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福井市の浩養館庭園は、江戸時代の藩主、松平家の別邸を復原したものです。広い池を中心にして、書院造りの建物があり、まわりを見事な庭園がかこんでいます。そのしずかなたたずまいは、カメラマニアにとって、たまらない絶景スポット。一般の人が見ても、おもわずうなってしまうほどの庭園ですよ。 この地域のおすすめ記事
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1.浩養館庭園は、藩主の別邸
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福井市の浩養館庭園は、江戸時代の福井藩主の別邸を再原したものです。築邸当初は「御泉水屋敷」と呼ばれたお屋敷は、7代藩主昌明(のちに吉品と改名)が改造してこのような見事な庭園を持ちました。その後、明治17年に松平春嶽により「養浩館」と名づけられました。2.浩養館庭園のここを見よう!
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築邸当初に「御泉水屋敷」と呼ばれていただけあり、豊かに湛えられた水は景色を美しく引き立てます。池+建物の絶景
浩養館庭園は、大きな池を中心とした回遊式林泉庭園(かいゆうしきりんせんていえん)です。なにしろ元がお殿様の別邸ですから、屋敷内からの眺望だけでなく、池のまわりを歩いた時のようすや舟からの眺めに計算に入れて設計されたようです。http://www.uraken.net/sozai/23fukui/kabegami.html
屋敷の南側には枯山水もあり、 遣水(やりみず)もありました。水は屋敷の東南部から、芝原上水を蛇行する水路で池に引き入れていました。現在の浩養館庭園にも復元された遣水がありますが、水路の幅がせまくなり、池の水も芝原上水ではなく地下水をくみ上げています。
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優雅な建物が並びます
浩養館庭園の建物は、池の東岸にある「御茶屋」とよばれる屋敷を中心にしています。主座敷は「御座ノ間」と、その南東にある「御月見ノ間」です。北側は廊下でつながれた「御湯殿」(お風呂場)がつづき、東側には「御台所」があります。「御茶屋」は数奇屋造建築で、屋根は柿葺<こけらぶき>です。https://www.facebook.com/FukuiYokokan/photos_stream?ref=page_internal#!/FukuiYok…
「櫛形ノ間」は、西の池に面してつくられ、「花頭くずしの連窓」が有名です。「櫛形ノ間」は、窓の形が櫛を連想させるので、つけられた名前です。西陽があたると池からの反射光が天井にはいり、とても明るくなります。また「御次ノ間」の縁側は土のふちに那智黒の小石を敷き、そのまま池につながっています。
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御月見ノ間
「御月見ノ間」は、月の出を楽しむための部屋です。まず東側の月見台から、遣水とともに月が出るのを眺めます。つづいて、ちょうど西側の出書院から池に映る月を見られます。庭園の景色に加えて、背後の福井城本丸(現在の福井県庁です)が借景になって、大変みごとな景色だったはずです。http://www.uraken.net/sozai/23fukui/kabegami.html
「御月見ノ間」の鶏鳴ノ板戸です。廊下との境目にある仕切りです。上部分に透彫りの欄間がついた杉戸で、鶏が描かれています。
http://blog.livedoor.jp/ponpokotanukisan/archives/52016177.html
「御月見ノ間」の脇棚は、螺鈿づくり。みごとですね。
http://blog.livedoor.jp/ponpokotanukisan/archives/52016177.html
お風呂場がゴージャス
そもそも浩養館庭園は藩主の別邸を再現したもの。だから建物内の設備もどれもとてもゴージャスです。http://www.uraken.net/sozai/23fukui/kabegami.html
なかでもここでご紹介しているお風呂は、池に面した場所は竹スノコの縁側が張り出していて、湯上りの場所は池をまたいで作られています。当時のお風呂はサウナのような蒸し風呂でした。
http://kiyoto-midori.blog.so-net.ne.jp/2014-02-22
雪景色
浩養館庭園の冬は、やはり雪景色。薄く雪をまとった景色は風情があり、すっぽりと綿帽子をかぶった風景もまた格別です。北陸、福井ならではの景色ですね。とくに浩養館庭園は建物の座敷そばまで池があるので、座敷から池ごしに雪景色をみるのは格別です。https://twitter.com/fukui_yokokan/status/543253122370383875/photo/1
こうやって寒く長い冬がおわれば、北陸にも春がやってきます。毎年3月の第3土曜・日曜には早春ライトアップイベントもおこなわれます。あんどんの光に浮かぶ幻想的な風景も楽しみですね。お茶席などのイベントもたくさん用意されていますよ!
http://smcb.jp/digiphoto/443067
3.浩養館庭園に行った人は、こんな風に言っています♪
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各地の庭園を巡った通でさえ唸らせる浩養館庭園にはやはり「称賛」の感想が多いです♪でも、地面を掘って植物の種まで調べて再現しております。
http://terminalhotel-fukui.co.jp/news/0776273282/entry-395.html
http://www.jalan.net/kankou/spt_18201ah2140016553/
4.浩養館庭園の詳細情報
お昼はお昼の風情が、夜は夜の風情がある浩養館庭園には、一度と言わず何度も足を運びたくなる魅力があります。早朝開園もしていますが、時期が限られているのでご注意を。
http://terminalhotel-fukui.co.jp/news/0776273282/entry-395.html
■ 基本情報
- ・名称: 養浩館庭園
- ・住所: 福井県福井市宝永3-12-1
- ・アクセス:JR福井駅から、福井県庁(福井城本丸跡)の中を通り抜けると、徒歩15分ほど
- ・営業時間:午前9時 ~ 午後5時 (3月1日から11月5日までは午後7時閉園)
- ※入園は閉園時間の30分前までです
- ・定休日: 年末年始(12月28日~1月4日)
- ・電話番号: 施設に関するお問い合わせは、福井市文化課へ→ 電話:0776-20-5367
- ・料金:一般 210円(団体160円) 歴史博物館との共通券 340円(団体250円)
- 早朝無料開園☆ 4月第1土曜日~8月31日=午前5時30分~午前8時45分
- 9月1日~10月31日=午前6時~午前8時45分 ※東門のみ開門します
- ・所要時間: 約1時間半
- ・オススメの時期: 通年
- ・公式サイトURL: http://www.history.museum.city.fukui.fukui.jp/yokokan/