Hiroaki Kaneko
琉球王国のグスク及び関連資産群とは?
琉球王国のグスク及び関連遺産群(りゅうきゅうおうこくのグスクおよびかんれんいさんぐん)は、沖縄本島南部を中心に点在するグスクなどの琉球王国の史跡群から構成されるユネスコの世界遺産(文化遺産)です。2000年に日本で11件目の世界遺産として登録されました。琉球王国のグスク及び関連資産群の魅力
琉球王国のグスク及び関連資産群は・琉球王国が東南アジア、中国、朝鮮半島、日本と経済的・政治的・文化的交流をもっていたことがうかがえること
・グスク跡は、琉球王国の文化的伝統を伝える貴重な考古学的遺跡であること
・自然崇拝、祖先崇拝という沖縄伝統の信仰形態を今に伝えていること
が評価され、2000年に世界遺産に登録されました。
沖縄県に点在しているのですべて回りながら琉球王国時代の歴史をたどりながら
豊かな自然を堪能しましょう。
琉球王国のグスク及び関連資産群のおすすめポイント
琉球王国のグスク及び関連資産群の構成資産は次の9資産です。今帰仁城跡(なきじんじょうあと)
堅牢な城壁に囲まれたその城は、標高約100メートルに位置し、やんばるの地を守る要の城でした。攀安知(はんあんち)時代に、中山軍(ちゅうざんぐん)に滅ぼされてからは、監守(かんしゅ)が派遣されるようになり、1665年に最後の監守が引き上げてからは、祭りを執り行う場所として残されました。座喜味城跡(ざきみじょうあと)
15世紀初期に築城家として名手だったといわれる護佐丸(ごさまる)によって築かれたと伝えられており、石垣のアーチ門や曲線が見事です。沖縄戦で城壁が一部壊れてしまったそうですが、今は一部復元されています。城からの景色は絶景で、残波岬、恩納村の海岸、遠くは那覇市や慶良間まで見ることができます。勝連城跡(かつれんじょうあと)
阿麻和利(あまわり)が居城した城と伝えられる勝連城跡(かつれんじょうあと)は、沖縄の城の中でも最も古く、12世紀頃と伝えられています。勝連城跡は小高い山の上にあるので、南は中城湾、東には海中道路が見え景色は最高です中城城跡(なかぐすくじょうあと)
中城城跡(なかぐすくじょうあと)は14世紀後半頃に中城按司(なかぐすくあじ)により、一の郭、二の郭、西の郭、南の郭の主な部分を築き上げました。1440年に築城家の名手と言われた護佐丸(ごさまる)により、三の郭と北の郭が増築されて現在の城の形が完成したようです。 首里王府に対抗する勝連城主の阿麻和利(あまわり)を牽制するために、座喜味城主であった護佐丸が国王からの命令により移り住んだ城ともいわれています。
首里城跡(しゅりじょうあと)
1945年の沖縄戦で灰燼に帰した首里城は、1992年、沖縄の本土復帰20周年を記念して復元されました。鮮やかな朱色に彩られたその姿は、王国の歴史・文化の息吹を伝える殿堂であり、沖縄のシンボルそのものといえるでしょう。園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
園比屋武御嶽石門(そのひやんうたきいしもん)は守礼門と首里城の正門にあたる歓会門の中間にあり、尚真・しょうしん(1477~1526年)によって1519年に創建されたことがわかっています。屋根の飾りなどに日本と中国の様式を合わせて用いた沖縄独特の優れた石造建築である玉陵(たまうどぅん)
玉陵(たまうどぅん)は、1501年、尚真王が父尚円王の遺骨を改葬するために築かれ、第二尚氏王統の陵墓となりました。識名園(しきなえん)
識名園(しきなえん)は1799年に造営された琉球王家最大の別邸で、琉球王家の人々の保養や、外国使臣の接待などに利用されました。識名園の造園形式は、池の周りを歩きながら景色の移り変わりを楽しむことを目的とした「廻遊式庭園」になっています。斎場御嶽(せーふぁうたき)
知念半島にある斎場御嶽(せーふぁうたき)は琉球の始祖「アマミキヨ」が造ったとされ、国始めの七御嶽の一つといわれる琉球最高の聖地です。山の中にあるため沖縄の自然も体験できます。入口付近は足元がやや悪く、急な傾斜や階段です。滑りやすいのでスニーカーなどの歩きやすい靴で行かれることをお勧めします。口コミ紹介
http://blog.goo.ne.jp/nrai5029knai/e/7163d57899808f9a24e1403104c538f4
朝9:30頃到着しましたが、駐車場は大変混雑しており、係員の方に尋ねたら、「とめられないかもしれないけど、一応行ってみたら?確実なのは民間駐車場。」と言われましたが、なんとか首里城の地下駐車場にとめられました。駐車場は手前が大型バス専用なので、バスの列を追い越して一般駐車場に入りました。知らなければバスの後ろで延々待つところでした。聞いて良かった。 台湾の団体の方が多く、ちょっとした国際交流も楽しめました。
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g298224-d1373593-r264846767-Shurijo_Ca…
那覇バスターミナルから、「ゆいゆい号」の乗って、行きました。 工事中だった建物も出来上がり、中を靴を脱いで、見学して来ました。かなり見ごたえのある屋敷でした。高台あり、首里の町、海が見えます。 是非、訪れてほしい場所です。 電話で、ガイドして頂けるのか、聞いたのですが、ボランテアガイドさんは居るようですが、時間が決まってないようです。 ガイドしてほしかったです。
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g298224-d1373586-r265593043-Shikina_en…
基本情報
- ・名称:琉球王国のグスク及び関連資産群
- ・住所:沖縄県
- ・公式サイトURL:http://heiwa-ga-ichiban.jp/sekai/sub/sub11.html