Masayuki Igawa
過去に作られたものは歴史を見てきました。東京・千代田区に今でも残る、平川橋で東京の歴史を覗きましょう。平川橋とは?
内堀通りの毎日新聞社前から内濠(大手濠)を渡って「皇居東御苑」に入る橋。慶弔19年(1614年)に架けられ改修が何度も行われている。徳川家康の入城以前から”平川”といわれる川が流れていて粗末な木戸門があったとされている。俗に「裏門」・「不浄門」とも呼ばれ、罪人や死人はこの門から出された。大奥の女性達の出入りする通用門ともされていた。平川橋の魅力
擬宝珠(ぎぼし)付の欄干を持っている木橋(橋脚などは鉄筋コンクリート)、擬宝珠には年号の刻印があるので歴史を目で確かめられる。平川橋を渡って、皇居東御苑に入苑できます。皇居東御苑は江戸城の本丸、二の丸、三の丸の一部を皇居の付属庭園として整備したもの。特別な行事がなければ、無料で一般公開されています。平川橋の見どころ
巨大な石垣
普段はあまり見られない歴史を感じられる石垣があります。ダイナミックな石垣をバックに写真撮影がおすすめです!…夕日がでる時間を狙っていくのもおすすめですよ。四季折々の花
5月にはサツキがとてもきれいに見れるそうです。バラ園などもあるようなので、お散歩がてら平川橋をゆっくり歩いてみるのもいいですね!梅林坂
文明10年(1478)太田道灌が菅原道真を祀り、梅の樹を数百株を植えたのでこの名がつけられたそうです。梅林坂の下から本丸方面にかけて50本ほどの梅があり、この梅の木の多くは昭和42年に植えられたものだそうです。早咲きのものは12月の冬至のころから咲き始め、例年2月中旬に見頃を迎えます。梅の季節がきたらいってみたいですね!口コミ情報
【学生桜ナビ】
平川門の桜です