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春のさくらを初め四季の花々が咲く和洋庭園が美しい名古屋で最初に整備された公園。名古屋市が管理する都市公園として、公会堂や中央図書館は多くの市民に利用されています。
今回は、そんな歴史ある緑豊かな鶴舞公園の魅力をご紹介します。
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1.鶴舞(つるま)公園とは?
鶴舞公園は、明治42(1909)年に名古屋市で最初に設置された市営の公園で、平成21(2009)年に開園100周年を迎えた名古屋を代表する総合公園です。春から夏にかけて桜、チューリップ、バラなど花の名所として市民の皆さんに親しまれ、特に桜については、さくら100選に選ばれるほどであります。
名古屋市の中央に位置し、交通のアクセスも良く、園内には、噴水塔や普選記念檀など歴史的な施設もあり、多くの人が訪れる観光スポットです。
2.鶴舞公園の見どころ
1. 花まつり
園内には、ソメイヨシノを中心に750本の桜があり、バラ、花ショウブなど春から夏にかけて多くの花々で彩られます。4月上旬の新人歓迎会の定番スポットとして、多くの人で賑わいます。
2.噴水塔
鶴舞駅(JR鶴舞駅南口)から公園に入ると正面に位置しており、奏楽堂と共に鈴木禎次氏の設計による歴史的建造物です。
3.奏楽堂(そうがくどう)
明治43(1910)年に建設された、イタリアルネサンス風の建造物です。昭和9(1934)年に老朽化のうえ室戸台風により大被害をうけたため、デザインの異なる奏楽堂が
建てられていましたが、平成9(1997)年に建造当時の姿に復元されました。
4.普選記念檀
普通選挙法の施行(大正14年)を記念して、昭和3(1928)年名古屋新聞社(現・中日新聞社)より寄贈された野外劇場です。ステージには普通選挙の基本精神「五箇条の御誓文」が掲げられており、噴水塔とともに名古屋市の指定有形文化財に指定されています。
各種コンサート、イベント等、多くの人々に利用されています。
5.鶴々亭(かくかくてい)・百華庵(ひやっかあん)
鶴々亭は昭和3(1928)年に「御大典奉祝名古屋博覧会」が開催されたとき、名古屋材木商工同業組合が参考館として出展した茶席で、木曽檜材の最高級品を使用した本格的数寄屋建築です。百華庵は明治時代の建築物で、市民より寄贈を受け平成12(2000)年に鶴々亭の付属茶室として
移築されました。
■ 基本情報
- ・名称: 鶴舞公園
- ・住所: 愛知県名古屋市昭和区鶴舞1丁目
- ・アクセス:JR東海中央本線鶴舞駅・地下鉄鶴舞線鶴舞駅徒歩すぐ
- ・営業時間: 入園自由
- ・定休日:
- ・電話番号:052-733-8340(名古屋市緑化センター)
- ・料金: 入園無料(公園内建物は有料)
- ・所要時間:
- ・オススメの時期: 4月から6月
- ・公式サイトURL: http://www.nga.or.jp