小矢部市とは?
富山県西部にあります。石川県金沢市、津幡町と接しています。源義仲軍VS平維盛の戦いで有名な「倶利伽羅峠の戦い」の舞台となった倶利伽羅峠が、小矢部市から石川県河北郡津幡町にまたがっていることから、現在「木曽義仲と巴御前」のNHK大河ドラマ化の実現に全市を挙げて取り組んでいるそうです。小矢部市の魅力
市内に二つの県定公園を有し、緑豊かな土地柄です。稲葉山宮島峡県定公園では滝を楽しむことが出来、一の滝滝下にある大小のポットホール群は、県指定天然記念物に指定されています。竜が棲んでいる、と恐れられていた竜宮淵や、彫刻の里とも言われる宮島峡の12ビーナス像の一つ、人魚姫なども見られます。
稲葉山の展望広場や、クロスランドタワーの地上100mの展望フロアなど、周辺を一望できるスポットもあります。
おすすめ観光スポット
倶利伽羅県定公園
約800年前、倶利伽羅峠の戦いで、源義仲が牛の角にたいまつをつけて平家の軍勢に向けて放ち、勝利をおさめた古戦場として有名な公園で、その火牛の像もあります。五重塔や和光塔が美しい倶利伽羅不動寺への参詣者も多く、春は6,000本の八重桜、秋は紅葉の見事な景観を誇り、お花見スポットランキングで北陸1位となっています。
ちなみに、この倶利伽羅峠の戦いで活躍した火牛を先祖に持つ小矢部市のシンボルキャラクター「メルギューくん」の彼女、「メルモモちゃん」が、ここ倶利伽羅県定公園に住んでいるそうです。
埴生護国八幡宮
源義仲が戦勝を祈願したと言われており、平家物語、源平盛衰記、謡曲木曽などの古典文学にも語られている神社です。日本最大級の義仲騎馬像が建っています。本殿、釣殿、幣拝殿の三殿は、国の重要文化財にも指定されています。源平ライン(歴史国道ふるさと歩道)
源平合戦の跡地を歩けるハイキングコースです。途中に、万葉歌碑や芭蕉句碑もあります。江戸時代には、加賀藩の参勤交代の道として整備されたそうで、旅人を 風・雪・日照などから守るために、道の両側に松が植えられたそうです。倶利迦羅不動寺から石坂までで、約3km。倶利迦羅不動寺から埴生口までで約4.5kmのコースになっています。
おすすめホテル
おやべクロスランドホテル
エントランスから、広々とした芝生の緑と、青い空に向かってそびえたつクロスランドタワーが一望できるホテルです。お部屋はシングル、ツインの洋室の他、大人数でも泊まれる和洋室も。日帰り利用も可能なお風呂は、毎月25、26、27日には変わり風呂になります。日程を合わせていけば、ひのき、ゆず、みかんなど月替わりのお風呂が楽しめます。
宮島温泉 滝乃荘
美しい滝のほとりにあるお宿で、水音や鳥のさえずりを聞きながらのんびりと周辺散策をするにもうってつけです。お風呂は天然温泉。広々とした大浴場と露天風呂があり、木々の緑を楽しむことができます。お食事は、富山湾直送の鮮魚をはじめとした山海の幸。旬の味覚を堪能できます。おすすめ名産グルメ
薄氷本舗五郎丸屋の「薄氷」
薄氷本舗五郎丸屋五代目当主、五郎丸屋八左エ門が、ある冬の日、庭の薄氷を踏み割ったことから、そのふぞろいな形の美しさに着想を得て創ったお菓子とされています。明治以降は、宮内省の御用を始め、茶道界などから高い評価を得てきました。富山特産の新大正米を精製した薄い煎餅に、阿波特産の高級和三盆糖を独特の製法で刷毛塗りしたお菓子で、口に入れるとまさに薄氷がとけ消えるようにスッと溶け、後には和三盆のえも言われぬ風味が残ります。
若林屋総本家の「苫屋の里」
享保年間に創業された老舗、若林屋総本家の、栗だけで練り上げた栗きんとんです。秋から4月中旬くらいまでの季節商品です。こちらは、和・洋菓子屋さんで、「苫屋の里」以外にもおいしいスイーツをたくさん販売しています。チーズを含んだバタークリームをはさんだブッセ「クロスランド」や、小豆をソフトクッキーで包んだ「ででれこでん」、焼いていない「生きんつば」など、お土産にお勧めのものが色々です。
また、ケーキを店内で食べることもできます。コーヒーはセルフサービスです。
中谷清華堂の「生ロール」
「中谷清華堂」の生ロールは、クリームたっぷりで、重くてずっしり。ふわっふわの生地は食べるとしっとりしていて、たまごたっぷり感が半端ではないのだとか。生地のおいしさに定評があり、甘味もほどよいこちらの生ロールの他、店内では各種お菓子を販売しています。小矢部市へのアクセス
電車で行く場合、小矢部市役所の最寄駅であるJR北陸本線石動駅までの所要時間が、東京からは約4時間(上越新幹線と特急)、名古屋からは約3時間20分(特急)、大阪からは約3時間10分(特急)です。車で行く場合、北陸自動車道小矢部インター下車、または能越自動車道小矢部東インター下車で、東京からは約5時間30分、名古屋からは約3時間、大阪からは約3時間50分です。
飛行機では、小松・富山空港まで、東京より約1時間10分、札幌より約1時間30分、福岡より 約1時間30分、仙台より 約1時間です。小松・富山空港から小矢部インターまでは約40分です。
■ 基本情報
- ・名称:小矢部市役所
- ・住所:富山県小矢部市本町1−1
- ・電話番号:0766-67-1760
- ・公式サイトURL:http://www.city.oyabe.toyama.jp/
いかがでしたか?ゆったりと公園を散策したりするには適した観光地です。車で行くなら、「道の駅 メルヘンおやべ」にもぜひ立ち寄ってみて下さい♪
素材提供:トリップアドバイザー