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東京の文京区にとても素敵な場所があります。都心の喧騒から離れて、自然を感じられる。公園のように騒がしくなく、静かな時間が過ごせる。マイナスイオンいっぱいの、そんな「占春園」を紹介します。駅から近く、しかも無料で気軽に利用できます。休日に心を休ませたい時に、行ってみてはいかがですか?占春園とは?
江戸時代に、徳川光圀の弟松平頼元が、万治2年にここに屋敷を構えました。頼元の子、頼貞が陸奥国守山藩主となり、守山藩の上屋敷として、とても大きな屋敷になりました。占春園はこの松平家の屋敷内の庭園の名残です。江戸にある名園のひとつに数えられるとともに、特にホトトギスの名所として知られていました。どんな魅力が?
占春園は都市公園ではありませんが、都市公園である「教育の森公園」に隣接するとともに、合わせて都市計画公園である「文京中央公園」に含まれています。明るく広々とした教育の森公園とは異なり、斜面と低地を利用した園内は様々な樹木がうっそうと生い茂り、ササに覆われた樹木の下には細い階段状の園路が池に向かって下っています。中島のある池の回りには大木が生い茂り、静かな雰囲気を漂わせています。 東側の低地にある広場にはみごとな枝ぶりのカツラが3本植わっています。また教育の森公園側の入り口近くには日本ではめずらしいシロマツやダイオウショウがあります。
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- ・名称:占春園
- ・住所:東京都文京区大塚3-29
- ・アクセス:東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅より徒歩5分
- ・開園時間:4月~9月:8時00分~19時00分
10月~3月:8時00分~17時00分 - ・定休日:無休
- ・電話番号:03-5803-1252(みどり公園課)
- ・料金:無料