PYONKO OMEYAMA
「日本最後の清流」とも称される、高知県の一流河川・四万十川について、名物、特産品をご紹介します!四万十川とは?
高岡郡津野町の不入山を源流に、県の中西部を蛇行しながら流れ、四万十市で太平洋へとつながります。 https://www.env.go.jp/air/kaori/83shimantogawa.htm
全長196㎞の四国最長の河川には、200種類以上もの水生生物が生息するとされ、平成20年には「平成の名水百選」にも選定されています。 四万十の伝統漁法
四万十川ではアユ漁ゴリ漁など、伝統的な漁業が今なお引き継がれており、これら流域に暮らす人々の生活景観が「重要文化的景観」に選ばれてもいます。ここでは、数々の伝統漁法から3つをご紹介。
ガラ曳き漁
数百ものサザエの殻を吊した50mほどの荒縄の端を人と船で曳いて、別のエリアに設置した四ツ手網へと引き寄せて行うゴリ漁。現在は、1、2軒の漁家が操業しているのみだとか。 http://www15.plala.or.jp/staiko/dentouryou5.html
操業期は2月頃から4月にかけて。柴漬け漁
1.5mほどの長さの葉が付いた枝を束ねた仕掛けを川底に置き、数日後に引き上げて大きな網の上で揺さぶると、そこに住み着いたウナギやテナガエビが振り落されるという漁業法。 http://www.shimanto.co.jp/doc/r-club/club02.html
こちらの漁法は観光客も体験できます! ■ 基本情報
- ・名称: 柴漬漁体験
- ・住所: 四万十市山路2494-1(四万十川観光開発(株))
- ・期間:3月20日~11月30日まで
- ・電話番号: 0880-36-2227
- ・料金: 1人3千円
- ・所要時間: 60分
- ・公式サイトURL: http://www.shimanto.co.jp/doc/r-club.html
ウナギのイシグロ
川底を30㎝くらい掘って、大小の石をピラミッド状に置いてウナギの住処をつくり、ここに潜り込んだウナギを捕える漁法。天然ウナギを使ったうな重も美味しそう!
http://many-pieces.com/archives/415.html
テナガエビとアオノリ
四万十川を代表するグルメの2つ、テナガエビとアオノリ。淡水と海水が混合する水域で、冬から早春にかけて自生する青のり。冬場の寒ノリ、春先の春ノリなどがあり、天然ものは全国の料亭などにも出荷されるほど。
https://www.rakuten.co.jp/kinako/488401/
一方、夏場に旬を迎えるテナガエビは大変に貴重で、一日に1キロも捕れないのだそう。
川に沈む沈下橋とは
欄干がなく、川が増水すると沈むように設計されているのが「沈下橋」。本流に22本の沈下橋があります。 http://grand-touring-japan.travel.coocan.jp/touring/specialspot/falls/kochi/iwam…
写真は四万十市の岩間沈下橋。緑豊かな山々を背景にしたこの橋は、沈下橋の中でも最も有名な橋。■ 基本情報
- ・名称: 岩間沈下橋
- ・住所: 高知県四万十市西土佐岩間
- ・アクセス: 中村駅より車で50分。JR江川崎駅より車で20分
舟母船で四万十川を遊覧
明治時代末期から昭和30年代頃まで、上流からは木炭を、下流からは日用雑貨などを運搬して行き来していたのが帆掛け船の「舟母船」。最盛期には一日に100隻以上が運航していたそう。 http://www.shimanto-hatakan.com/data.php?c=kanko_info&item=52b3d76c&PHPSESSID=61…
春から秋にかけて、この舟母船で四万十川を遊覧できます。
基本情報
- ・名称: 舟母浪漫
- ・住所: 四万十市山路2494-1(四万十川観光開発(株))
- ・期間:3月下旬~11月下旬まで
- ・電話番号: 0880-36-2227
- ・料金: 大人2,500円(税込) 小児1,250円(税込)
- ・公式サイトURL: http://shimanto.co.jp/
アクティブ派はカヌーで
遊覧船じゃ物足りない、という方にはカヌーやカヤックがおススメ。■ 基本情報
- ・名称: 1日8kmカヌーツーリング
- ・住所: 高知県四万十市西土佐用井1111-11(四万十・川の駅「カヌー館」)
- ・電話番号: 0880-52-2121
- ・料金: 大人 7800円~
- ・所要時間: 8時間
- ・公式サイトURL: http://www.canoekan.com/index.html