南伊豆で300匹の日本猿がお出迎え！申年はやっぱり猿スポット　波勝崎苑へ行って縁担ぎ

2015年の干支は酉（とり）でした。来たる新年、2016年の干支は申（さる）です。縁起担ぎのため、猿にまつわるスポットを紹介します。南伊豆で300匹の日本猿がお出迎えしてくれる「波勝崎苑（はがちざきえん）」です。

1.「波勝崎苑（はがちざきえん）」の魅力ポイント

1.野猿の楽園

野猿の楽園「伊豆波勝崎苑（いずはがちざきえん）」は東日本最大の野猿の生息地です。昭和２８年に伊浜の肥田与平（ひだよへい）さんが餌付けに着手し、４年がかりで成功しました。長い歴史を持つ猿の楽園でもあります。

現在、お猿さんの数は300匹前後。群れの中心にはボス猿がいます。「波勝崎苑（はがちざきえん）」のホームページには歴代ボス猿の写真がずらりと並んでいます。どの猿もいい面構えをしています。

2.猿の国のルール　その1

お猿の国「伊豆波勝崎苑（いずはがちざきえん）」にもルールがあります。お猿さんは賢いので、人間の方でもルールを守らなければいけません。いくつかあるのですが、猿をからかったり、じっと顔を近づけてはいけません。彼らは意外と腕力も噛む力も強いです。

また食べ物や飲み物を勝手に猿に与えてはいけません。また猿に与えずとも、持っているだけで取られてしまう可能性もありますので、ご注意ください。

3.猿の国のルール　その2

食べ物のルールとも共通するのですが、身の回りの物はしっかりと持っておきましょう。たとえばバッグ、カメラ、眼鏡、帽子、ポケットの中の財布などです。繰り返しますが、お猿さんたちはしたたかで、賢いですよ。

正面や横からだけではなく、後ろからもお猿さんの長い腕は伸びてきます。持てるものはしっかりと前側で持ちましょう。

4.日本猿

「伊豆波勝崎苑（いずはがちざきえん）」で暮らす猿たちは、日本猿です。日本猿は世界でもっとも北に住む猿と言われています。その名前の通り日本特産で、青森県の下北半島から鹿児島県の屋久島まで分布。寿命は30年で、5歳で大人の仲間入りをします。

群れを作り、厳格なルールの中でお猿さんたちは生活しています。上下関係も厳しいですので、餌をやるときは大きなお猿さんからあげて下さい。

5.「波勝崎苑（はがちざきえん）」の歴史

「波勝崎苑（はがちざきえん）」は大きな困難のすえ、昭和32年に開園しました。下田市出身で元県会議員の沢村久右衛門（さわむらきゅうえもん　当時下田ドック社長、下田信用金庫理事長、東海バスKK取締役）氏は地元の活性化にとても熱心でした。

野生の猿に深い関心を寄せていた肥田与平（ひだよへい）さんと出会ったことが大きな転機となりました。彼が野生の猿の餌付けに成功し、現在のような「猿の楽園」に一歩近付いたのです。

2.「波勝崎苑（はがちざきえん）」

南伊豆の自然豊かな土地にあるモンキーパークです。沢村久右衛門（さわむらきゅうえもん）氏の尽力で開園に漕ぎつけました。海水浴やダイビングも楽しむことができます。ホームページにてダイビングの予約随時受付中です。

猿の赤ちゃんは、人間の赤ちゃんと同じく可愛いです。お母さん猿と一緒にいることが多いので、ぜひ探してみて下さい。

3.実際に訪れた人の声

“面白い”
なかなか真近で猿と顔を見合わせる機会も無いと思います。こちらでは逆動物園のような感じで、お客さんが格子のはまった窓から猿に寄れます。コンビニ袋は猿に取られるので注意しましょう。

“面白い!!”
野生の猿が沢山居て怖かったけど、人に慣れてるのでみんな大人しいです。赤ちゃん猿が沢山居て、みんな母猿に抱っこされてました。どこを見てもみんな蚤取りをしてて面白かったです。海が目の前で景色も綺麗でした。ただワンピースの裾がヒラヒラしていたのに興味を持たれ、スカートを引っ張って離さなかったのが怖かったです…笑長いヒラヒラするスカートはやめましょう…笑