岩手県はとても広い県なので、おすすめ観光スポットもたくさんありますが、雨の日でも楽しめるスポットと限定されると、車で行ける所と電車やバスなどを使って行ける場所では少し違ってきます。今回はなるべく電車でも行けそうな場所を選んでみました。
1.「岩手県」とは?
岩手県は47都道府県でも北海道に次いで2番目に広い面積を持ち、東北地方の北東北に位置し、盆地と海岸部以外は山地や丘陵地が多い県です。県庁所在地の盛岡市、スキー場の多い八幡平市、宮沢賢治ゆかりの花巻市、かっぱ伝説や遠野物語の遠野市、中尊寺などのユネスコの世界遺産がある平泉町などが有名です。2. どんな魅力が?
冬には安比高原に代表されるスキー場が多くあり、ウインタースポーツを楽しむ観光客で賑わいます。いわての食の魅力としては沿岸部の三陸の海の幸あり、いわて三大麺のわんこそば、盛岡冷麺、じゃじゃ麺あり、高原も多いためブランド牛肉や、豚肉、鶏肉と、見るだけでなく遊・食も魅力の宝庫です。3.見どころ・お勧めポイント
宮沢賢治記念館
平成27年4月25日に32年ぶりに展示をリニューアルした宮沢賢治記念館。1982(昭和57)年に賢治のゆかりの地である胡四王山に開館以来、多くの人々が宮沢賢治の世界に触れあうため足を運んでいます。詩、童話、教育、農業、科学と多岐にわたるイートハーブの世界が堪能できます。常設展示は、賢治の作品をパネルや資料、映像で5つのジャンル「科学」「芸術」「宇宙」「宗教」「農」に分け紹介しています。他にも様々な特別企画展もあり、賢治の生きた時代背景、影響を与えた周辺の人々にスポットを当て、より深く宮沢賢治の人物像に迫って研究発表されたものとなっています。
■ 基本情報
- ・名称:宮沢賢治記念館
- ・住所:岩手県花巻市矢沢1-1-36
- ・アクセス:新幹線新花巻駅から車で3分、東北本線花巻駅から車で15分、バスは新花巻駅・又は花巻駅から1時間毎に運行、バス停:宮沢賢治記念館下車徒歩5分
- 花巻I.C.又は花巻南I.C.から車で20分、花巻空港I.C.から車で10分、
- ・駐車場:無料(大型バス7台 普通車40台)
- ※平成27年11月4日~12月28日は融雪施設整備工事のため日中片側通行・夜間全面通行止め
- ・開館時間:8時半~16時半
- ・休館日:12月28日~1月1日
- ・電話番号:0198-31-2319
- ・料金:一般350円(300円)、高校生・学生250円(200円)、小学生・中学生150円(100円)※()内は20名以上の団体料金
- ・公式サイトURL:(花巻市ホームページ)http://www.city.hanamaki.iwate.jp/
- (花巻観光協会公式ホームページ)http://www.kanko-hanamaki.ne.jp/
林風舎
東北本線花巻駅から徒歩3分の場所にある林風舎は、宮沢賢治の作品をモチーフとした小物・アクセサリーなどのオリジナルグッズの置いてあるお店です。賢治が好んだフクロウの絵をモチーフとしたグッズや『雨ニモマケズ』オリジナル手帳があり、花巻に行ったら立ち寄りたいお店の1つです。店内は宮沢賢治グッズ、小物雑貨が置いてある1階のほか、2階は喫茶室になっており、賢治の世界に浸りながらくつろげるほか、毎週日曜日の午後3時からは入場無料のクラッシックやジャズのミニコンサートも開かれています。
■ 基本情報
- ・名称:林風舎
- ・住所:岩手県花巻市大通1丁目3-4
- ・アクセス:東北本線花巻駅徒歩3分
- ・駐車場:なし
- ・営業時間:10時~18時
- ・定休日:毎週木曜日
- ・電話番号:0198-22-7010
- ・公式サイトURL:(花巻観光協会公式ホームページ)http://www.kanko-hanamaki.ne.jp/
- (林風舎ホームページ)http://www.e-haweb.com/home/rinpoosha/
南部杜氏伝承館
酒造りにまつわる蔵内行事のミニチュアや昔ながらの酒造りの記録映像上映など、楽しみながら酒造りを理解施設となっている「南部杜氏伝承館」は、道の駅石鳥谷内にあります。雨の日でも行きやすい場所にありますので、是非寄ってみてください。施設内は、直径約2mの仕込み用おけなどの酒造りに必要な用具の展示もされていますが、それ以上にこの建物自体が古くから伝わる酒蔵を解体復元した貴重な土蔵造りなので、建物を見に行くだけでも価値はあります。電車でも駅から徒歩で行ける場所にありますよ。
■ 基本情報
- ・名称:南部杜氏伝承館
- ・住所:岩手県花巻市石鳥谷町中寺林7-17-2 道の駅石鳥谷内
- ・アクセス:JR石鳥谷駅から徒歩10分、又は花巻I.C.から車で15分
- ・駐車場:有
- ・営業時間:8時半~16時半
- ・定休日:12月29日~1月1日
- ・電話番号:0198-45-6880
- ・入館料:大人400円、高大学250円、小中学200円
- ・公式サイトURL:花巻観光協会ホームページhttp://www.kanko-hanamaki.ne.jp/
- 岩手県観光ポータルサイトホームページhttp://www.iwatetabi.jp/
鉛温泉
花巻にはたくさんの温泉があります。花巻温泉、台温泉、金矢温泉、松倉温泉、志戸平温泉、渡り温泉、大沢温泉、山の神温泉、鉛温泉、新鉛温泉、花巻北温泉、東和温泉、トロン温泉とあり、古くから湯治場として人気の温泉や大規模で快適な設備を誇る温泉など、いずれもが魅力のある温泉郷です。その1つである鉛温泉は、立って入浴する内風呂「白猿の湯」があるということで有名なところです。日本一深い岩風呂「白猿の湯」がある「藤三旅館」、「藤三旅館湯治部」は昔ながらの温泉です。「心の刻 十三月」は、深い森にジャグジーやミストサウナ付お部屋など14室32人収容のモダンな造りな温泉です。
■ 基本情報
- ・名称:鉛温泉
- ・住所:岩手県花巻市鉛字中平
- ・アクセス:JR花巻駅からバス:バス停鉛温泉下車、又は花巻南I.C.から車で25分
- ※各宿無料送迎あり
- ・営業時間:「藤三旅館」は日帰り入浴あり、7時~20時受付(700円)。「白猿の湯」は女性専用時間あり。
- ・電話番号:0198-25-2311(藤三旅館)、0198-25-2901(藤三旅館湯治部)、0198-29-6222(心の刻 十三月)
- ・料金:(藤三旅館)8,980円~18,000円※素泊まり4,500円~8,000円※日帰り入浴700円、(藤三旅館湯治部)5,480円~(アメニティー付)※室料、2,980円~(布団付)※日帰り入浴700円、(心の刻 十三月)35,100円~37,260円(平日)※日帰り不可
- ・公式サイトURL:花巻観光協会ホームページhttp://www.kanko-hanamaki.ne.jp/
- 岩手県観光ポータルサイトホームページhttp://www.iwatetabi.jp/
岩手県立児童館「いわて子どもの森」
体験型の児童館があるのは、奥中山高原にある「いわて子どもの森」。30ヘクタールの敷地内には、円錐形の屋内施設(「冒険の塔 のっぴい」「おもちゃ湯」「ちくちくハウス」「スタジオ トントン」など)のほか、全天候型のキャンプファイヤー場もあるので雨でも1日中楽しめます。キャンプ場のほか、わくわくプレーパークやもりもりとりで、ひみつの森、変わり種自転車、ローラーローラーなどの野外施設もあります。また自炊宿泊棟の「まんてんハウス」もあり、子供でも大人でもゆったりと満喫できる施設となっています。
■ 基本情報
- ・名称:岩手県立児童館「いわて子どもの森」
- ・住所:岩手県二戸郡一戸町奥中山字西田子1468-2
- ・アクセス:IGRいわて銀河鉄道「奥中山高原駅」から岩手県北バス「いわて子どもの森」行き、又は一戸I.C.から車で40分
- ・利用時間:9時~17時
- ・休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/1)、その他整備の為休館有り
- ・電話番号:0195-35-3888
- ・入場料金:入場無料 但し各種遊具・設備によって使用料あり
- ・公式サイトURL:岩手県観光ポータルサイトホームページhttp://www.iwatetabi.jp/
今回は雨でも楽しめるスポットということで電車やバスでも極力行ける場所にしたため、花巻周辺が多くなってしまいましたが、他の場所は他の楽しみ方で紹介したいと思っています。