川俣駅とは?
川俣駅は群馬県にある東武鉄道の駅です。群馬県内の普通鉄道の駅としては一番南の場所にあります。見た感じ、普通の家にしか見えない駅舎ですが、営業キロは70キロで、1日に 2500人以上もの人たちが乗り降りします。駅舎は地上駅で、2面2線の駅となっています。川俣駅は、群馬県でも東側の埼玉県と栃木県に挟まれた明和町にある駅です。東武鉄道が埼玉県から群馬県に延伸した際、利根川の埼玉県側にあった川俣駅を群馬県に移して開業した駅だそうです。そのため群馬県の明和町に川俣という地名はありませんが、利根川の対岸の埼玉県羽生市の羽生駅の北には今も川俣という地名が残っています。そして、地上にホームがあり、その上の連絡通路に改札等がある橋上駅舎の駅です。
乗り入れる路線
東武鉄道伊勢崎線は東京スカイツリーが見える区間があります。その区間は「東武スカイツリーライン」という愛称でも呼ばれています。スペーシアやりょうもうといったユニークな特急列車も走っています。普通電車に乗れば川俣駅から館林まで6分です。川俣駅に乗り入れているのは東武鉄道伊勢崎線で、東京の浅草駅から群馬県の伊勢崎駅までを結んでいる東武鉄道の幹線鉄道です。長い路線ですが浅草から伊勢崎を往復するのは特急列車だけで、各駅停車の列車はいくつかの区間内で運行されています。そのため、川俣駅を通る列車は主に埼玉県の久喜駅と群馬県の館林駅との間を往復しています。
時刻表
館林、太田方面の電車は5時44分が始発。その後、8時10時の電車が一番多くて、4本走っています。朝の通勤ラッシュ時には区間急行が多く、夜の6時から終電にかけても区間急行がたくさん運行しています。この駅の終電は12時24分です。時刻表
日中に停車する各駅停車の列車は浅草方面は久喜駅までで、また、伊勢崎方面は館林駅か太田駅に向かいます。朝のラッシュ時には浅草方面は浅草駅や東武動物公園行きが、また、伊勢崎方面は太田駅行きが停車します。なお、川俣駅を含む久喜駅から伊勢崎駅の区間では、区間急行と区間準急は各駅に停車しており、川俣駅にもすべての列車が停車します。ただし、特急列車は川俣駅には停車しません。
周辺観光スポット
群馬県庁32F展望ホール
展望ホールから眺める眺望は絶景。市内でもトップクラスの美しさです。無料で入場することができるので、旅行者や観光、地元の人がよく訪れます。32階からの眺めは写真撮影スポットとしてもピッタリです。たまにイベントが開催されており、ご当地キャラのぐんまちゃんに会えるかもしれません。
群馬県庁は、県庁所在地の前橋市の利根川沿いにある地上33階、地下3階の大きな建物です。川俣駅に乗り入れている東武鉄道伊勢崎線では前橋まで直接は行けませんが、伊勢崎駅でJR両毛線に乗り換えて前橋駅で下車し、バスなどを使って行くことができます。県庁の32階には展望ホールがあり、地上から展望用エレベータでいっきに登れます。また、31階にはレストランも入っているので、ぜひ、ご利用ください。
華蔵寺公園
緑の豊かな公園で、春の季節には桜の花もキレイです。桜の他にも、ツツジやシャクナゲ、花菖蒲、あじさいなどの花が咲く公園なので、四季折々の植物を観察できます。遊園地があるので、家族連れで行くスポットとして大満足。大きな観覧車があり、観覧車から眺める景色もとてもキレイです。
東武鉄道伊勢崎線の終点の伊勢崎駅から北へ約2kmの場所にある、華厳寺に隣接した総合公園です。広場や遊園地の他、各種運動施設もある大きな公園で、現在は伊勢崎市が運営しています。特に遊園地は入場料無料で乗り物毎に料金を払う仕組みになっており、全国的にも安価に楽しめる遊園地として地元でも人気があります。さらに、4月には花まつりも開かれ、東武鉄道のイベント列車が運行されます。
ぐんまこどもの国
子供が元気に遊べる公園、ぐんまこどもの国。「ふれあい工房」では木工や陶芸の体験ができます。「野鳥観察小屋」では日頃見ることが出来ない珍しい野鳥を見ることもできます。自然とのふれあいを通して、子供がぐんと成長する事ができる子供のテーマパークです。
こちらは太田市の市街地北側にある金山の西側のすそ野に造られた公園です。東武鉄道伊勢崎線の太田駅から東武桐生線に乗り換えて、三牧橋駅から車で5分くらいの場所です。自然に囲まれた場所にある公園で、アスレチックなどの遊具がある他、サイクルモノレールやボブスレーなどの有料の遊具もあります。また、ホタルの観察会などのイベントも開催されています。
口コミ
左は旧国鉄川俣線岩代飯野駅跡に保存されているC1260 川俣線を走ったのは保存開始直前のみ、自走でここまで来たらしい 右は真岡鉄道の動態保存車C1266 現役最後に川俣線で活躍して、引退後岩代川俣駅跡で保存されていた pic.twitter.com/OSdS5Bx74P
— 氷河急行 (@giacierexp) 2015, 6月 27
川俣駅の近くでMenkoiさんの自販機を見つけたので、こっそり購入~ pic.twitter.com/bKBnPGdlvX
— りんご三大祭 (@fuyu_hoshi_rube) 2015, 5月 24
自宅で、川俣駅LPガス輸送貨物が再現出来る時代になったとは泣ける。 タキ25000はMT54様から頂いたものが早速役に立ちました。ありがとうございました。 pic.twitter.com/VaVkJ8OOYD
— 萌黄 いろは (@i_ro_ha_m) 2015, 3月 30
川俣駅は、群馬県東部の埼玉県と栃木県に挟まれた明和町にある東武鉄道伊勢崎線の駅です。埼玉県から利根川を渡った先で、駅の近くに川俣という地名はありませんが、駅を移設して開業した際に対岸の地名の駅名に残ったとのことです。また、特急列車は停車しませんが、それ以外のこの区間を通る列車はすべて停車します。2016年には橋上駅舎化が完成し、駅前の開発も進むことが予想されています。
■ 基本情報
- ・名称 :川俣駅
・住所 :群馬県邑楽郡明和町中谷