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原村出身の彫刻家 ・清水多嘉示の美術品を展示していることや、考古学遺物が展示されていることで民俗史料館としても注目したい八ヶ岳美術館。八ヶ岳山麓には芸術家の工房が多いために、八ヶ岳美術館では年間多くの作家の美術品が企画展示されています。村立美術館としても珍しいのです。八ヶ岳美術館とは?
自然の多い八ヶ岳には多くの土器も発掘されていて、考古学的にも稀有な存在です。美しい木立に囲まれた美術館は、ユニークなドームの形をしていて設計は建築家である村野東吾。見た目にも連峰を想像させ、八ヶ岳に相応しい佇まいを見せています。彫刻の野外展示や季節の草花も楽しめ自然と芸術が融合した美術館なのです。八ヶ岳美術館の見どころ
山脈を思わせるドーム形の美術館
建築家・村野藤吾が設計したドーム形の美術館は、正面から見ると屋根が丸く柔らかな建物に見えます。上空から見ると、この一風変わったデザインの面白さと芸術的なセンスが窺えるのも面白いですよ。モコモコした雲のような建物は、回りを緑に囲まれ非常に目立ちます。
縄文文化と八ヶ岳
阿久遺跡に原村の遺跡からは、多くの土器や石器が出土したことから縄文文化が盛んであったことが窺えます。美術品だけでなく、考古学資料も同時に閲覧できて日本の芸術と歴史を垣間見る事が出来ます。色んな角度から芸術を鑑賞できるのは、本当にここだけです!
落葉松とドーム
回りには落葉松林があり、真っ白なドーム形の美術館がひときわ目立ちます。建物は連結されていて、独特な小さなドームが点在する姿はペンションとも見間違える程。外部だけでなく、内部の様相もコントラストが美術館らしい雰囲気を出しています。
レースの天井
ドーム形の建物の内部は、宮殿のような真っ白なカーテンの天井。独特な形を生かした内装になっていると同時に、天井から差し込む自然光が作品をさらに美しく照らします。全体的にホワイトカラーがメインとなっていて、重々しさがなく気軽に芸術に触れ合える空間は珍しいとも言えるでしょう。
野外展示もゆっくりと
美術館の周囲には散策路があり、ぐるりと原村の小中学生の野外展示品が並びます。未来の芸術家達の力強い作品は、力強く私達の目を楽しませてくれます。現在は原中学校の卒業記念として毎年一基が創られ展示されているようです。
八ヶ岳美術館を訪れた人の声
八ヶ岳美術館前のXmasツリー☆ pic.twitter.com/yKh0oCOpT9
— くろねこ (@kuroneko_1204) 2014, 12月 15
「あなたが選ぶ信州の裂織展」、私も1票を投じてきたが、この企画展がまだ八ヶ岳美術館で開催されている。12/7(日)迄。 原村にある八ヶ岳美術館はドーム型のユニークな美術館で、私が行った時は美しい紅葉に囲まれていた。(^^) pic.twitter.com/AV4XTEyows
— gomusou (@gomusou) 2014, 11月 30
八ヶ岳美術館の詳細
基本情報
- ・名称:八ヶ岳美術館
- ・住所:長野県諏訪郡原村6549番地1
- ・アクセス:JR中央本線・茅野駅下車、原村ペンション行き又は美濃戸口行きにてバス40分、原村第1ペンションヴィレッジ(ペンション上)下車、徒歩1分
- ・営業時間:9:30~17:00 (入館は閉館の30分前まで)
- ・定休日:年末年始(12月29日~1月3日)
- ・電話番号:0266-74-2701
- ・料金:大人 500円(団体 450円)小人 250円(団体 200円)
- ・オススメの時期:何時でも
- ・公式サイトURL:http://www.lcv.ne.jp/~yatsubi1/