可部駅は広島県にある可部線の終着駅。ここだけでわかる「可部駅」の基礎知識まとめ

今回は、広島県広島市にある可部駅をご紹介していきます。
この駅は、タイトルにもあるように可部船の終着駅になります。
しっかりとこの記事で可部という場所を把握していただければと思います。

可部駅とは？

可部駅は、広島県広島市安佐北区可部二丁目にある、西日本旅客鉄道可部線の駅です。現在の同線の終着駅でもあります。

乗り入れる路線

乗り入れる路線は１本です。
①可部線 以下に可部駅の時刻表を載せておくのでご参考にしていただければと思います。 http://ekikara.jp/newdata/line/2701311.htm（えきから時刻表）

ちなみにですが、1日の平均利用者数(2012年度)は、3,527人となっています。
1994年（平成6年）に大町駅が開業するまでは、可部線最大の乗降数の駅でした。 しかし最近は下祇園駅が乗降数で当駅を上回る年も多いようです。

基礎知識＆周辺観光スポット

可部という名前の由来

いろんな諸説あるのですが、「漢部」から可部川に沿う街として、可部に転じた説が有力です。
「部」は、一部・全部・部分と細かく区分する意味と、集落・部落・部族など人の集まるところを意味するものとあります。その意味から、人の集まって住むに良い「可」と言う事で「可部」と呼ばれるに至ったというのが由来になっています。

ガラスの里

全国でも珍しいガラスのテーマパークです。紀元前15世紀に作られた古代ガラスや、ガラスの歴史を知ることができる貴重な資料（実物のガラス製品）約100点が展示される「ガラス博物館」となっています。
そのほか、現在、世界で活躍しているガラス工芸作家の美術品約30点が展示される「世界現代ガラス美術館」、ビーズをあしらった民族衣装や雑貨などを約200点展示する「ビーズ博物館」などの施設があります。また手作り体験もできるので、良い思い出も作ることができます。

可部街道（かべかいどう）

江戸時代の可部は、出雲、石見両街道と広島との分岐点にあたり、太田川にも面した交通の要衝でした。
また船入り堀があったので、藩の米倉も置かれ、周辺の村々や、高田・山県郡あたりの物資もここから船や筏で広島へ積み出したといわれています。 広島の良き古き面影を残しています。昔の面影を感じながらの散歩がおすすめです。