Wei Jen Chang
法隆寺は聖徳太子が建立したことでも知られる、現存する日本最古の木造建築です。1400年の長い歴史を誇り、重厚な雰囲気が漂う境内には国宝に指定された建造物が多く点在します。神秘的で厳かな空気につつまれて、飛鳥文化の香りや、壮大な時の流れに思いを馳せるひとときを体験してみませんか。非日常の静かな空間は、心身ともにリフレッシュして清々しい気分にしてくれるはずです。周辺の斑鳩地域の観光名所もまとめてご紹介します。
法隆寺といったら、今でも社会科の教科書に載っているほど有名な木造建築物ですよね。そんなお寺の周辺には奈良県ならではの観光スポットがあることでも人気を集めています。そこでお寺周辺に来たらぜひ行ってみたいスポットについていくつか紹介しましょう。
1.法隆寺
http://38147946.at.webry.info/
法隆寺は、現存する世界最古の木造建築として今なお飛鳥の時代を伝えています。1400年もの伝統を誇り、仏教文化の研究の宝庫として人々の注目を集めています。また、1993年に日本で最初に世界文化遺産に登録され、世界的に見てもその地位は高まっています。境内は国の指定史跡、南大門・五重塔・金堂をはじめとする19棟の建造物が国宝に指定されています。もはや風情や情緒といったものではなく、非日常の神秘的な雰囲気が漂っているスポットです。当時の栄華が伺えます。
夢殿
http://fumitan-h.at.webry.info/
行信僧都が聖徳太子の没後、聖徳太子の住んでいた斑鳩宮跡に聖徳太子を偲んで建てたのがこの夢殿です。その中には救世観音像が安置されており、聖徳太子の等身として今なお斑鳩の平安を祈っています。夢殿は国宝に指定されている19棟のうちのひとつです。奈良時代に建立されたものですが、鎌倉時代に大修理されており、現在の屋根などは鎌倉時代のものとされています。安置されている救世観音像もまた国宝に指定されています。
■ 基本情報
- ・名称:法隆寺
- ・住所:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1の1
- ・アクセス:JR法隆寺駅より徒歩約20分
- ・営業時間:午前8時~午後5時(2/22~11/3)
- 午前8時~午後4時半(11/4~2/21)
- ・電話番号:0745-75-2555
- ・料金:一般1,000円/小学生500円(西院伽藍内、大宝蔵院、東院伽藍内共通)
- ・公式サイトURL:http://www.horyuji.or.jp/
2.中宮寺
http://blogs.yahoo.co.jp/bucci0319/
聖徳太子の住んでいた斑鳩宮・岡本宮・葦垣宮の中間にあたるところから名付けられた中宮寺。その中に安置されている半跏思惟像は三大微笑像と言われ、国宝に指定されています。先述の法隆寺の隣接地に建つ寺院で、こちらもまた聖徳太子によって開基されました。聖徳太子の生母・間人皇后の発願によって法隆寺と対象になるこの地に建てられたそうです。
ちなみに半跏思惟像は黒ずんで見えますが、元は塗装され、装飾具もつけられていたそうです。
http://butuzo100.cocolog-nifty.com/blog/
■ 基本情報
- ・名称:中宮寺
- ・住所:生駒郡斑鳩町法隆寺北1-1-2
- ・アクセス:JR法隆寺駅から法隆寺門前行きバス終点下車徒歩8分
- 近鉄筒井駅から王寺駅行きバス「中宮寺前」下車徒歩5分
- ・営業時間:10/1~3/20: 9時~16時(受付~15時45分)
- 3/21~9/30: 9時~16時30分(受付~16時15分)
- ・電話番号:0745-75-2106
- ・料金:大人500円・中学生400円・小学生250円
- ・公式サイトURL:http://www.chuguji.jp/
3.法起寺
http://blog.goo.ne.jp/pearlseller/
聖徳太子の死後、その遺言にしたがって山背大兄皇子が寺に作り変えたもので、別名池尻寺とも言います。三重塔としては世界最古、最大の建築物です。法起寺は聖徳太子建立七大寺のひとつに数えられている寺院です。境内は国の史跡に、三重塔は国宝に指定されているほか、「法隆寺地域の仏教建造物」の構成資産の一部として世界遺産にも登録されているんですよ。
■ 基本情報
- ・名称:法起寺
- ・住所:奈良県生駒郡斑鳩町大字岡本1873番地
- ・アクセス:JR法隆寺駅より北東2.5km
- ・営業時間:2月22日~11月3日:午前8時30分~午後5時
11月4日~2月21日:午前8時30分~午後4時30分 - ・電話番号:0745-75-5559
- ・料金:大人300円
- ・公式サイトURL:http://www.horyuji.or.jp/hokiji.htm
4.法輪寺
http://blog.goo.ne.jp/negi-ooto/
法起寺と合わせて斑鳩三塔と呼ばれるが、その建立については正確な説がまだ判明していない、謎の残る建物です。現存する建物はかつて焼失した際に、幸田文らを中心に建て替えられたものです。この三重塔は1975年に再建されたもので世界遺産には含まれていませんが、講堂に安置されている4mもの木造十一面観音菩薩立像をはじめ、飛鳥時代に作られたと言われる数々の寺宝は国の重要文化財に指定されています。
■ 基本情報
- ・名称:法輪寺
- ・住所:奈良県生駒郡斑鳩町三井1570
- ・アクセス:・近鉄郡山駅(タクシー有)にて下車、奈良交通バス法隆寺方面行にて中宮寺前
- 下車徒歩15分
・近鉄筒井駅(タクシー有)にて下車、奈良交通バス王寺方面行にて中宮寺前下 - 車徒歩15分
- ・JR大和路線法隆寺駅(タクシー/レンタサイクル有)より徒歩35分
- ・JR大和路線王寺駅(タクシー有)より奈良交通バス法隆寺前経由奈良行にて中
- 宮寺前下車徒歩15分
- ・営業時間:3月~11月末日=午前8時~午後5時
12月~2月末日=午前8時~午後4時30分 - ・定休日:無休
- ・電話番号:0745‐75‐2686
- ・料金:・大人 500円(団体料金:400円)
・中学生~高校生 400円(団体料金:320円) - ・小学生 200円(団体料金:160円)
- ・公式サイトURL:http://www1.kcn.ne.jp/~horinji/
5.吉田寺(きちでんじ)
恵心僧都が、母の臨終の時に祈願をした衣服を着せると苦しみもなくあの世に往生をしたといわれることから、別名「ぽっくり寺」とも呼ばれる吉田寺。本尊にある阿弥陀坐像は奈良県下最大のものです。「ぽっくり往生の寺」ということで高齢の参拝者に人気の寺院です。天智天皇の勅願により飛鳥時代に開基されました。室町時代に建立された多宝塔は国の重要文化財に指定されています。
ちなみに、県下最大の阿弥陀坐像はおよ5mほどにもなるそうです。
■ 基本情報
- ・名称:吉田寺
- ・住所:奈良県生駒郡斑鳩町小吉田1-1-23
- ・アクセス:JR法隆寺駅より徒歩にておよそ20分、またはタクシーにておよそ10分
- ・営業時間:午前9時から午後4時まで
- ・電話番号:0745-74-2651
- ・料金:お一人300円
- ・公式サイトURL:http://www.kichidenji.com/
6.藤ノ木古墳
法隆寺に残る文献から崇徳天皇陵だと思われていましたが、近年の研究で有力なのは穴穂部皇子(あなほべのみこ)と宅部皇子(やかべのみこ)の合葬説です。穴穂部皇子は欽明天皇の皇子で聖徳太子の叔父、宅部皇子は宣化天皇の皇子です。物部守屋と結託し、穴穂部皇子を次期天皇にしようと策略しましたが、計画がバレて失敗し、3人とも蘇我馬子によって暗殺されたと言われています。
http://narayamakara.blog.so-net.ne.jp/
蘇我氏による暗殺のタイミングやいろいろな条件からこの説が一番有力ではないかと言われています。ですが、真相は誰にもわからず、決定的な歴史的史実は出てきていません。まだまだ研究の余地のある古墳です。■ 基本情報
- ・名称:藤ノ木古墳
- ・住所:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺西2丁目1795番地
- ・アクセス:地図要確認
7.上宮遺跡公園
http://narabito.cocolog-nifty.com/
公園創設の際に見つかった遺跡です。掘立柱建物跡や、平城宮と同様の文様の瓦が出土したことから『続日本紀』に登場する行宮の飽波宮ではないかという説があります。飽波宮(あくなみのみや)は孝謙天皇が使用していた幻の離宮です。一方、聖徳太子が晩年を過ごしたという葦垣宮の跡地とも言われています。広々としたのどかな公園です。飛鳥時代を偲びながらお散歩なんていかがでしょう。
■ 基本情報
- ・名称:上宮遺跡公園
- ・住所:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺南3丁目16番地
- ・アクセス:JR大和路線法隆寺駅下車 北東徒歩15分
8.龍田神社
聖徳太子が都の地を何処にしようか決めかねていた時、ある老人が東の斑鳩がたくさんいるところに都を建てろと言いました。聖徳太子は老人が何ものなのかを問うと、「私は龍田山の裾に住み、秋の紅葉を楽しんでいる間に千余年を過ごしてしまった。」といったので私の都を守ってくれと懇願しました。 http://blog.goo.ne.jp/yss2141/
しかし私は守護神ではないといって立ち去りました。まさに、老人こそが龍田明神の化身だったのです。しかし、本宮の龍田大社は遠いため、この斑鳩の地に祀り、法隆寺を鎮守してもらいました。法隆寺と合わせて訪れてもらいたい神社です。お祭りの日は屋台などで賑わいますが、普段は人気が少なく、閑散としているので穴場の観光スポットとしておすすめですよ。境内にそびえる蘇鉄の巨木は県指定の記念物です。
■ 基本情報
- ・名称:龍田神社
- ・住所:奈良県生駒郡斑鳩町龍田1丁目5番3号
- ・アクセス:JR大和路線王寺・近鉄線王寺から奈良交通バス「龍田神社前」下車すぐ
9.斑鳩神社
http://blog.livedoor.jp/inishie_miyako/?p=90
菅原道真公を祀り、旧法隆寺町の氏神様である斑鳩神社。法隆寺とも関係が深く、当時の法隆寺別当湛照僧都が道真公の後裔であったので、境内に祀られた後に現在の場所に移されたそうです。法隆寺を鎮守する4社の一つとされている神社で、平安時代に創建されたと伝えられています。毎年10月中旬に開催される秋祭りには家内安全・五穀豊穣を願って「ふとん太鼓」が披露されるほか、法隆寺境内に御旅所が設けられます。
■ 基本情報
- ・名称:斑鳩神社
- ・住所:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1-11
- ・アクセス:JR大和路線「法隆寺」駅から徒歩約25分
- 奈良交通バス「法隆寺門前」バス停下車 北へ徒歩約5分
10.斑鳩文化財センター
http://kodai.exblog.jp/12379888
藤ノ木古墳の裏手にあり、古墳の案内だけでなく、斑鳩の文化財の調査、および情報発信をしていこうという試みから平成22年よりオープンいたしました。展示物を見るだけで古代の歴史のロマンに浸ることができます。■ 基本情報
- ・名称:斑鳩文化財センター
- ・住所:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺西1-11-14
- ・営業時間:午前9時~5時
- ・定休日:水曜日休館
- ・電話番号:0745-70-1200
- ・料金:無料(ただし、特別展の開催期間中は有料の場合がある)
11.竜田川
もともとは紅葉の名所としても名高く、多くの詩人が詩を詠んできた地としても知られていますね。特に「千早振る神代も聞かず竜田川から紅に水くくるとは」という詩は多くの人に最も知られていることで有名ですよね。この詩は百人一首にも含まれていると言います。約2kmにも及んでいる川畔は、県立公園にも指定されているので紅葉を背景に気軽にお散歩ができそうですね。駅から徒歩で行けるという駅近な感じもいいところです。
■ 基本情報
- ・名称: 竜田川
- ・住所: 〒636-0153 奈良県生駒郡斑鳩町龍田南
- ・アクセス: (1)JR大和路線王寺駅より奈良交通バス奈良公園・国道横田行8分、竜田大橋より徒歩すぐ
- ・参考サイトURL: http://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000176675/?screenId=OUW2205
12.西里の町並み
法隆寺の西隣にある街並みを完全に再現しているスポットです。本来は法隆寺で建設業などのお手伝いさんをそろえた大工集団の本拠地のようなところでした。現在でも黙々と歴史を伝えています。およそ300mほどの範囲に落ち着いたたたずまいを見せつけています。ちょっとした昔ながらのスポットとして人気があるのですが、おじいちゃんおばあちゃん世代の方からの人気が高いのも理由の一つですね。タイムスリップした感覚を味わいたいのであったらおすすめできます。
■ 基本情報
- ・名称: 西里の町並み
- ・住所: 〒636-0116 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺西1丁目〈西里
- ・アクセス: (1)法隆寺駅からバスで5分(法隆寺門前下車)法隆寺門前バス停から徒歩で5分(2)法隆寺駅から徒歩で25分
- ・公式サイトURL: http://www1.kcn.ne.jp/~ikaruga/ (斑鳩観光協会)
13.法起寺周辺のコスモス
法起寺周辺にある休耕農地の観光スポットです。約2万平方メートルがコスモス花で彩られている様子は、観光客の目を奪ってしまうほどの絶景が広がっています。秋の代表的な名物としても地元の方を中心に知られていますし、斑鳩の代表的な風景でもあります。ご当地ならではのグルメやお祭り、イベントなどもたくさん行っているのでコスモスだけで飽きさせないような工夫もたくさん施されています。懐かしい風情が好きな方にお勧めできますね。
■ 基本情報
- ・名称: 法起寺周辺のコスモス
- ・住所: 〒636-0102 奈良県生駒郡斑鳩町岡本
- ・アクセス: (1)法隆寺駅から徒歩で40分
- ・電話番号: 斑鳩観光協会 0745-74-6800
- ・オススメの時期: 9月中旬~10月中旬
- ・公式サイトURL: http://www1.kcn.ne.jp/~ikaruga/ (斑鳩観光協会)
14.古裂ギャラリーおおたに
江戸期から明治前半までの染織品を中心的に伝統的な歴史を伝える品を取り揃えているギャラリーです。その品数は全部で1万点以上にまで上っています。中には沖縄の染織まで展示しているので各地の様々な歴史を肌身で感じることができるのです。観賞用のほかにも実用的に使うことができる商品まで取り揃えているので、一度は訪れてみたいスポットです。染織品に関しては19世紀を中心に展示しているのですが、一般的な販売も行っています。ちりめんやハギレなどはそれぞれ1000円からの販売を行っております。
■ 基本情報
- ・名称: 古裂ギャラリーおおたに
- ・住所: 〒636-0116 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺1-5-35
- ・アクセス: (1)JR関西本線・大和路線法隆寺駅より奈良交通バス法隆寺門前行10分、終点より徒歩すぐ
- ・営業時間: 10時~17時
- ・定休日: 年中無休
- ・料金: 各1000円~
- ・参考サイトURL: http://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000129028/?screenId=OUW2205
15.法隆寺カントリークラブ
大阪から40分のアクセスで来ることができる奈良県で唯一のゴルフ場スポットになっています。そのカントリークラブが設立されているということですね。ゴルフ場の各ホールは松林でセパレートされています。好立地で穏やかな丘陵になっています。初心者の方でもクラブへの加入を承っているので、気になった方はチェックしてみるのもいいですね。もちろんのことながら全部で18ホールあるのですが、18のホールにドラマがあるということをコンセプトに作っているそうです。歴史を刻み込んだホールでのゴルフを楽しんでみては。
■ 基本情報
- ・名称: 法隆寺カントリークラブ
- ・住所: 〒108-0074 東京都港区高輪一丁目3番13号 NBF高輪ビル
- ・アクセス: ・都営三田線・東京メトロ南北線 白金高輪駅 2番出口より 徒歩2分・都営浅草線 泉岳寺駅 A3出口より 徒歩8分
- ・電話番号: 0745-75-2551
- ・参考サイトURL: http://www.pacificgolf.co.jp/horyuji/
16.初代奈良丸碑
明治期に一世を風靡した初代吉田奈良丸の功績がたたえられて、その弟子たちが石碑を作ったことで有名になった碑です。石碑が立派に建てられている割には冷たくあしらわれているような風景を見ることができるでしょう。巨大な自然岩なので始めてみる人は圧倒されます。説明からはこの石碑を立てたのは弟子総勢60人ほどといわれています。有名な浪曲は歌謡浪曲とも呼ばれている「瞼の母」などがヒット作として挙げられていますね。
■ 基本情報
- ・名称: 初代奈良丸碑
- ・住所: 〒636-0113 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺南1-1214-1
- ・アクセス: 法隆寺駅から徒歩で
- ・参考サイトURL: http://blog.goo.ne.jp/kenken1948/e/9c4b5c10f5395d4b3116ea9c67cad35f
17.県立竜田公園
竜田川の下流に位置している自然公園です。昔から詩を詠まれてきた紅葉の名所にもなっているスポットですね。なので秋のシーズンになると多くの観光客の方でにぎわっています。また秋だけ楽しめるというわけではなく、敷地内には三室山の麓にある数百本もの桜が咲く春の季節はまた違った風景を楽しむことができますよ。敷地内にはほかにも竜田城跡という建築物が昔のまま残っています。新しく作られた駐車場から簡単にアクセスできるというところも、観光客の方からしたら優しいですね。
■ 基本情報
- ・名称: 県立竜田公園
- ・住所: 〒636-0154 奈良県生駒郡斑鳩町龍田西4丁目他
- ・アクセス:王寺駅からバスで5分(竜田大橋下車徒歩5分)
- ・電話番号: 0745-75-5454
- ・公式サイトURL: http://www.pref.nara.jp/7570.htm
18.融念寺
右手で裾をつまんでいるというなかなか珍しい仏像があるとうわさのお寺です。表情もかなり独特なため、平安時代にとっては素晴らしい仏様だったとの話もあります。お寺の周りの空気は閑静な住宅街のような感じです。何か古い感じが伝わってくるような感覚にはならないのですが、それがまたいいのです。融念寺の拝観には事前に予約する必要があるのでチェックしておきましょう。仏さまは柔らかく目を閉じたようなミステリアスな表情をしています。様々なスタイルが交わっているのでとても不思議な感覚になることができるでしょう。
■ 基本情報
- ・名称: 融念寺
- ・住所: 〒636-0143 奈良県生駒郡斑鳩町神南3丁目5番8号
- ・アクセス:王寺駅から徒歩で25分
- ・電話番号: 0745-75-5031
- ・料金: 大人:300円
- ・公式サイトURL: http://www.yuunenji.com/
19.中宮寺跡
現在残されている中宮寺の場所から東に500mほど進んだ先にある初代の中宮寺跡です。周辺にはもともと中宮寺池というものがあり、そこには塔や金堂跡などがあったといわれています。なぜこの場所に跡を残そうかと考えたかというと、聖徳太子が母のために建立されたとの話があります。聖徳太子が建てた様々な神宮の中間にあったことから「中宮寺」という名前が付けられたようです。秋の季節になればコスモスの花が大量に咲き乱れるので非常に景色がいいです。五重塔や三重塔など観賞するハイキングルートとして選んでみてもいいですね。
■ 基本情報
- ・名称: 中宮寺跡
- ・住所: 〒636-0112 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺東2丁目416番
- ・アクセス: 法隆寺駅から徒歩で25分
- ・電話番号: 0745-74-1001
法隆寺の歴史や見どころとその周辺の観光名所をご紹介してみました。この辺り一帯が古代から飛鳥、奈良時代の日本の文化を知る上でいかに重要な地域かということがお分かりいただけたでしょうか。どのスポットも少しずつ離れた位置にあります。バスを上手に乗り継いで巡ることもできますが、レンタサイクルを利用されると便利かもしれません。歴史の風を感じながら回る斑鳩の地はロマンの香りが漂います。趣のある素敵な旅になりますよ!
法隆寺周辺には飛鳥時代から江戸時代にかけて有名になったもので、自然を中心としたスポットが多いことが分かりました。特に秋の季節になれば秋らしい風景に身を任せることができる場所も多いですし、季節にとらわれずにさまざまな場所で観賞を楽しめるというのは、歴史好きにとってはとても楽しいことなのかもしれませんね。