http://imgur.com/gallery/IJz30
まるで映画『スターウォーズ』のような世界がロシアにあった!なんと廃墟の中には20年前の幻の宇宙船が…!宇宙ファン・廃墟ファン必見のこの場所、どんなところなのでしょうか?ロシアに存在する廃墟。その中には…?
http://arstechnica.com/cars/2015/06/stunning-images-of-abandonded-soviet-space-s…
カザフスタン共和国のチュラタムには、約5000㎢もある広大な廃墟があります。荒廃した土地に機械美が組み合わさり、映画『スターウォーズ』の最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の砂漠のシーンを連想させますね。この中には、20年以上前のロケットや宇宙船などが、今もそのまま残っているというのです。かつては宇宙基地!
http://arstechnica.com/cars/2015/06/stunning-images-of-abandonded-soviet-space-s…
ここ「バイコヌール宇宙基地(Baikonur Cosmodrome)」は、現在ロシア連邦宇宙局が管理しており、ロシアのロケット発射場として使用されていますが、かつてロシアの宇宙基地として使われていました。”地球は青かった”という名言を残したガガーリンを乗せたボストーク1号や、人工衛星スプートニク1号、あるいは日本人初の宇宙飛行士・秋山豊寛さんを乗せた宇宙船も、バイコヌール宇宙基地から打ち上げられていたんですよ♪
幻の『ブラン計画』とは
http://www.eurasianet.org/node/66466
そんな「バイコヌール宇宙基地(Baikonur Cosmodrome)」には、幻の「ブラン計画」がありました。「ブラン計画」とは、ソ連版のスペースシャトルを作ろうというもの。1988年に初めて打ち上げられ、無人で地球軌道を周回し着陸することに成功。1992年に有人飛行を行う予定でしたが、1991年12月25日にソ連が崩壊。その為この計画は無くなってしまい、”幻のブラン計画”と呼ばれるようになりました。
このブラン計画で使われる予定であった宇宙船やロケットがいまだにバイコヌール宇宙基地に残っており、それが廃虚と化してSFのような光景が生まれました。ロマンと悲哀を感じますね!
まるで映画の世界…
http://www.mirror.co.uk/news/world-news/breathtaking-pics-show-ghostly-spacecraf…
バイコヌールとは、カザフ語で”褐色の富”を意味します。時を経て廃墟となったその姿はどことなく切なさをにじませながらも、まるで映画の世界のよう。https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Soyuz_TMA-10M_spacecraft_at_the_Baikonur…
http://www.almostscientific.com/2008/09/30/the-baikonur-cosmodrome-a-russian-roc…
基本情報
http://slightlywarped.com/russias-abandoned-space-shuttles/
■ 基本情報
- ・名称: バイコヌール宇宙基地(Baikonur Cosmodrome)
- ・住所:カザフスタン共和国チュラタム(北緯45度36分、東経63度24分)
- ・参考サイトURL: https://ja.wikipedia.org/wiki/バイコヌール宇宙基地
廃墟ファンはもちろんのこと、宇宙ファンやスターウォーズファンにもおすすめのバイコヌール宇宙基地。ロマンと挫折、取り残された悲哀を感じに出かけてみませんか?