1.「新ひだか町」とは?
平成18年に静内郡静内町と三石郡三石町の廃置分合によって設置されました。同時期に新設合併された「日高町」とは別の町です。南西部を太平洋に面し、北東部には日高山脈と海と山との大自然に囲まれた風光明媚な町です。産業は酪農と漁業が主流で昆布漁が盛んで「日高三石昆布」として販売されています。他には競走馬の育成で一躍有名となっています。
2. どんな魅力が?
日本を代表する競走馬を育てたのがこの新ひだか町です。見学可能な牧場は4ヶ所ありそれぞれに重賞レースで活躍した駿馬たちの姉妹や家族が育てられています。かつて活躍し現在は引退した名馬たちも余生を大自然の中で優雅に送っています。そんな優駿たちに出会えるのが魅力の町です。3.新ひだか町の歴史
静内町と三石町が平成18年に合併して誕生した新しい町です。静内町は江戸時代に松前藩の支配地でしたが、明治の初め「淡路島徳島藩」の旧家臣達によって新たに開拓されました。当初入植したのは洲本城代家老稲田九郎邦植の旧家臣546人でした。またこの地方には元々アイヌの人たちが生活をしており、三石町の町名はアイヌ語の「ピトウシ」(小石の多い土地)から訛ったとされています。
4.観光スポット
静内十二間道路桜並木
直線約7kmに渡って、約3000本のエゾヤマザクラなどが大正5年から3年間かけて植えられ、春の桜の咲き誇る季節には、全国から20万人以上の観光客が訪れます。左右の道路幅が丁度20間(約36m)あることから名付けられたこの桜並木ですが、日本の「さくら名所100選」などにも選ばれています。静内温泉
明治32年に地元農家が牧場作りの際に見つけられた温泉で、ナトリウム炭酸水素塩泉の茶褐色のお湯で「美肌の湯」と呼ばれています。新ひだか町町民保養施設「静内温泉」で楽しむことが出来ます。5.お勧めホテル
静内エクリプスホテル
平成25年11月に開業の新しいホテルです。朝食は「おふくろの味」ディナーは地元食材を活かした料理など観光やビジネスでも人気です。■ 基本情報
- ・名称: 静内エクリプスホテル
- ・住所: 北海道日高郡新ひだか町新ひだか町
- ・アクセス: JR静内駅から徒歩約10分
- ・電話番号:0146-43-3811
- ・料金: 1泊朝食付き5940円〜
- ・公式サイトURL:http://eclipsehotel.jp/
6.名産グルメ
特産の「日高三石昆布」の出汁を使ったご当地ラーメンや、自家製山わさびで頂くイカ刺しなど、太平洋の豊かな海の幸をふんだんに盛り込んだ海鮮料理が自慢です。また、豊かな自然環境が育んだ蕎麦も人気です。7.イベント
しずない桜まつり
静内十二間道路桜並木の開花時期に合わせて、並木道を会場にお土産の販売や琴の演奏などのイベントが行われます。期間中はJR静内駅と会場の間を臨時のシャトルバスを運行しており、観光客の移動にも便利になっています。新ひだか夏まつり
毎年7月の下旬に新日高町静内地区内で、夏まつりが行われます。町内の道路を歩行者天国にして太鼓の演奏や阿波踊り(淡路島徳島藩が入植した歴史があります)が披露されるなど、町一帯が賑わいを見せます。その他のまつり
その他にも8月上旬には「七夕宵まつり」、お盆の時期には夏まつりの一環として「花火大会」冬には「ウインター・デ・ライト」と銘打ったライティングのイベントなど一年を通じて多彩な行事が行われています。8.アクセス
新千歳空港から車で92km(約1時間50分)札幌ー(道央道)ー苫小牧東ー(日高自動車道)ー日高門別−(R235)ー新日高町 約128km
旭川ー(R237)ー富良野−(R237)ー富川ー(R235)ー新日高町 約218km
帯広ー(R236)ー広尾町豊似ー(R236)−浦河ー(R235)ー新日高町 約182km
釧路ー(R38)ー浦幌ー(R336)広尾町豊似ー(R236)ー浦河ー(R235)ー新日高町 約247km
函館ー(R5)ー八雲ー(道央道)ー苫小牧東ー(日高自動車道)ー日高門別ー(R235)ー新日高町 約332km
■ 基本情報
- ・名称: 新ひだか町
- ・住所: 静内庁舎〜北海道日高郡新ひだか町静内御幸町3丁目2番50号、三石庁舎〜北海道日高郡新ひだか町三石本町212番地
- ・電話番号:静内庁舎〜0146-43-2111、三石庁舎〜 0146-33-2111
- ・公式サイトURL: http://www.shinhidaka-hokkaido.jp/
新ひだか町いかがでしたか?優駿に会える町、北海道随一の桜の名所、そんな新ひだか町へ是非いらしてください。