Hideyuki KAMON
毎年大盛り上がりをみせることで、知られている岸和田のだんじり。今回は岸和田だんじり祭りの見どころを一挙ご紹介させていただきます。岸和田だんじりの始まりは?
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約300年の歴史と伝統を誇る岸和田だんじり祭は、元禄16年(1703年)に、岸和田藩主岡部長泰(おかべながやす)公が始めたと言われています。大きな地車(だんじり)を力技で曳いて、身震いするほどの迫力を振りまくのが岸和田だんじり祭。その鬼気迫る様子は見る者を魅了します。
お祭りの目的
その歴史は古く1703年(元禄16年)にまでさかのぼります。当時の岸和田藩主であった岡部長泰(おかべながやす)によって自分の城の中に京都伏見稲荷大社勘定した際、五穀豊穣を祈るために祭りを行いました。「岸和田城とだんじり」
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宵宮と本宮
岸和田だんじり祭りは2日間かけて開催されます。2016年度は、宵宮9月17日(土曜日)午前6時~午後10時、本宮 9月18日(日曜日)午前9時~午後10時というスケジュールとなっています。宵宮と本宮の違いは、だんじり(山車)が神社に入る宮入を行うかどうか。宮入があるのは「本宮」のみとなっています。
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やりまわしとは?
「これぞだんじり祭!」とも言える豪快な「やりまわし」。だんじりの重量は約4tにもなります。 そんな重さのものが人力で引っ張られて走れば、近くで見ていなくても引き込まれるでしょう。 生で目の当たりにすればもちろん体に戦慄が走ることでしょう。「パワー」を肌で感じられるこのやりまわしは、間違いなくこの祭りの大目玉です。 http://blog.zaq.ne.jp/sanonoeetoko/img/img_box/img20120915225632283.jpg
転ぶ人も出る、けが人も出る、それでもだんじりは止まりません。
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「灯入れ曳行」
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荘厳ささえ漂う灯入りのだんじり。祭りが神事であることを思い出させます。
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昼間のような派手さはないものの、ゆっくりと動くだんじりはまさに神の乗り物です。
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夜の19時ごろになると「灯入れ曳行」が行われます。これは22時ごろまでの美しいイベント。200個余りの提灯がぶら下げられて、ゆったりと動く大きなだんじりは、まさに神の乗り物そのものです。本当の意味での祭の姿の一つがここにあります。だんじりの重さや大きさ
だんじり祭と言えばその派手なやり回しばかりがピックアップされますが、だんじりそのものの細工も見どころの一つです。一台一台が荘厳・勇壮な彫り物で飾り立てられており、森林資源の豊かな日本の打ち立てた伝統芸が惜しげもなく披露されています。また、大きさは高さ3メートル75センチ、重さ4トンが一般的なものですが、最近では高さも3メートル85センチ以上、重さ4.5トンを超えるものもあるそうです。
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「だんじりの曳き手」
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まさに全身全霊の曳き手たち。 https://triipgo.com/wp-content/uploads/14/2017/03/25/GGftCc
「盛りの男曳き手」 https://triipgo.com/wp-content/uploads/14/2017/03/25/tfBR1w
「これからの岸和田の将来を担う少年たち」
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個性豊かな屋台も!
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だんじりをかたどったビニール風船が軒下に。 https://triipgo.com/wp-content/uploads/14/2017/03/25/auYCZT
そのまんま「だんじり」。このセンスが大阪品質です。 https://triipgo.com/wp-content/uploads/14/2017/03/25/q9C4Vq
岸和田にはだんじり休暇があるって本当?
http://haigyo.net/orange/?p=3848
毎年敬老日の前後の土日に行われている岸和田だんじりですが、以前には平日に行われていたことがあります。その際にだんじり休暇を取っていた!という噂話のようなものがありますが、実際にはそのような休暇はありません。ですが、仕事とだんじりのどちらかを選ばないといけないという人は、迷わずだんじりを選んでいたそう。そのため、最近では土日に行われるようになったそうです。
だんじり保険
http://blog.livedoor.jp/walking10000po/tag/%E3%81%A0%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%8A
岸和田だんじりの名物となっているのが、やりまわしです。とっても迫力のある様子がとっても人気がありますよね。でも、狭い道のカーブを曲がる時に、近くの家の一部を破壊してしまうこともしばしばあります。そのためにだんじり保険というものがあるんですよ。これは家だけでなく、死亡補償、障害保障などもあるそうです。
おすすめの観覧スポット
http://plaza.rakuten.co.jp/saxatyunn/diary/201409150001/
テレビで見るような迫力ある様子を眺めたい!という人はぜひとも観覧席を購入していってください。テレビ中継されている映像の殆どが、この付近で撮影されています。観覧席のチケットは、チケットぴあのホームページから購入することができますよ。時間帯と場所で、料金も変わってくるので、お財布と相談しながら、決めてくださいね。また、当日券専用席もあります。
見るときの注意点
http://kishiwadahonmachi.com/event/837/
見ているとテンションがMAXになってくる岸和田だんじり。迫力満点の様子を見ることができますが、その分危険が伴うことを決して忘れないでください。山車が近くを通る時には、周りに注意しながら、距離をしっかりととってください。当日はたくさんの人が来場されるので、ゴミのポイ捨てや、歩きたばこなどはもっての他です。また、雨の日には傘ではなくカッパを用意しましょう。
祭り会場へのアクセスと基本情報
http://www.wikiwand.com/ja/%E5%B2%B8%E5%92%8C%E7%94%B0%E9%A7%85
岸和田だんじり会場への最寄り駅は、南海本線の岸和田駅、蛸地蔵駅、和泉大宮駅となります。岸和田駅付近が一番混雑するので、他の駅を利用した方が、スムーズに進むことができますよ。車での来場はできるだけ避けた方が無難です。■ 基本情報
- ・9月祭礼曳行日程:試験曳き9月4日(日曜日)
- 9月16日(金曜日) 午後2時~午後4時
- 宵宮 9月17日(土曜日)午前6時~午後10時
- 本宮 9月18日(日曜日)午前9時~午後10時
- ・10月祭礼曳行日程:試験曳き 10月2日(日曜日) 午後1時~午後5時
- 宵宮 10月8日(土曜日)午前6時~午後10時
- 本宮 10月9日(日曜日)午前7時~午後10時
- ・公式サイトURL:https://www.city.kishiwada.osaka.jp/site/danjiri/