金城とは?
金城町は沖縄県那覇市にある首里城公園に隣接する地域で、首里城から続く金城町石畳道が有名です。戦時中に破壊を受けなかった場所が多く残る地域で、史蹟が生活の中に存在している場所でもあります。隔離された遺跡ではなく、生活の中で生きている歴史的な史蹟を見る事が出来る場所です。金城の魅力
金城町石畳道を辿る事で、その道に沿った歴史的な場所を巡る事が出来ます。地域の休憩場所が観光に訪れる人にも開放されていて、疲れた時に一息吐けるのはありがたいです。自然を活用したり、自然を敬ったりという場所があり、人が自然と向き合って生きてきた沖縄の地域性を強く感じる事が出来るでしょう。また、NHKドラマのちゅらさんの撮影場所としても知られています。金城の歴史
金城町石畳道は、那覇の港から首里城の守礼門へと続く主要道路として1522年の尚真王時代に造られた真珠道の一部です。本来の道のほとんどは第二次世界大戦の沖縄戦にて破壊されてしまい、現在完全な形で残っているのがこの金城町石畳道だけとなってしまいました。そんな激動の時代を生き抜いた、歴史ある史蹟がいくつも残っています。金城に行ったら出来ること
金城町には金城の大アカギのあるパワースポットがあります。この大アカギの周囲には沖縄の祈りの場である御嶽があり、神聖な場とされています。静謐なその場所で、沖縄の聖地のパワーを直に感じる事が出来るでしょう。おすすめ観光スポット
首里金城町石畳道
首里城から港へと続く途中の古い石畳道です。この石畳の敷石は、16世紀の始め頃に琉球石灰岩を加工して組み合わせて設置する、乱れ敷きという手法で造られました。勾配の急な所では、敷石の表面にすべり止めの刻みが入れられ、歩きやすさを考えて造られている事が分かります。長い年月で摩耗していますが、今も使われ続けている生活道路です。首里金城町の大アカギ
国の天然記念物に指定されている大アカギが生い茂る森のようになっています。樹齢は推定で200年以上と言われ、第二次世界大戦時に沖縄の各地にあった多くの大アカギが焼失した中、生き残った貴重な物となります。年に一度神が降臨する場所とも言われています。内金城の御嶽
12世紀以前に祀られたとする、古い御嶽です。御嶽とは神に祈る場所の事で、古い時代深い森であったこの場所に、度々神聖な力を感じた地域の人々が王府に願ってここに御嶽を祀ったのだそうです。おすすめホテル
ホテル日航那覇グランドキャッスル
金城、そして首里城に近い、古都首里の丘に建っているホテルです。サービスが良く、眺めも良い、評判が高いホテルです。金城の散策、そして首里城からの真珠道を辿るならこのホテルをおすすめします。金城町石畳道まで徒歩で12分程です。沖縄都ホテル
こちらも古都首里の丘に佇むホテルです。1974年にオープンした老舗ホテルで、古いホテルですが、サービスの行き届いたホテルです。展望も素晴らしく、ゆったりとくつろぐ事が出来ます。金城町石畳道まで徒歩で17分程です。おすすめ名産グルメ
ゆくい処 石だたみ
コースで地元料理がどんどん出て来るお店です。なんと17品目も出て来るようです。がっつり食べるつもりならば予約を入れて行く事をおすすめします。とにかく美味しいと評判なので予約を忘れない事が大切です。石畳茶屋 真珠
金城町石畳道の途中にあるカフェです。散策の休憩地にもってこいで、テラス席からの眺めは抜群です。スイーツも軽食も沖縄らしいメニューが揃っています。イベント
首里城祭
2015年は10月31日から11月2日まで行われます。初日に琉球王国の即位式である、冊封使行列、冊封儀式が執り行われ、琉球王朝絵巻の行列が翌11月1日にねり歩きます。この間の夜は、首里城にキャンドルが灯され、幻想的な風景を浮かび上がらせます。最終日の11月3日には古式行列が行われ、3日間の賑やかなお祭りに幕が引かれます。金城へのアクセス
■ 基本情報
- ・名称:金城町
- ・住所:沖縄県那覇市首里金城町
- ・アクセス: 那覇空港から車で28分程/ゆいレール「首里駅」下車後、徒歩約23分。
- ※那覇空港から徒歩で散策がてら歩く場合は、1時間45分程掛かる事になります。
- ・オススメの時期:10/31~11/2(首里城祭)
- ・公式サイトURL:http://www.naha-navi.or.jp/kinjoIshiTatami.html
口コミ
金城町の石畳が一番好みかな、沖縄っぽさがでてる! pic.twitter.com/uqYcAOUTYt
— らいむー (@lime_bryg) 2015, 4月 30
沖縄らしい風景ですね。素材提供:トリップアドバイザー