愛知県北西部に位置し、木曽川の清流と温和な気候に恵まれたまち、一宮市。古くから伝統のある織物の街として、繊維産業で繁栄してきました。尾張一宮の神社も鎮座し、紡がれてきた歴史と文化が市内各所に息づいています。そんな一宮市のおすすめ観光スポットを5つ、ご紹介します!
1.真清田神社
尾張国一宮として古い歴史をもつ神社。ご祭神は、天照大神の孫神であり尾張開拓の祖とされる天火明命(アメノホアカリノミコト)です。一宮市の市名は、こちらの神社の門前町であったことに由来しています。市章も真清田神社の五鈴鏡をかたどったものとなっています。真清田神社はお祭りも有名で、4月3日に行われる「桃花祭」は一宮に春を告げるお祭りとして親しまれています。また「一宮七夕祭り」は、境内の服織神社に祀られる織物の神様へ感謝し、機織工業の繁栄を願うお祭り。日本三大七夕祭りの一つとされ、毎年約130万人が真清田神社をはじめ一宮のまちに集まります。
■ 基本情報
- ・名称: 真清田神社
- ・住所: 愛知県一宮市真清田1-2-1
- ・アクセス: JR尾張一宮・名鉄一宮駅から徒歩約8分
- ・電話番号: 0586-73-5196
- ・公式サイトURL: http://www.masumida.or.jp/
2. 138タワーパーク
国営木曽三川公園三派川地区にある、家族で楽しむことのできる公園です。高さの異なる双曲線アーチの形をしたツインアーチ138や、4000株のバラが植えられたローズドリーム、他にも多くの遊具や芝生広場、水遊びのできる池などがあり、時期に応じて様々なイベントも行われています。公園のシンボルであるツインアーチ138は、「木曽三川の雄大な流れ」を象徴した形を成しており、一宮の名にちなんだ138mの展望タワーです。地上100mの展望台からの景色は絶景!翌日の天気予報にあわせたライトアップも行われています。
また一番人気の遊具「フワフワドーム」は、トランポリンのように跳ねたり飛んだりして楽しめます。対象年齢は3歳~12歳。お子様連れの方はぜひ立ち寄って、遊んでみてください♪
■ 基本情報
- ・名称: 138タワーパーク
- ・住所: 愛知県一宮市大字光明寺字浦崎21-3
- ・アクセス: JR尾張一宮・名鉄一宮駅より、名鉄バス「138タワーパーク」下車
- ・営業時間: (平日)9:30~17:00 (土日祝)9:30~21:00 / 8月1日~8月31日及び 11月23日~12月25日は9:30~21:00
- ・定休日: 毎月第2月曜(8月・12月を除く/休日の場合は翌平日)
- ・電話番号: 0586-51-7105
- ・入園料: 無料 (ツインアーチ138入場料:15歳以上500円、6歳以上15歳未満200円、4歳以上6歳未満100円、3歳以下無料、65歳以上250円)
- ・公式サイトURL: http://kisosansenkoen.jp/~tower138/m138goannai.html
3.尾西歴史民俗資料館
地域の歴史・民俗資料を収集・保存し展示した資料館。濃尾平野の大動脈である木曽川と、かつて多くの旅人が往来した美濃路が交わる起の地に建てられまています。本館と別館からなり、渡し場のある宿場として栄えた当時の様子や、地場産業である織物の歴史を紹介しています。また別館である旧林家住宅は、明治24年の濃尾地震で倒壊した美濃路起宿脇本陣の跡に建てられたものです。国の登録有形文化財建造物に指定されています。美しく整えられた日本庭園は心字池を中心とした廻遊式で、紅葉を始め四季の移り変わりの美しさを楽しむことができます。
■ 基本情報
- ・名称: 尾西歴史民俗資料館
- ・住所: 愛知県一宮市起字下町211
- ・アクセス: JR尾張一宮・名鉄一宮駅から名鉄バスで「起」下車、徒歩約5分
- ・営業時間: 9:00~17:00(入館は16:30まで)
- ・定休日: 月曜(月曜が祝日の時は翌日)、祝日の翌日、年末年始
- ・電話番号: 0586-62-9711
- ・料金: 無料
- ・公式サイトURL: http://www.city.ichinomiya.aichi.jp/division/rekimin/
4.三岸節子記念美術館
一宮市の名誉市民であり、女性洋画家の第一人者である三岸節子画伯の生涯にわたる作品が収集・展示されている美術館。画伯の生家跡地に建設され、かつてこの敷地内にあった織物工場を模したノコギリ屋根やヴェネチアをイメージした水路など、三岸画伯に深く縁あるものにちなんだ設計がなされています。常設展の他に年に数度、特別展も行われています。また、館内では子供向けのワークショップも毎月開催されています。カードや絵手紙の作成、絵の鑑賞会などが行われ、たくさんの子どもたちに美術館を身近に感じてもらうための活動がなされています。
■ 基本情報
- ・名称: 三岸節子記念美術館
- ・住所: 愛知県一宮市小信中島字郷南3147-1
- ・アクセス: JR尾張一宮・名鉄一宮駅から名鉄バスで「起高校・三岸美術館前」下車、徒歩約1分
- ・営業時間: 9:00~17:00(入館は16:30まで)
- ・定休日: 月曜(月曜が祝日の時は翌日)、祝日の翌日、年末年始、展示変え等による整理期間
- ・電話番号: 0586-63-2892
- ・観覧料: 大人320円、高校・大学生210円、小・中学生110円
- ・公式サイトURL: http://s-migishi.com/
5.萬葉公園
萩原の地名がつくこの場所は萩の名所として知られ、万葉集の中でも多く詠われたと言われています。それに因んだ名をつけられた園内には、各所に歌碑や歌詞板が設置されており、緑の多い散策路を歩きながら万葉のうたに親しむことができます。少し離れた場所にある高松分園には、40種類近い菖蒲が植えられています。花の見ごろは6月頃。他にも蓮や睡蓮、カキツバタなどが見られます。春になると河津桜が公園内で見ごろを迎え、園内の散策や写真撮影をしに多くの人々が訪れて賑わいます。
■ 基本情報
- ・名称: 萬葉公園
- ・住所: 愛知県一宮市萩原町戸苅・築込・高松
- ・アクセス: 名鉄萩原駅から徒歩15分
- ・電話番号: 0586-28-8634(一宮市公園緑地課)
- ・参考サイトURL: http://138ss.com/member07java/asobu/asobu-all.htm (一宮市観光協会)
いかがでしたか?美しい自然と文化、そして歴史が息づくまち、一宮市。名古屋からのアクセスも便利なので、ぜひ様々な魅力を発見してみてください!