目的のお宿を目指し、いざ東京駅を出発。秋田新幹線と路線バスを乗り継いでおよそ4時間ほど。秋田県の秘湯として名高い乳頭温泉郷にある7つのお宿のうちの1つ、「妙乃湯」に到着です。
中盤で出される岩魚の塩焼きは、今さっきまで生きていたもの。スタッフが桶に入った岩魚を見せてくれて、「これを今から塩焼きに」といった演出をしてくれます。また、ふるまいの品であるきのこ汁も秀逸です。
またベーコンエッグも焼き加減は自分の好みで。自分で手を加えるようになっているのも、これはこれでうれしい気遣いなのかもしれません。そしてパックではない藁巻の納豆にも目が惹かれますが、これも地元秋田産なんだとか。
(注:夕食、朝食とも料理は季節あるいは宿泊プランによって上記とは内容が異なる場合があります。)
文字どおり岩作りの湯船です。内湯から露天ではなく、いきなり露天というスタイル。
あえて湯船を浅く作っており、寝るようなスタイルで入る。ちゃんと背もたれや枕があるのでゆっくりと入浴できる。
内風呂であるこの湯船の歴史は古く、昭和20年代から使われているとのこと。
お湯の心地よさはもちろんだが、湯船の底には那智石が敷き詰められており、これを踏んでいると足つぼを刺激され何とも言えない気分にさせられる。
山あいを流れる先達川を眺めながらの入浴を楽しめる混浴露天風呂。目の前は滝になっており、雪解けの季節には水量も増え迫力がある。自然豊かなエリアであり、新緑、山桜、紅葉、雪景色と四季それぞれで全く異なる景観を楽しみながら入浴できる。
※女性は、専用バスタオルの利用可(宿泊者用)
部屋にトイレが無くても問題無ければ紅葉館のほうが少しリーズナブルな料金設定です。あるいは、景観には拘らない、もしくは就寝時に渓流の音が気になってしまうかも、という方は、椿館を選んでください。こちらはお部屋にトイレが付いておりますが、桜館よりは少しリーズナブルです。
乳頭温泉郷といえば、まずは温泉というのは間違いないですが、食事、部屋を含めた滞在期間トータルの満足度を考えるのであれば、先ず最初に選択すべきお宿は、この妙乃湯なのではないかと思いました。1位に選ばれるのも納得です。
ところで乳頭温泉郷って「遠いんでしょ!」と思ったあなた。ちょっと待って下さい。確かに東京駅からおよそ4時間ほどの道のりですが、秋田新幹線で田沢湖駅へ、そこで路線バスに乗り換えるとお宿の目の前に停車してくれる(バス停=妙乃湯温泉前)という便利さです。
一度、訪れていただければ、きっと「想像していたよりも近い」と感じてくれるのではないかと思います。
ということで、アクセスについてもちょっと補足しておきます。
秋田新幹線は、盛岡-田沢湖間がミニ新幹線という扱いであることからグリーン料金が割安になっており、通常指定席料金との差額は片道で約3,000円ほどですのでおススメです。なお東京-田沢湖間の新幹線料金は下記のとおりです。
モバイルSuica特急券を利用すると更にお得になることがあります。また運賃、料金は乗車時期により異なる場合や改定になる場合がありますので、正しい料金はご自身でご確認ください。
「妙乃湯」の最安値をチェックする
和とモダンが融合したスタイルは女性からの評価も◎
乳頭温泉郷のお宿と聞くと、「秘湯にあるひなびたお宿」を想像するかもしれません。しかし、この妙乃湯は、和風旅館であることは間違いないのですが、随所にモダンな雰囲気を持ち合わせており、その想像をいい意味で裏切ってくれます。またスタッフによる丁寧なおもてなしが心地よく、女性からの評価が高いのもうなずけます。 玄関を上がったところがフロントです
廊下の所々にテーブルやスタンドが飾られています
季節の料理を地酒とともに
<夕食>
食事会場は、畳の部屋ながらテーブルに着席するスタイル。地元の食材をふんだんに使われた料理が一品ずつ、かつ絶妙なタイミングで運ばれてきます。そして稲庭うどんやきりたんぽ、お米はもちろんあきたこまちといった具合に秋田をアピールすることにも抜かりはありません。中盤で出される岩魚の塩焼きは、今さっきまで生きていたもの。スタッフが桶に入った岩魚を見せてくれて、「これを今から塩焼きに」といった演出をしてくれます。また、ふるまいの品であるきのこ汁も秀逸です。
夕食は、お食事処「草庵」にて
きのこ汁は思わずおかわりをお願いしてしまうほど
<朝食>
夕食会場とは別の会場となるよう配慮がなされており、こちらは暖炉がありサロンのような雰囲気。お重の中にきれいに盛り付けられた小鉢、鮎と鮭は自分の好みにあわせ炙っていただけるようになっています。またベーコンエッグも焼き加減は自分の好みで。自分で手を加えるようになっているのも、これはこれでうれしい気遣いなのかもしれません。そしてパックではない藁巻の納豆にも目が惹かれますが、これも地元秋田産なんだとか。
(注:夕食、朝食とも料理は季節あるいは宿泊プランによって上記とは内容が異なる場合があります。)
朝食は、ラウンジ「都わすれ」にて
食後に運ばれてくるコーヒーにも季節を感じさせるひと工夫
2つの温質を7つの湯船で温泉三昧
金の湯と銀の湯という2つの温泉、先達川に面した混浴露天風呂を含み7つの湯船があります(うち1つは貸切)。 2つの入り口は1日1回、男女が入れ替わります
<金の湯 岩風呂>
文字どおり岩作りの湯船です。内湯から露天ではなく、いきなり露天というスタイル。
<金の湯 寝湯>
あえて湯船を浅く作っており、寝るようなスタイルで入る。ちゃんと背もたれや枕があるのでゆっくりと入浴できる。
<銀の湯 妙乃湯>
内風呂であるこの湯船の歴史は古く、昭和20年代から使われているとのこと。
<銀の湯 喫茶去(きっさこ)>
お湯の心地よさはもちろんだが、湯船の底には那智石が敷き詰められており、これを踏んでいると足つぼを刺激され何とも言えない気分にさせられる。
<金の湯 妙見の湯/銀の湯 混浴露天風呂>
山あいを流れる先達川を眺めながらの入浴を楽しめる混浴露天風呂。目の前は滝になっており、雪解けの季節には水量も増え迫力がある。自然豊かなエリアであり、新緑、山桜、紅葉、雪景色と四季それぞれで全く異なる景観を楽しみながら入浴できる。
※女性は、専用バスタオルの利用可(宿泊者用)
部屋選びは景観優先?それとも予算優先?
今回宿泊した部屋は、窓から先達川を眺めることができる桜館のお部屋。シンプルながら清潔感のあるお部屋です。渓流を眺める景観があったほうが良いということであれば桜館、もしくは紅葉館を選びましょう。部屋にトイレが無くても問題無ければ紅葉館のほうが少しリーズナブルな料金設定です。あるいは、景観には拘らない、もしくは就寝時に渓流の音が気になってしまうかも、という方は、椿館を選んでください。こちらはお部屋にトイレが付いておりますが、桜館よりは少しリーズナブルです。
乳頭温泉郷といえば、まずは温泉というのは間違いないですが、食事、部屋を含めた滞在期間トータルの満足度を考えるのであれば、先ず最初に選択すべきお宿は、この妙乃湯なのではないかと思いました。1位に選ばれるのも納得です。
ところで乳頭温泉郷って「遠いんでしょ!」と思ったあなた。ちょっと待って下さい。確かに東京駅からおよそ4時間ほどの道のりですが、秋田新幹線で田沢湖駅へ、そこで路線バスに乗り換えるとお宿の目の前に停車してくれる(バス停=妙乃湯温泉前)という便利さです。
一度、訪れていただければ、きっと「想像していたよりも近い」と感じてくれるのではないかと思います。
ということで、アクセスについてもちょっと補足しておきます。
秋田新幹線はグリーン車がおススメ
田沢湖駅で新幹線を下車し、路線バスに乗り換えます
秋田新幹線は、盛岡-田沢湖間がミニ新幹線という扱いであることからグリーン料金が割安になっており、通常指定席料金との差額は片道で約3,000円ほどですのでおススメです。なお東京-田沢湖間の新幹線料金は下記のとおりです。
- 運賃+指定席 16,170円
- 運賃+グリーン席 19,390円
- 差額 3,220円
(2015年4月時点)
ちょっと贅沢な気持ちにさせてくれるグリーン車のシート
モバイルSuica特急券を利用すると更にお得になることがあります。また運賃、料金は乗車時期により異なる場合や改定になる場合がありますので、正しい料金はご自身でご確認ください。
「妙乃湯」の最安値をチェックする