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2013年に世界遺産に登録され、注目が集まっている富士山。とはいえ、登りたいと思ってもなかなかチャレンジできていない人も多いのでは? そこで今回は、登山初心者におすすめの登山ルート・吉田ルートについてご紹介します。1.吉田ルートの特徴は?
富士山の登山コースのなかでも、初心者向けとして知られているのが吉田ルートです。富士スバルライン五合目からスタートし、山頂を目指します。他のルートに比べて途中にある山小屋や救護所の数も多いので、初心者でも安心して登ることができるというのがその特徴です。http://www.fujisanpo.com/route/yoshida.html
富士登山ルートの中でも比較的多くの人が選ぶコースなので、道に迷う心配もあまりありません。しかし年末年始やお盆などのピーク時には、大変な混雑に見舞われることも。ゆったりと上るなら、ピーク時を避けるのがオススメです。
■ 基本情報
- ・ルート名称:吉田コース
- ・往復距離: 約14km
- ・標高差: 1,450m
- ・所要時間 登り: 約6時間〜7時間 下り:約3時間半〜4時間
2.スタート地点:富士スバルライン 五合目
吉田コースのスタート地点である富士スバルラインは、車で登ることができます。売店やレストラン、登山用品の販売なども行っています。山登りは準備が大切です!買い忘れたものがないか、今一度確認を! http://www.fujiyama-navi.jp/staff/detail/id/35/
3.五合目から六合目
五合目を出発すると、しばらくは平坦な道が続きます。しかし、楽だと思ってスピードアップしてしまうと後が大変!無理のないペースで進んでいきましょう。泉ヶ滝への分岐ポイントを抜けしばらく歩くと、樹林帯へと入ります。少し勾配がきつくなりますが、無理せずに歩きましょう。しばらく歩くと、六合目の目印となる富士山安全指導センターが見えてきます。 http://funkr0w.exblog.jp/16264826/
4.吉田ルート 六合目
まず第一のポイント、六合目に到着。吉田ルートの六合目には富士山安全指導センターと仮説のトイレがあります。仮設トイレはシーズン中だけ設置されていますので、お手洗いはここで済ませてしまいましょう。 http://www.fujisanpo.com/yamagoya/yoshida/35-Anzenshido_Center.html
5.六合目から七合目
六合目からは本格的な登山、といった風景が続きます。歩きにくい砂の斜面をジグザグに歩いて行きます。ピーク時はここからかなり混雑していることも。焦らず進むのを待ちましょう。天気のいい日は直射日光が当たるので、帽子を着用するようにしましょう。
http://kiccyomu.net/fujisan.html
6.七合目から八合目
七合目からは、見上げんばかりの急な岩場が続きます。七合目から八合目は約10分ごとに山小屋や救護所が設置されていますので、疲れたら無理をしすぎず休憩を取りましょう。足元が滑りやすいので、腰掛けられそうな安定した大きめの岩を選んで休憩するのがポイントです。 http://munoubaku.blog.fc2.com/blog-entry-315.html
7.八合目から本八合目
岩場は少なくなるものの、砂道が続く八合目から本八合目までの道のり。これまでペースよく歩いてきた方も、ここから辛くなるということが多いようです。またここから須走ルートと合流するため、登山者が増える場所でもあります。 http://www.fujisanpo.com/route/yoshida.html#hon8gome
8.本八合目から吉田ルート頂上
本八合目を超えれば、あとは吉田ルート頂上となる久須志神社前を目指すのみです。しかしここからはさらに勾配がきつくなり、登山の足も止まってしまいがち。無理をせず、これまで以上に自分のペースを考えて登るようにしましょう。 久須志神社前まで辿り着けば、見事頂上到達です!お疲れ様でした! http://www.fujiyama-navi.jp/fujitozan/route/page/yoshida/
9.下山道
登りがあれば、もちろん下りもあります。頂上からは下山専用のルートがありますので、こちらを利用しましょう。砂道で歩きにくくなっていますので、滑らないよう注意しましょう。途中、須走ルートとの分岐点があります。間違って須走ルートに進んでしまわないよう、疲れていても分岐ポイントだけはしっかりと確認しておきましょう。 http://www.360navi.com/photo/15yamanasi/01fuji/03walk_d/10index.htm
登山は大変ですが、登り切った時の達成感もまた計り知れません。富士山登山に挑むなら、ぜひ吉田ルートを選んでみては?