碓氷峠鉄道文化むらは、碓氷峠の群馬県側の終着駅・横川駅にある、国鉄時代の貴重な車両などを展示・公開している体験型鉄道テーマパークです。旧碓氷線は、日本で初めてアプト式鉄道を導入したり、日本初の幹線電化を実現した路線だったりと、歴史のある線路でした。そんな、歴史もここで学ぶことができます。そして、本物の電気機関車の運転体験ができたり、蒸気機関車が引く客車やトロッコ列車に乗れたりと、鉄道ファンでなくとも楽しめる場所です。こんな施設の基礎情報を紹介します。
碓氷峠鉄道文化むらとは?
碓氷峠鉄道文化むらは1998年に開園された群馬県にある体験型鉄道テーマパークです。JR東日本の信越本線横川駅~軽井沢駅間の廃止に伴い役目を終えた横川駅に隣接した横川運転区跡地に建設されました。碓氷峠鉄道文化むらでは国鉄時代に碓氷峠で活躍した貴重な車両たちを展示しています。また、信越本線の跡地を利用してEF63型電気機関車の体験運転やトロッコ列車の乗車もできます。碓氷峠鉄道文化むらの魅力
碓氷峠鉄道文化むらは104年の歴史を持つ碓氷線についてを体験して学ぶことができるテーマーパークです。貴重な鉄道資料を展示していたり、様々な国鉄時代に活躍した列車を展示しています。展示されている車両は検修庫にそのまま展示されています。本物の検修庫の内部や実際に使われていた機器類も公開されています。EF63の運転体験もできますし、トロッコの乗車も魅力的な部分ですね。碓氷峠鉄道文化むらの見どころ
鉄道展示館
碓氷峠鉄道文化むらでは30車両以上を展示しています。中でも魅力的なのはEF63 や189系が展示されているところです。また鉄道展示館ではEF63系と189系のシミュレータを1回1000円程度で楽しむこともできます。トロッコ列車
トロッコ列車は平成9年に廃止になった信越線の跡地を利用しています。およそ2.6kmの路線を乗車体験できます。EF63の運転体験
日本唯一本物の電気機関車の運転体験をできます。体験運転に約1日の学科実技講習を受け修了試験に合格する必要がありますが、鉄道好きにはたまらない体験だと思います。学科実技講習料金には3万円かかります。参加者の声
基本情報
- ・名称:碓氷峠鉄道文化むら
- ・住所:群馬県安中市松井田町横川407-16
- ・アクセス:JR信越本線横川駅隣接(横川駅=JR高崎駅より普通列車で約35分)
- ・営業時間:3/1~10/31 9:00~17:00 11/1~2/末日 9:00~16:30
- ・定休日:毎週火曜日(8月を除く)12/29~1/4
- ・電話番号:027-380-4163
- ・公式サイトURL:http://www.usuitouge.com/bunkamura/trial/index.html
碓氷峠鉄道文化むらの紹介、いかがだったでしょうか?この近くにある横川駅は、駅弁で有名な「峠の釜飯」が最初に売り出された駅。近くの道の駅でも買えるので、これ目当てに来る人もいるほど。もちろん館内でも購入可能です。敷地内は意外と広い芝生の広場があるので、昭和に活躍した機関車を見ながら、お弁当を食べるものいいと思いますよ。子供がよろこぶアトラクションもあるので、家族連れでもOK。鉄道ファンでなくとも、ぜひ、訪れてみてください。