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日本のアチラコチラに滝は沢山ありますが、どこの県のどの滝が好きですか。大分県の滝をご存知でしょうか。今回は大分のおすすめの滝を6ヶ所、ピックアップ。滝好きには必見の紹介です。気になった滝を訪れてみるのも良いものです。1. 原尻の滝
私のおすすめ度 ★★★★★
http://blogs.yahoo.co.jp/jk4dos_honten/28931316.html
JR緒方駅から車で8分ほど、竹田市にほど近い緒方平野に忽然と現れる「原尻の滝」は、9万年前の阿蘇山の大噴火の大火砕流によってもたらされた幅120m、高さ20mを誇る大滝。「日本の滝100選」「大分県百景」の一つにも上げられている名瀑です。滝上の多角形の亀裂が入った溶結凝灰岩からなる川床が水面上に現れているため、崖の縁まで容易に近づいて滝壺を見下ろすのも魅力の一つ。そして滝壺で、滝ができた時に崩落した無数の凝灰岩に触れ、滝の誕生に思いを寄せるのも良いものです。
滝の右岸の「一宮八幡社」「二宮八幡社」と左岸の「三宮八幡社」の祭神が年に一度集う「緒方三社川越し祭」も見もの。神輿が渡る滝上の川中には、神の道を示す鳥居も見られます。大野市指定無形民俗文化財にも指定されている、三社建立の発願者「緒方三郎惟栄」を慰霊する祭です。
■ 基本情報
- ・名称:原尻の滝
- ・住所:大分県豊後大野市緒方町原尻936-1
- ・アクセス:JR豊肥本線「緒方駅」から車で8分、2.9Km
- ・アクセス(車):東九州自動車道「佐伯IC」から国道10号、502号経由、車で70分
- ・定休日:無し
- ・電話番号:0974-42-2137(道の駅 原尻の滝)
- ・料金:見学自由
- ・駐車場:有り、200台
- ・滝の規模:落差20m/幅120m
- ・参照サイトURL:http://www.rurubu.com/sight/detail.aspx?BookID=J0054176
2. 東椎屋の滝
私のおすすめ度 ★★★★★
http://www.visit-oita.jp/album/search?page=64
JR別府駅から国道500号経由、車で41分ほど、耶馬溪に至る手前にある「東椎屋の滝」は、日光華厳の滝に似ているところから「九州華厳」とも呼ばれる落差85mの断崖を直下型に落下する滝。日本の滝100選にも選ばれている名瀑です。駐車場から、夏にはカジカの声も楽しむことができる清流を眺めながら遊歩道を300mほど進むと、突然、滝が姿を表します。そのヒンヤリした空気は「心潔むるの地」として、江戸時代の儒学者「帆足万里」が門人を連れて訪れた場所。その時読んだ詩を刻んだ詩碑も建てられています。
滝の姿は神秘的で、昔から観音信仰の霊場ともなっている場所。広い滝壺と、そこから流れ出る渓谷も美しく、西椎屋の滝、福貴野の滝とともに「宇佐の三滝」として有名です。
■ 基本情報
- ・名称:東椎屋の滝
- ・住所:大分県宇佐市安心院町東椎屋
- ・アクセス:JR日豊本線「別府駅」から国道500号経由、車で41分
- ・アクセス(車):宇佐別府道路「速見IC」から日の出バイパス経由、車で27分
- ・定休日:無し
- ・電話番号:0978-34-4839(宇佐市観光協会安心院支部)
- ・料金:見学自由
- ・駐車場:普通車(約60台 300円 、大型バス(3台 1000円、 小型バス 500円 、二輪車 100円
- ・滝の規模:落差85m/幅5m
- ・参照サイトURL:http://www.city.usa.oita.jp/site/kanko-guide/121.html
3. 沈堕の滝
私のおすすめ度 ★★★★★
http://9.hobby-web.net/~fuji3/taki/201405tinda-1.html
JR豊後清川駅から車で10分ほど、国道502号線「道の駅きよかわ」手前を北に一歩入ったところにある「沈堕の滝」は幅100m、高さ20mの雄滝とその上流に幅4m、高さ18mの雌滝が有り、平成19年に国の登録記念物に指定されました。特に雄滝の勇壮さは古くから知られていて、室町時代には雪舟が「鎮田瀑図」を描いたことでも有名。その柱状節理が並ぶ景観は「豊後のナイアガラ」とも「大野のナイアガラ」とも称され、BRUTUS 2011年8月15日号の「神が宿る日本の絶景88」のひとつにも選ばれているほどです。
駐車場が狭いのが欠点ですが、水しぶきが飛んで来るほどの迫力が人気で、リピーターの多い滝。雌滝と雄滝の間にある、近代化遺産にも指定された阿蘇溶結凝灰岩で造られた沈堕発電所跡も一見の価値が有ります。
■ 基本情報
- ・名称:沈堕の滝
- ・住所:大分県豊後大野市大野町沈堕
- ・アクセス:JR豊肥本線「豊後清川駅」から車で10分
- ・アクセス(車):南九州自動車道「大分宮河内IC」から国道10号経由、車で39分
- ・定休日:無し
- ・電話番号:0974-22-1001 (豊後大野市商工観光課)
- ・料金:見学自由
- ・駐車場:有り、小さいので注意
- ・滝の規模:雄滝 落差20m/幅100m
- ・参照サイトURL:http://www.red.oit-net.jp/tatsuya/tabi/houhi/tinda.htm
4. 竜門の滝
私のおすすめ度 ★★★★☆
JR恵良駅から東に車で9分ほど、奥竜門花乃湯キャンプ場近くにある「龍門の滝」は、中間の滝壺のある二段落としの滝。全体として幅40m、落差20mの規模を誇ります。鎌倉時代、宋から渡来した高僧が黄河上流の龍門に似ているところから「竜門の滝」と命名し、近くに竜門寺を建立したと伝えられています。1段目の滝によって穿られた深い滝壺から流れ出す2段目の滝の流れは滑らかで、夏の滝すべりの子供たちで賑わう様は地元の夏の風物詩。1段目の滝壺も絶好のプールで、終日若者や子供たちの歓声で賑わっています。
滝滑りには風呂場のマットの様なウォーターボードを敷いて滑りますが、滝の入口に有る土産物屋さんで借りるも良し(大600円、小400円、返却時半額返金)、安物の風呂マットを買って楽しむのも良いかもしれません。入口に並ぶ土産物屋さんの一角にある滝乃湯で立ち寄り湯を楽しんで帰りましょう。
■ 基本情報
- ・名称:竜門の滝
- ・住所:大分県玖珠郡九重町松木
- ・アクセス:JR久大本線「恵良駅」から車で9分
- ・アクセス(車):大分自動車道「九重IC」から県道409号線経由、車で24分
・定休日:無し
・電話番号:0973-76-3150(九重町役場商工観光・自然環境課)
・料金:見学自由
・駐車場:有り
・滝の規模:雄滝 落差20m/幅40m
・参照サイトURL:http://www.town.kokonoe.oita.jp/index.php?contentid=248
5. 慈恩の滝
私のおすすめ度 ★★★★☆
JR杉河内駅から徒歩5分ほど、筑後街道沿いにある「慈恩の滝」は、天瀬町と玖珠町の境に位置する高さ30mの変化に富んだ二段落としの滝。豊かな水が細かい飛沫を伴いながら流れ落ちるさまが勇壮な人気の滝です。下流に続く遊歩道から落下する滝の裏側を見ることもでき、別名「裏見の滝」とも呼ばれています。特に、紅葉や新緑の時期に、豊富な水の壁を通して見る景色がおすすめ。夜は、滝全体が緑色にライトアップされ、昼間とは違う幽玄の世界を作り出しています。
筑後街道すぐ脇にあり、アクセスも容易でリピーターも多い人気の滝。桜滝、観音の滝と合わせて天瀬の三滝とも称されています。
■ 基本情報
- ・名称:慈恩の滝
- ・住所:大分県玖珠郡玖珠町山浦618
- ・アクセス:JR久大本線「杉河内駅」から徒歩5分
- ・アクセス(車):大分自動車道「天瀬高塚IC」から県道54、国道210経由、車で30分
・定休日:無し
・電話番号:0973-72-7153(玖珠町役場)
・料金:見学自由
・駐車場:有り、20台、無料
・滝の規模:雄滝 落差20m/幅100m
・参照サイトURL:http://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000170246/
6. 福貴野の滝
私のおすすめ度 ★★★★☆
JR別府駅から車で51分ほど、県道50号線から300mほど入ったところにある「福貴野の滝」は雄滝と雌滝の二筋に別れて流れ落ちる、高さ65mほどの滝。滝の裏側から眺めることもでき、別名「裏見の滝」とも称されています。国の名勝「耶馬溪」の指定範囲に含まれ、西椎屋の滝、東椎屋の滝ととともに「宇佐の三滝」とも呼ばれる名瀑。細かな水滴となって流れ落ちる絹のような流れは、滝壺に差し込む初夏の朝陽にあたり、無数の小さな虹が次々に現れる幻想的な光景を生み出します。
滝を見下ろす龍泉寺境内の滝見台からの眺望を、文人墨人が好んで作品に認めたために龍泉の滝、あるいは龍泉寺の滝とも呼ばれています。アクセスが比較的容易で、一度は訪れてみたい滝の一つです。
基本情報
- ・名称:福貴野の滝
- ・住所:大分県宇佐市安心院町福貴野
- ・アクセス:JR日豊本線「別府駅」から車で51分
- ・アクセス(車):宇佐別府道路「安心院IC」から車で25分
・定休日:無し
・電話番号:0978-34-4839(宇佐市観光協会安心院支部)
・料金:見学自由
・駐車場:有り
・滝の規模:雄滝 落差65m/幅15m
・参照サイトURL:http://www.jalan.net/kankou/spt_44522aj2202012929/
いかがでしたか。大分県のおすすめの勇壮な滝から幽玄の雰囲気を漂わせる滝6選でした。一度は、実際に足を運び、その雰囲気を体で感じてみてはいかがでしょうか。