【男鹿市】とは?
男鹿と書いて【おが】と読みます。秋田県の中央付近、ちょっと出っ張っている男鹿半島=男鹿市。平成22年度12月の時点で人口は約32,000人です。平成53年に国の重要無形民俗文化財にも指定されている<ナマハゲ>は男鹿を知らない人でも知っているのではないでしょうか?<ナマハゲ>は男鹿、ひいては秋田を代表する民俗行事です。【男鹿市】の魅力
三方を日本海に囲まれた自然豊かな男鹿半島。単に<海>単に<山>ではなく、山から海への連続した風景美こそが男鹿の自然の魅力です。その風景美を特に堪能できるのが、男鹿の左側にあたる南磯~西海岸~入道崎にかけての海岸線。青い空と海を見ながら陽気にドライブというのも最高♪黄金色に染まる夕景も格別です。物見遊山が否定されがちな昨今ですが、この風景美は一度は見て頂きたい男鹿が誇る魅力です♪男鹿温泉郷
色が付いていなくても効能は抜群の効き湯の郷。男鹿温泉の温泉成分は海水ににた塩分を含み、無色ゆえに見た目こそ乳白色のにごり湯に比べて効き目がありそうに思えないかもしれませんが、なんと保湿効果が高く<熱の湯>ともいわれる、とても温まる温泉で美肌の湯としても人気があるんですよ♪【男鹿市】の歴史
昭和29年(1954年)3月31日、南秋田郡船川港町・脇本村・五里合村・男鹿中村・戸賀村が合併し、旧男鹿市が誕生しました。昭和30年(1955年)3月1日、南秋田郡北浦町・船越町が旧男鹿市に編入。平成17年(2005年)3月22日に、旧男鹿市と若美町が合併し今日の男鹿市が発足しました。
おすすめ観光スポット
なまはげ館
100以上のなまはげ面が勢ぞろいする<なまはげ館>。男鹿の<ナマハゲ>を堪能することができる。なまはげの伝説が何故この男鹿の地に残るのか、貴重な資料の数々が展示されています。外壁は石積み造、秋田杉をふんだんに利用した内装だけでも雰囲気を感じられます。2013年のリニューアルにともない、なまはげ勢ぞろいコーナーなどが拡充されて100体・150枚を越える、なまはげ面の展示は圧巻の迫力。男鹿市内各地区から集められたなまはげの面はそれぞれ特徴的な風体で、おなじなまはげとは思えないほどオリジナリティに富んだデザイン性に溢れています。
所要時間は約30~40分。専門の解説員が案内をしてくれます。お土産売店コーナーではここでしか買えないナマハゲグッズも多数あります♪
男鹿海上遊覧船
本当の男鹿は海から見える!男鹿の西海岸<おが潮風街道>はドライブコースとして人気の高い風景美に富んだスポット。大棧橋・孔雀の窟・カンカネ洞など男鹿を代表する見所が数多く点在しています。道路から海を見下ろす男鹿の風景ももちろん素晴らしいのですが、本当の男鹿は海から山を見上げる風景にこそ凝縮されていると言われる程。波間に広がる男鹿の奇岩奇石で形成された磯場から一気に真山・本山まで駆け上がる傾斜は、正に男鹿ならではの迫力があります!男鹿の景色を探勝したい方は是非遊覧船での島巡りがおすすめです♪
男鹿水族館GAO
オープン前に映画<釣りバカ日誌>のロケ現場として利用もされた水族館。2004年7月13日にリニューアルオープン。アシカ・ペンギン等の人気の生き物から川の生き物をはじめ、巨大水槽・水中トンネルなどの見どころは満載。男鹿の海を再現した巨大な水槽。水中トンネルはまるで海の底にいる気分を味わえます♪館内には男鹿・秋田の海の生物が数多く展示されており、身近ながら中々見る事の出来ない日本海の中を知ることができますよ。
沢山歩きまわったあとは男鹿の雄大な眺望が一望できるレストラン<フルット>でおいしい食事もできます。天気に良い日には夕陽の時間に合わせてムーディなお食事を演出してみては?冬は<荒波>と<浪の花>が見ごたえあり♪
おすすめホテル
男鹿ホテル
男鹿随一の広さを誇る露天風呂、四季それぞれの野花が咲く中庭に面しているため、露天風呂ならではの解放感が満喫できます。また内風呂の<入江の瀧>とともに男鹿の磯場をイメージした岩風呂は豪快な温泉気分が味わえます♪〒010-0687 秋田県男鹿市北浦湯本字草木原13-1 TEL 0185-33-3101
男鹿萬盛閣
漁船を所有する網元の宿。男鹿沖で漁をする底引き網漁船<萬盛丸>が水揚げした地元男鹿の新鮮な旬の魚料理を楽しむことができます♪宿泊はもちろん、昼・夕食のみを楽しめる料理宿としてもおすすめ。日帰りの旅行でも男鹿の幸・磯料理を堪能してください。〒010-0687 秋田県男鹿市北浦湯本字草木原63-2 TEL 0185-33-3161
男鹿観光ホテル
風光明媚な男鹿の海と樹海を望む。和室と和洋室の2タイプから選べる客室からは大きく広がる男鹿の海原や樹海を眺める事ができます。窓を開けば潮の香りと潮騒の音が心地よく響き、ゆったりと過ごしてください♪おすすめ名産グルメ
石焼き料理
男鹿で一番有名な食材といえば冬の風物詩<ハタハタ>、その他にも<鯛・タラ・カニ>などの季節毎の海の幸を使った豪快な漁師料理<石焼き>がおすすめ♪湯を張った木桶の中に真っ赤に焼けた石を入れ、瞬間的に魚介類を煮あげる豪快かつ絶品の料理。その調理過程によって舌だけではなく目と耳でも楽しむことができる男鹿ならではの料理です。
ぎばさ
ネバネバが癖になる、三高水産の海藻。<ぎばさ>は秋田県で古くから食べられてきたワカメやもずくと同様の海藻です。正式には<アカモク>と称される海藻でノンカロリー!ワカメと同等の栄養価があり、もずく・めかぶ同様に免疫力を高める食材として注目されています。男鹿のやきそば
B級グルメとして一躍脚光を浴びています。男鹿の伝統食文化<ハタハタしょっつる>を活かしたやきそば♪タレはしょっつるベースに味付けは塩味としょうゆ味。男鹿の<ハタハタしょっつる>は日本で唯一ハタハタと天日塩のみで三年間熟成させた地域に伝わる正統製法!上品かつ芳醇な味わいが自慢です。イベント
なまはげ柴灯(せど)まつり
みちのく五大雪まつりのひとつ。秋田県男鹿市北浦の真山神社で行われる男鹿の冬を代表する祭り。毎年2月の第2金・土・日の三日間開催されます。この祭りは神事<柴灯祭(さいとうさい)>と民俗行事<ナマハゲ>を組み合わせた冬の観光行事。真山神社境内に焚きあげられた柴灯火のもとで繰り広げられる、勇壮で迫力のあるナマハゲの乱舞は見る人を魅了します。福の家の秋田三味線ミニライブ
男鹿温泉郷にある飲食店<福の家>で開催されている秋田三味線のミニライブ。親子による秋田三味線は津軽三味線とはまた違った流れる様な軽快さがあります。地元客はもちろん、浴衣姿の宿泊客で賑わう店内では秋田民謡に合わせて手拍子や歌も飛び出し大盛況。<福の家>息子さん【伊藤福実都】さんが秋田民謡全国大会で見事準優勝(2009年10月)。プロも認めた秋田三味線の音色を是非お楽しみください。統人行事(とうにんぎょうじ)
八岐の大蛇退治の故事と水神信仰を習合させた奇祭。本祭は7月7日ですが、祭事全体は一年をかけて行われる貴重なもの、現在でも天王町と船越(男鹿市)が分担して行います。牛乗りと蜘蛛舞の奇祭を中心として、統人制のもとに牛乗りを天王側、蜘蛛舞を船越側が担っています。本祭は神社で神楽を奉納した後、神輿が天王・船越を巡行。神輿が八竜橋にさしかかる頃、川岸に天王側から牛乗りが登場、一方船越側は船越水道に浮かべた船上で蜘蛛舞を演じます。
この祭りは菅江真澄の<男鹿の秋風>に詳しく記述されており、その当時と変わることなく伝えられているという貴重な行事なのです。
■ 基本情報
- ・名称:秋田県 男鹿市
- ・アクセス:
- 【飛行機】
東京(羽田)- 秋田 - 大阪(関西)- 秋田
- 大阪(伊丹)- 秋田
- 名古屋 - 秋田
- 名古屋 - 秋田
- 札幌 - 秋田
- 東京(羽田)- 大館能代
- 【電車】
- 東北新幹線(盛岡) 秋田新幹線こまち利用・東京-秋田→JR男鹿線利用・秋田-男鹿
秋田南IC – 昭和・男鹿半島IC
- ・公式サイトURL:http://www.city.oga.akita.jp/
海に囲まれた男鹿半島。海の恵みが豊富でたんまり♪梨やメロンなど…生産量が少なくて知名度は少ないですが、土地の美味しいものが沢山!一度足を運んで、ごっそり頂いちゃいましょう♪