・新岩国駅行きで18分
- →「錦帯橋」バス停下車→徒歩15分
- <車>山陽道「岩国IC」から6km10分
- ・営業時間: 9:00〜17:00
- ・定休日: 年中無休
- ・電話番号:0827−43−4888
- ・料金: 100円程度の志納
- ・駐車場:周辺に数カ所あり
- ・公式サイトURL: http://www.shirohebi.com/
5.紅葉谷公園(もみじだにこうえん)
http://fujibo.cocolog-nifty.com/photolife/2010/11/200-491d.html
秋に燃えるような紅葉が見られる「紅葉谷公園」は、吉川家の墓所と隣接する特徴的な風情から「西の鎌倉」とも呼ばれる名勝地です。昔は寺院が集まっていた場所で、大正時代に公園として整備。当時の面影を残す「六角亭」や「洞泉寺」、枯山水庭園を擁する「永興寺」など、見応えがあります。紅葉シーズンはもちろん、新緑の時期も美しい公園です。吉香公園の隣接地にある公園です。「西の鎌倉」とも謳われており、和の風情が漂うとても美しい景色のスポットですよ。紅葉は毎年11月上旬ごろから色づき始め、11月下旬ごろが見頃となるのでタイミングを合わせて訪れてみてください。
紅葉シーズンになると多くの人が訪れる場所。付近に無料駐車場がありますが、この時期ばかりは混雑必須。紅葉谷公園から山頂の岩倉城までをのんびりと散策するのもおすすめです。片道約30分ほどになります。緑から黄色、橙、赤と移ろうグラデーションは素晴らしいものです。
■ 基本情報
- ・名称: 紅葉谷公園(もみじだにこうえん)
- ・住所: 山口県岩国市横山
- ・アクセス:<電車>JR「岩国駅」からバス約20分→「錦帯橋」下車徒歩約10分
- <車> 山陽道「岩国IC」から約10分
- ・定休日: なし
- ・電話番号: 0827-29-5116(岩国市観光振興課)
- ・料金: 無料
- ・駐車場:周辺に数カ所あり
- ・参考サイトURL: http://www.iwakuni-kanko.com/kikko/momijidani/
6.香川家長屋門(かがわけながやもん)
http://blogs.yahoo.co.jp/higasihirosima_akitsu/16651317.html
岩国藩家老の香川氏邸宅の表門。1693年建立と言われ、岩国市にある最も古い建造物の1つとして山口県の有形文化財に指定されています。趣きのある門構えは、当時の面影を感じさせます。個人の住居として現在も使われているため、門の内側は不定期のみ見学可能です。内側の見学は不定期で開門されたときのみとなりますが、外側だけであればいつでも見学することができます。春にはサクラ、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪と、四季折々に彩られた姿はまた格段に美しいですよ。
香川家にはこの長屋門のほかに通用門や平時門などがあり、身分や用途によって使い分けていたそうですよ。この時代は身分による使い分けが必須でしたからね。270余年前、当時の当主である香川正恒によって建造されたものですが、江戸時代における典型的な造りになっています。
■ 基本情報
- ・名称:香川家長屋門(かがわけながやもん)
- ・住所: 岩国市横山二丁目4-9
- ・アクセス:JR山陽本線「岩国駅」よりバス約20分「錦帯橋」下車、徒歩10分
- 山陽新幹線新「岩国駅」よりバス約20分「錦帯橋」下車、徒歩10分
- 山陽自動車道「岩国IC」より約10分
- ・営業時間: 見学自由(外観のみ)
- ・定休日: なし
- ・電話番号: 0827-41-0452(岩国市教育委員会文化財保護課)
- ・駐車場:あり(有料)
- ・参考サイトURL: http://www.iwakuni-kanko.com/kikko/kagawake/
7.目加田家住宅(めかたけじゅうたく)
http://blogs.yahoo.co.jp/kyytn668/2213546.html
18世紀中頃の中流武士の生活を垣間見ることができる、貴重な武家屋敷。国の重要文化財にも指定されています。平屋建てみ見えますが、錦川の氾濫に備えた二階建ての造りとなっています。当時の岩国城下町でよく用いられた、両袖瓦と平瓦を使った二平葺き(にひらぶき)が特徴的。素朴な中にもどこか品のある建物です。
2階建てなのに平屋に見えるという構造は、藩主が屋敷の近くを通る際に見下ろすことがないようにという配慮なのだそうです。また先述の香川家長屋門は上級武家なので、比較して見学するのもおもしろいですよ。合わせて訪れてみてくださいね。
岩国藩藩士の住宅で中廊下式の平面。簡素な造りであるにもかかわらず端正な意匠になり、保存状態も良好です。日本で数少ない本格的な武家屋敷のひとつです。裏庭には別棟のトイレと井戸があり、質素な生活であったことが伺えます。
■ 基本情報
- ・名称: 目加田家住宅(めかたけじゅうたく)
- ・住所: 岩国市横山
- ・アクセス:<電車>JR山陽本線「岩国駅」よりバス約20分「錦帯橋」下車、徒歩15分
- 山陽新幹線新「岩国駅」よりバス約20分「錦帯橋」下車、徒歩15分
- <車> 山陽自動車道「岩国IC」より約15分
- ・営業時間: 9:30~16:30
- ・定休日: 月曜日・12月28日~1月5日(月曜日が祝日の時は翌日)
- ・電話番号: 0827-41-0452(岩国市教育委員会文化財保護課)
- ・料金: 無料
- ・駐車場:周辺に数カ所あり
- ・参考サイトURL: http://www.iwakuni-kanko.com/kikko/mekatake/
8.岩国美術館
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/kanko/photo/A_iwakuni/iwakunibijutukan.ht…
日本の伝統文化や芸術品を中心に、日本人の中に育まれてきた伝統的な精神性を伝えている美術館です。鎌倉時代から江戸時代に実際に使われていた甲冑や刀剣、古武具など「生死の文化」を伝えるものから、川中島合戦を描いた屏風、横山大観らの絵画といった貴重な美術品まで、約4500点が展示されています。館内に展示されている約4500点は奈良時代から江戸時代の品々で、そのうち18点は、国の重要文化財や県または市の文化財に指定されているそうです。美術作品や武具以外にも実際に使用されていた生活用品なども展示されています。
さまざまな時代のものを展示しているので美術館というよりは博物館に近いかもしれません。奈良時代から江戸時代までの陶磁器やガラス工芸品は見応えがあります。戦国時代を生き抜いた人々の生活を伺える展示仕様になっています。
■ 基本情報
- ・名称: 岩国美術館
- ・住所: 山口県岩国市横山2丁目10-27
- ・営業時間:<3月~11月>9:00~17:00
- <12月~2月>9:00~16:00
- ・定休日: 木曜日(祝祭日の場合は翌日)
- ・電話番号:0827−41-0506 (財)岩国美術館
- ・料金: 大人800円 高・大学生500円 小・中学生200円
- ・駐車場: 周辺に数カ所あり
- ・公式サイトURL: http://www.iwakuni-art-museum.org/
9.美川ムーバレー
http://yamashita-tomohiro.com/blog/?p=317
”謎の地底王国”美川ムーバレーは、鉱山跡を利用して造られたアドベンチャー気分を味わえるテーマパーク。伝説の古代ムー大陸をモチーフにした神殿をはじめとする15のゾーンが迷路でつながっています。旧坑内は涼しく、特に夏休みは家族連れで賑わいます。屋外では砂金採りの体験ができたり、バーベキューや温泉設備などもあり、大人も子供も一日中楽しめます。美川ムーバレーの敷地内には宿泊施設もありますよ。清流を臨む閑静なホテルですので、ゆったりとくつろぐことが出来ます。お値段はとてもリーズナブルで、館内にある大浴場は日帰りで利用することもできます。
イベント・アトラクションや期間限定企画などさまざまなイベントを行っています。詳しいことはホームページで要チェック!地底探検では足元が滑りやすくなっているので注意が必要です。中に入れば夏でもかなり涼しく上着がいるほどになっています。
■ 基本情報
- ・名称: 美川ムーバレー
- ・住所: 山口県岩国市美川町根笠1564-1
- ・営業時間: 【地底王国 昼の部】9:30-17:30
- (探険所要時間約50~80分、最終受付16:30)
- 【地底王国 夜の部】ムー・ダーククライ 受付時間16:00-17:00
- (出発時間17:30頃:消灯出来次第)
- 【砂金採り体験】10:00−17:00
- ・定休日: 定休日:水曜日 ※GW期間と春休み・夏休み期間は無休
- ・電話番号: 0827-77-0111
- ・料金: 【地底王国】高校生以上 1,350円 4歳〜中学生 900円
- 【砂金採り体験】700円
- ・駐車場:あり
- ・公式サイトURL: http://www.muvalley.com/
10.観音水車でかまるくん
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/kanko/photo/A_iwakuni/kannonsuishadekamar…
地元の特産である杉の木を使った、直径12メートルの木造観音水車「でかまるくん」は、1990年に造られました。水車は1分間に15回転します。水車の脇にある「大水車販売所」では、水車で挽いたそば粉による手打ちそばや、夏季のみ実施されるそうめん流しも人気。さらに「岩屋観音窟」には、弘法大師が彫ったといわれる観音像が安置されています。完成当時は日本一の大きさを誇ったという巨大な水車で、「ふるさと創生事業」として造られたものなのだそうです。ちなみに観音像はもともと木だったそうです。鍾乳洞の水滴を浴び続けて石化したと言われています。
夏季限定のそうめん流しもいいですが、寒い冬だからこそ見れる景色もあります。水が凍りつくような寒い日には水車に細かいつららができ、まるで水車そのものが氷の結晶のようになるんです。まさに氷の芸術作品!この時期にしか見られない絶好の機会ですよ☆
■ 基本情報
- ・名称: 観音水車でかまるくん
- ・住所: 山口県岩国市美川町根笠3039
- ・アクセス:<電車>錦川鉄道「根笠駅」→岩屋方面行きバス(水曜運休)で9分
- →「岩屋」バス停下車、徒歩5分
- <車> 山陽道「岩国IC」から30分
- ・営業時間:見学自由(水車外観・観音像)
- ※10:00~17:00 (大水車販売所)
- ・定休日: なし
- ・電話番号: 0827−77-0240 (岩屋観音)
- ・料金: 無料
- ・駐車場: あり
- ・参考サイトURL: http://www.iwakuni-kanko.com/shinai/mikawa-town/dekamaru.php
11.岩国城ロープウエー
http://www.jalan.net/event/evt_177339/
岩国城ロープウエーは、山麗駅から標高約200mの山頂まで、3分で繋いでいるロープウエーです。錦川や錦帯橋、旧城下町、瀬戸内海の島々などの景色を眺めることができるのですが、とっても美しいと表場です。また、ロープウェーに乗っている間は、岩国にまつまる歴史を音声ガイドで紹介してくれるので、より楽しい雰囲気となっています。
■ 基本情報
- ・名称: 岩国城ロープウエー
- ・住所: 山口県岩国市横山
- ・アクセス: JR岩国駅→市営バスまたは、いわくにバス錦帯橋行きで20分、
- バス停:錦帯橋下車、徒歩10分
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・電話番号: 0827-29-5116 (岩国市観光振興課)
- ・料金: 往復550円、片道320円
- ・公式サイトURL: http://www.iwakuni-kanko.com/kikko/ropeway/
12.吉川史料館
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/kanko/photo/A_iwakuni/kikkawasiryokan.htm…
吉川史料館は、吉香公園に併設されている、岩国藩主吉川家伝来の美術工芸品、歴史資料約7000点を紹介している史料館です。特に鎌倉時代のもので国宝である太刀「狐ケ崎」や豊臣秀吉から拝領した重要文化財の陣羽織「山道草花鶴亀模様繍箔胴服を始め、山中鹿介の兜など美術・工芸的にも価値あるものばかりが展示されています。
■ 基本情報
- ・名称: 吉川史料館
- ・住所: 山口県岩国市横山2-7-3
- ・アクセス: JR岩国駅→市営バス錦帯橋・新岩国駅行きで18分
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・定休日: 水曜日
- ・電話番号: 0827-41-1010
- ・料金: 入館500円
- ・公式サイトURL: http://www.sky.icn-tv.ne.jp/~kikkawa7/
13.潮風公園みなとオアシスゆう
http://blogs.yahoo.co.jp/jk4dos_honten/29825205.html
潮風公園みなとオアシスゆうは、海産物を中心とした地元特産品等の販売を始め食事ができるレストランも入っている施設です。美味しい魚介類を堪能したい!という人はぜひ立ち寄ってみてください。 また、世界でも類のないミクロ生物を観察できる施設ともなっていて、中国地方で初となる「みなとオアシス制度」に登録されています。
■ 基本情報
- ・名称: 潮風公園みなとオアシスゆう
- ・住所: 山口県岩国市由宇町有家
- ・営業時間: 10:00~21:00
- ・電話番号: 0827-62-0155
- ・公式サイトURL: http://www.shiokaze-kouen.net/
14.レトロバス いちすけ号
http://blog.livedoor.jp/iwakunifolk/archives/50529447.html
レトロバス いちすけ号で「は、JR岩国駅~錦帯橋間の片道20分間バスの旅が楽します。日本で初めて電車を設計したというと、岩国出身のエジソンと呼ばれた藤岡市助がにちなんだ名前が付けられています。車窓からは、錦帯橋を始め岩国の城下町などを楽しむことができますよ。また自然にもたっぷりと触れ合うことができます。
■ 基本情報
- ・名称: レトロバス いちすけ号
- ・住所: 山口県岩国市日の出町3-10
- ・アクセス: 山陽道岩国ICより広島方面へ5分錦帯橋より発車
- ・公式サイトURL: http://www.iwakuni-bus.com/sharyo-ichisuke.htm
15.岩国徴古館
http://diarywrittenby21.seesaa.net/article/400803912.html
岩国徴古館は、吉香公園に隣接ししている美術館です。ここでは岩国をより知ることのできる歴史や、美術工芸資料など約4万点を収蔵しているので、岩国通になりたい人には特に立ち寄っていただきたい場所です。また、なかでも旧錦帯橋の部材など錦帯橋の資料は貴重とされているので、ぜひ見ていってくださいね。
■ 基本情報
- ・名称: 岩国徴古館
- ・住所: 山口県岩国市横山2-7-19
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・定休日: 月曜
- ・電話番号: 0827-41-0452 (岩国市文化財保護課)
- ・料金:無料
- ・公式ホームページURL:http://www.iwakuni-kanko.com/kikko/choukokan/index.php
16.佐々木小次郎の銅像
http://hirochan-infomation.seesaa.net/article/400114976.html
吉川英治の小説の宮本武蔵で、佐々木小次郎は錦帯橋畔で、柳の枝が燕を打つのを見て燕返しを得たと岩国に来て編み出したと言われています。その様子をあらわしたのが、佐々木小次郎の銅像です。宮本武蔵ファンは必見の場所ですよ♪■ 基本情報
- ・名称: 佐々木小次郎の銅像
- ・住所: 山口県岩国市横山 MAP
- ・アクセス:◎山陽自動車道岩国ICから車で7分
◎JR山陽本線岩国駅からバスで20分 (「錦帯橋」下車) - ◎JR山陽新幹線新岩国駅からバスで10分→「錦帯橋」バス停から徒歩で5~10分
- ・公式サイトURL: http://www.oidemase.or.jp/tourism-information/spots/11240
17.槍倒し松
http://blog.livedoor.jp/gaebolg/archives/52217757.html
参勤交代の際に大名行列が藩の要所を通る時は、槍を倒すのが礼儀だったのですが、6万石程度では誰も倒さなかったそうです。そこで、枝ぶりのよい松の木を橋の近くに植えたところ、嫌でも槍を倒すようになったという逸話があります。ただし、それを意識して植えたかどうかの記録は残っていないので、所説となっています。
■ 基本情報
- ・名称: 槍倒し松
- ・住所: 山口県岩国市横山
- ・アクセス:(1)山陽自動車道岩国ICから車で
- (2)JR山陽本線岩国駅からバスで(「錦帯橋下車)
- (3)JR山陽新幹線新岩国駅からバスで 「錦帯橋」バス停から徒歩で
- ・参考サイトURL: http://www.jalan.net/kankou/spt_35208ac2102030577/
18.弥栄湖
http://blog.livedoor.jp/team_bowz_douga/archives/cat_46776.html
弥栄湖は、平成2年に小瀬川に多目的ダムとしてつくられた人造湖です。湖の周りには桜や公園、キャンプ場などがあるので、一年を通して多くの人が訪れてきます。また、遊歩道もきれいになっているので、お散歩も楽しめますよ。湖には水を浄化するためにつくられた巨大噴水があるのですが、これがとってもキレイだと評判です。またルアーフィッシングを楽しむ人にも人気の場所です。
■ 基本情報
- ・名称: 弥栄湖
- ・住所: 山口県岩国市美和町百合谷周辺
- ・アクセス: 大竹ICから15分、岩国ICから20分
- ・公式サイトURL: http://www.sea.icn-tv.ne.jp/~yasakac/pages/boart.html
19.弥栄大橋
http://blog.livedoor.jp/kotoisiyama/archives/15320546.html
弥栄大橋は、名勝の弥栄峡と白滝山にある長さ560mほどの大きな橋です。実はこの橋、ダム湖の景観を考慮して作られているので、とってもキレイな景色を眺められるスポットとしても人気があるんですよ。シンプルながら、キレイな曲線を描いているので、全国屈指の綱斜張橋として有名になっているので、ぜひ立ち寄ってくださいね。
■ 基本情報
- ・名称: 弥栄大橋
- ・住所: 山口県岩国市美和町百合谷
- ・アクセス: JR山陽本線大竹駅から車で15分
- ・電話番号: 0827-96-0569
- ・公式サイトURL: http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/97/yasaka-bridge.html
20.橋の駅(岩国市観光物産交流センター)
http://tty210.blogspot.jp/2015/02/1450205.html
橋の駅はバスセンターや、お土産、食事をとれる施設です。1階は、錦帯橋バスセンターとなっていて、錦帯橋周辺の観光案内を行っていますよ。また、2階は、土産屋さんや喫茶店などがあり、岩国市の名産・物産を展示販売しているので、気軽に立ち寄ってくださいね。錦帯橋を眺めながら「岩国寿司」を楽しむことができると評判の場所でもあります。3階は、展望台で錦帯橋をはじめ、錦川周辺を眺望することができます。
■ 基本情報
- ・名称: 橋の駅(岩国市観光物産交流センター)
- ・住所: 山口県岩国市岩国1丁目1-42 錦帯橋バスセンター2階
- ・アクセス:【公共機関のご利用の場合】
JR新岩国から市営バスで約15分 JR岩国駅から市営バスで約20分 - 岩国錦帯橋空港~錦帯橋(バスセンター)片道300円
- 【お車での場合】 国道2号線から約3分
- 【徒歩の場合】
- JR西岩国駅より徒歩で約20分
- JR川西駅より徒歩で約30分 錦帯橋より歩いて約1分
- ・電話番号: 0827-43-3630
- ・公式サイトURL: http://www.tenboichiba.com/
岩国市の観光ではずせないスポットをご紹介しましたが、いかがでしたか?魅力が伝わりましたでしょうか?大人から子供まで、家族みんなで楽しめる場所がたくさんでしたね。有名な錦帯橋やお城以外にも、季節の花を楽しめる公園、武家屋敷、美術館や木造観音水車など、興味深いところがたくさんです。古きよきものから、新しいものまで、地味ながらもおすすめのところがたくさんありますので、ぜひ一度、ご家族で、また友人同士で訪れてみてください。