青森の温泉で自炊湯治♪青森の自炊ができるおすすめ宿6選

秘湯の温泉宿、昔ながらの湯治の宿など、青森には自炊しながら温泉でくつろぐことができる宿がまだまだ残っています。青森の自炊ができる温泉宿で、のんびりしませんか？おすすめ宿6件を紹介します。

1.酸ヶ湯温泉

青森県の中央、八甲田山の西麓標高900mの高所にある温泉、酸ヶ湯は、３００年前に狩人の『長内佐ヱ門四郎』が鹿を追って山に入った所、温泉を発見したと言われている由緒ある温泉です。八甲田山中の一軒宿ですが、登山客以外にも温泉目的の宿泊客が訪れる大きな温泉宿です。

酸ヶ湯温泉の建物は、幾つもの棟に分かれており、旅館棟と湯治棟があります。湯治棟には、湯治場のひなびた温泉にふさわしい造りの落ち着いた和室が、廊下をはさんで両側にあります。

酸ヶ湯といえば、千人風呂が有名です。 千人風呂は、約１６０畳ほどの広さを誇る総ヒバづくりの温泉で、初めて訪れる方はびっくりするかもしれません。しかも、この大きさにして、実は混浴です。混浴とはいえ、女性専用の時間帯もあるので、ぜひ利用してください。

2.谷地温泉

谷地温泉は、八甲田山の南東の中腹、高田大岳への登山口にあり、約400年の歴史があるとされています。また、八甲田山中の一軒宿で、秘湯のたたずまいが残っていることから、「日本三大秘湯」の一つとされています。昔から、湯治の宿として知られており、今でも湯治目的で滞在されている方も多いようです。

谷地温泉の泉質は単純硫化水素泉で、神経痛、リューマチ、婦人病、皮膚病に効果があります。

温泉のそばには、広大な谷地湿原が広がっています。谷地湿原には散策道が整備されており、薬師池を中心に散策できるようになっています。春には水芭蕉も群生しており、見事な景色を眺めることができます。

3.嶽温泉　西澤旅館

嶽（だけ）温泉は、津軽平野のシンボル岩木山の南の山麓にある約３５０年の歴史のある温泉です。昔ながらの湯治場の風情を色濃く残す温泉街には、旅館、お土産店が立ち並んでいます。

温泉街の中央広場に面して西沢旅館があります。7室の小さな旅館ですが、湯治（自炊・旅館部）も可能です。家庭的な雰囲気の温泉旅館です。この温泉の泉質は、含土類酸性硫化水素泉で、神経痛、リューマチ、糖尿病、婦人病、心臓病などに効果があります。

4.古遠部温泉

古遠部温泉は、青森県の南、秋田県との県境に近い十和田湖の西側の山あいに自噴する温泉でし。温泉宿が1軒のみですが、温泉らしいひなびた風情があります。かつて廃業しかかったのですが、２０１２年に「プロが選ぶ日本のホテル・旅館１００選」に選ばれたこともあって、これを機に改装をして営業を続けているそうです。

古遠部温泉の泉質は含石膏弱食塩泉で、リウマチ、内分泌系疾患、神経痛、などに効果があります。古遠部温泉では、自炊での長期宿泊を受付しています。共同炊事場設備や洗濯機などもあります。秘湯の宿ですが、最近改装したばかりなので、シャワーや水洗トイレなどの設備が使えます。

5.温湯温泉　民宿利兵衛

温湯（ぬるゆおんせん）温泉は、津軽平野の東、青森県黒石市の黒石温泉郷にある温泉です。ここは、共同浴場「鶴の湯」を中心に、その周囲に明治後期から大正にかけての木造建築の「温泉客舎」が立ち並ぶ、、鄙びた温泉場の雰囲気を残しています。

温湯温泉の泉質は、ナトリウム-塩化物泉で、胃腸病、リューマチ、神経痛に効果があります。温泉の温度は決して低くなく、よく温まるので「温湯（ぬるゆ）」と言うようになったそうです。

温湯温泉「温泉客舎」の１つ、民宿利兵衛では、湯治の受付もしています。温湯温泉では、通常は共同浴場「鶴の湯」を利用しますが、民宿利兵衛には内湯もあるので、こちらも利用してください。

6.西目屋村　グリーンパークもりのいずみ

グリーンパークもりのいずみのある西目屋村は、青森県の南西部に位置し、町の大部分が白神山地を占めています。大自然白神山地を満喫したあとは、癒しのひとときを。グリーンパークもりのいずみは公衆温泉施設「村いちの湯」と宿泊施設「やすらぎ館」とで構成されたコンドミニアム・スタイルの宿泊施設となっています。

ここの温泉の泉質はナトリウム、カルシウム塩化物泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、打ち身、虚弱児童、慢性婦人病などに効果があります。西目屋村で一番の泉質の温泉、ということで「村いちの湯」になったそうです。



周囲は大自然の１件宿に昔の趣きを残す湯治宿、気になる温泉宿はありますか。ぜひ、青森の自炊の温泉宿で、ゆっくりとくつろいでください。

素材提供：トリップアドバイザー