fto mizno
みたび朝を迎えると元気になると言われる鳥取県・三朝温泉。世界屈指のラジウム泉として、新陳代謝を促進・免疫力や自然治癒力を高める「ホルミシス効果」で注目されています。開湯850年を迎えた美薬の湯、三朝温泉を訪れたらまわりたい観光スポットを5つ、ご紹介します。1.公共露天風呂「河原風呂」・足湯「河原の湯」
24時間無料で入浴可能な、三朝温泉のシンボル的存在の露天風呂。その名の通り三朝橋たもとの河原にあり、多くの方が利用しています。源泉かけ流しで男女共用の温泉です。隣には足湯も併設されており、そちらも人気です。良質の温泉を無料で楽しめるのは温泉地ならでは。観光客の方や地元の方など多くの人が訪れています。川のせせらぎを聞きながらの開放的なお風呂は、本当に贅沢。混浴に抵抗のある方は、散策時に隣の足湯に浸ってみれば、歩いた疲れも解けていくかも。
■ 基本情報
- ・名称: 河原風呂
- ・住所: 鳥取県東伯郡三朝町三朝
- ・アクセス: JR倉吉駅から日ノ丸バス三朝線で「三朝温泉観光商工センター前」下車すぐ
- ・営業時間: 24時間入浴可(奇数日の午前中の清掃時は入浴不可)
- ・定休日: なし
- ・電話番号: 0858-43-0431 (三朝温泉観光協会)
- ・参考サイトURL: http://spa-misasa.jp/ (三朝温泉観光協会・三朝温泉旅館協同組合)
2.株湯
楠の古木の根元から湧いているという「株湯」。三朝温泉の起源といわれ、別名「元湯」とも呼ばれてる共同浴場です。およそ850年以上前。大久保左馬之祐という侍が、弓で射ようとしていた白い狼を思いとどまって見逃すと、そのお礼にと夢で妙見大菩薩が温泉の場所を教えてくれたという伝説があります。その後救いの湯として村人たちの病をいやした、というのが三朝温泉の由来といわれています。
入浴料は300円。飲泉所もあり、良質な湯をペットボトルに詰めていく方も多いです。足湯もあるので気軽に立ち寄って、三朝温泉の歴史を感じてみてはいかがでしょうか。
■ 基本情報
- ・名称: 株湯
- ・住所: 鳥取県東伯郡三朝町三朝634-1
- ・アクセス: JR倉吉駅から日ノ丸バス三朝線で「三朝車庫前」下車、徒歩3分
- ・営業時間: 8:00~21:45 (月曜は10:00~21:45/最終受付は21:15)
- ・定休日: 不定休
- ・電話番号: 0858-43-3022
- ・入浴料:300円
- ・参考サイトURL:参考サイトURL: http://spa-misasa.jp/ (三朝温泉観光協会・三朝温泉旅館協同組合)
3.恋谷橋・かじか蛙
別名「ヴァレ・ドゥ・ラムール」。夜のライトアップの美しい恋谷橋は、歩道には東屋があり、その中央には縁結びで知られる「かじかかえる像」が。優しくなでるとご縁を授かると言われ、多くの人に親しまれています。川の音に包まれる恋谷橋はその名の通り、三朝温泉を代表するロマンチックスポットです。ご夫婦やカップルで、ライトアップされた橋を散策するもよし。片思いをしている方は、絵馬を掛ける場所があるので、想いを託してみてもいいかも。かじか蛙さんがご縁を結んでくれるかもしれません。
■ 基本情報
- ・名称: 恋谷橋
- ・住所: 鳥取県東伯郡三朝町 三朝温泉街
- ・アクセス:JR倉吉駅から日ノ丸バス三朝線で「三朝温泉観光商工センター前」下車
- ・電話番号: 0858-43-0431(三朝温泉観光協会)
- ・参考サイトURL: http://spa-misasa.jp/ (三朝温泉観光協会・三朝温泉旅館協同組合)
4.三朝バイオリン美術館
日本でも珍しいバイオリンの美術館です。1階では製作過程や製作に使用する道具、修理・修復などに関する展示が行われています。2階の音楽ホールでは定期的に弦楽器のコンサートが行われ、バイオリン体験レッスンも行われています。バイオリンの聖地を三朝町につくることを目指しているという、三朝バイオリン美術館。音楽経験者はぜひ立ち寄りたい場所でしょうし、普段あまり音楽に触れない方でも、美しいバイオリンの音色を聴けば心が潤うこと間違いなしです。温泉だけでなく、音楽文化にふれて心身ともに癒されてみてはいかがでしょうか。
■ 基本情報
- ・名称: 三朝バイオリン美術館
- ・住所: 鳥取県東伯郡三朝町三朝199-1
- ・アクセス:JR倉吉駅から日ノ丸バス三朝線で「三朝温泉観光商工センター前」下車
- ・営業時間: 10:00〜18:00
- ・定休日: 火曜
- ・電話番号: 0858-43-3111
- ・料金: 大人500円、小・中・高校生250円
- ・公式サイトURL: http://misasavm.com/
5.三徳山三佛寺・投入堂
その昔、役行者が「神仏にゆかりのあるところに」と蓮の花びらを散らし、そのうち一枚が舞い落ちたのが三徳山と言われています。平安時代には山岳仏教の霊場として信仰されました。その三徳山の切り立つような断崖に、国宝である三佛寺奥の院・投入堂は存在します。古の時代に、人の手で建てたとはにわかに信じがたい奇跡のお堂。映像などでご覧になったことのある方も多いかもしれません。お堂の中には基本入ることはできませんが、外から眺めるだけでも、役行者が法力でお堂を岩窟に投げ入れた、という伝承を信じたくなる絶景を味わうことができます。
投入堂への登山参拝は行うことができますが、服装はじめとしたいくつかの条件が定められているので必ず守るようにしましょう。修行場であるため、道中は険しく危険を伴います。心身ともに準備を整えてから、伺うようにしましょう。
■ 基本情報
- ・名称: 三徳山三佛寺
- ・住所: 鳥取県東伯郡三朝町三徳1010
- ・アクセス: 三朝温泉から路線バスで約15分/中国自動車道 院庄ICから車で約1時間/米子自動車道 湯原ICから車で約40分
- ・参拝登山受付時間:8:00~15:00
- ・電話番号: 0858-43-2666
- ・参拝志納金:【投入堂まで】大人600円、子供(小中学生)300円
- ・公式サイトURL: http://www.mitokusan.jp/
歴史ある古湯、三朝温泉。昔ながらの温泉街を散策してみれば、いつの間にか体も心も緩んでいることでしょう。鳥取へお越しの際は、是非じっくり滞在してみてください♪