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霞ケ関駅とは
東京メトロの3路線が交わる駅。国会議事堂を中心に、官公庁がひしめく日本の政治の中心地にあります。「永田町」と言えば国会議事堂を意味し、「霞ケ関」と言えば官公庁を意味する符号として使われます。霞ケ関駅は昭和33年に丸ノ内線の駅として開業し、その後新路線が開通する度に駅が増設されていきました。農水省や厚労省の建物がある一角を囲むように、三方の道路の地下にコの字型に3駅が配置しています。都内の古い地下鉄駅に共通する特徴である「狭い階段しかない出口」も多いですが、それぞれのホームにエレベーターとエスカレーターは設置されています。丸ノ内線と千代田線のホームを直接つなぐ通路がなく、乗り換え時は日比谷線のホームを迂回しないといけないのがやや難点です。
乗り入れている路線
・東京メトロ丸ノ内線・東京メトロ日比谷線
・東京メトロ千代田線
時刻表
官公庁密集地であり、なおかつその周辺は商業ビル&オフィス街ですから、通勤客利用者数の高さは都内でトップクラスです。平日の通勤時間帯はいずれの路線も2~3分間隔で運行されています。日比谷線と千代田線では、ラッシュ時間帯に始発列車が一定間隔で出ます。座って乗車しようと、1本見送って始発電車の乗車待ちをする人も多く、狭いホームの混雑を高めています。・東京メトロ丸ノ内線 荻窪方面時刻表
・東京メトロ丸ノ内線 池袋方面時刻表
・東京メトロ日比谷線 中目黒方面時刻表
・東京メトロ日比谷線 北千住方面時刻表
・東京メトロ千代田線 代々木上原方面時刻表
・東京メトロ千代田線 綾瀬方面時刻表
一日当たりの利用者数
平均約14万人周辺の観光スポット
桜田通り
千代田線のホームの上が桜田通り、まさに官公庁街のメイン通りです。お堅い町の印象の人もいると思いますが、官公庁の古い建物は、全体的にそれなりに威厳ある風格を感じる建築物が多く、見ているだけで意外と面白い散策ができます。旧法務省の赤レンガの建物は、国の重要文化財に指定されています。館内の一部が展示室となっていて見学できます。旧文部省は登録有形文化財。こちらは5つの展示室とラウンジがある文科省の情報広場になっており、昭和8年創設当時に復元された旧大臣室もあります。
国会議事堂
せっかくこの界隈まできたのならば、やはり一度はみておきたいのが国会議事堂。御影石作りの建物は昭和11年築です。正面の和・洋の庭園も素晴らしいです。国会開催期間でなければ、平日は誰でも見学可能です。参議院会議場や中央広場など、1時間で回るガイドつき見学案内をしてもらえます。バス駐車場控え室内にある「新美堂」は国会議事堂グッズのお土産屋さんです。歴代総理大臣の似顔絵入りマグカップやタオル、なんてものも売ってます。
霞ケ関コモンゲートエリア
霞ケ関ビルがある一角、文部科学省や会計検査院などの庁舎一帯が平成19年に再開発され、民間オフィスや店舗も入る「霞が関コモンゲート」に生まれ変わりました。飲食店も多数あつまり、広場も含めて一角が新開発都市のような憩いのスペースになっています。霞ヶ関駅の基本情報と地図
■ 基本情報
- ・名称: 霞ケ関駅
- ・住所: 東京都千代田区霞が関2-1-2
- ・電話番号: 03-3501-3607
- ・公式サイトURL: http://www.tokyometro.jp/station/kasumigaseki/