ピンクの建物が可愛らしい！北海道函館市にある「遺愛幼稚園」とは

函館に観光に来たら、遺愛幼稚園を見学してみませんか？
「観光に来て幼稚園なんて見ても」と思うかもしれません。しかし、遺愛幼稚園は明治時代に建築された、歴史のある建物です。歴史的価値に加えて、ピンク色の可愛らしい外観が特徴の建物です。今回は、そんな魅力溢れる遺愛幼稚園を紹介したいと思います。

遺愛幼稚園とは?

遺愛幼稚園は、函館市の函館山の麓にあり、函館ハリストス正教会の隣にある建物です。1874年に、「日々学校」という名で現在の遺愛女子中学校・高等学校である、遺愛女学校が設立されました。そして、1895年に、女学校の付属幼稚園として、幼稚園が設立されました。その後、1907年の火事で建物が焼失したため、現在の幼稚園は1913年に建てられたものです。遺愛幼稚園では、キリスト教に基づく教育が現在まで行われています。なお、見学できるのは外からだけです。

遺愛幼稚園の魅力

遺愛幼稚園は、ピンク色の様式の建物です。洋風の建築様式で、北海道を代表する木造建築です。歴史ある建物として国からも高く評価されています。また、函館市の伝統的建築物として指定されています。

遺愛幼稚園の見どころ

1.ピンクの可愛らしい建物

遺愛幼稚園の見どころはその建物です。主にピンク色をしており、角の柱など、所々に白色が使用されています。ピンク色ですが、派手さはなく幼稚園とし子供が学習するのにふさわしい落ち着いた雰囲気を感じさせます。

2.明治時代に建てられた歴史ある建物

遺愛幼稚園は明治時代に建てられた歴史ある建物で、現在に至るまで、函館の教育を支えてきました。少し離れたところにありますが、遺愛幼稚園と同様にピンク色の建物として、遺愛女学校があります。遺愛女学校は東北地方最古の女学校として知られています。

3.元町に立ち並ぶ教会

遺愛幼稚園の周辺には、キリスト教関係の建物が多く見られます。どことなく外国を思わせる街の雰囲気で、開国以来多くの外国文化を受け入れてきた函館の歴史を感じることができます。

遺愛幼稚園の他の情報