奈良県吉野郡十津川村にある谷瀬の吊り橋は、日本一長い生活道路としての吊り橋です。高さ54メートル長さ297メートルのこの橋は、地元の生活道路であると同時に観光名所にもなっています。GWやお盆休みにはたくさんの人が「渡るためだけ」に訪れるこの吊り橋。その魅力をご紹介します。
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1.谷瀬の吊り橋ってどんな橋?
トリップアドバイザー
昔は川に丸木橋をかけては流されていた谷瀬集落の人々が、戦後お金を出し合い村の協力のもと架けたのがこの谷瀬の吊り橋です。 学校の先生の初任給が7800円の時代に800万円もの工費をかけ、1戸あたり20~30万円を負担しました。それほど大切な橋であり、すごい橋なのです。2.地上54メートルの空を渡る
トリップアドバイザー
本当に高いんです。そして中央の板の部分以外はただの網です。地元の方はすたすた歩きますし、バイクや自転車なんかでもすいすい渡ってしまいますが、初心者にはなかなか進めません。それでも中ほどまで渡ったら、必ず顔を上げて周りを見てください。自分が空に浮かんでいることがわかります。どうしても渡れないなら、夜にまた来てみましょう。ライトアップされた光の帯が谷を結んでいる幻想的な姿を見ることができますよ。3.八月四日は橋の日です
https://www.youtube.com/watch?v=J9E6OQOgK4g
8と4でハシの日というわけで、毎年8月4日に吊り橋祭りが開催されます。1メートルの幅もない橋板の上で、地元十津川太鼓倶楽部「鼓魂」による勇壮な和太鼓演奏が行われます。 演者の皆さんのキリリとした姿とともに、谷に轟く和太鼓がお腹の底まで響きます。4.温泉で気力回復
http://travel.guideme.jp/onsen_detail_1564.html
吊り橋を渡って気力を使い果たしたら、十津川で一番古い湯泉地温泉(とうせんじおんせん)に寄ってみましょう。ここに宿を予約しておくのも良いですが、「泉湯」「滝の湯」という公衆温泉があります。空を渡って気力を使い果たした後は温泉にゆったりつかって、日帰りもヨシお泊まりもヨシ、申し分無い旅が楽しめます。5.参加者の声
http://blog.goo.ne.jp/ayumi0208/e/d2228c840d7389b8c18022b9470281b5
もう随分昔になりますが、谷瀬の吊り橋を渡りました。とにかく高い!そして怖い!欄干なんてありません、鉄のロープだけです。でも揺れる橋の真ん中あたりでふと顔を上げた時、周囲の景色の素晴らしさと自分が宙に浮かんでいる感覚に感動しました。そしてここを渡った後、どんな吊り橋も怖くなくなりました。1度は渡って欲しい橋です。基本情報
- ・名称:谷瀬の吊り橋
- ・住所:奈良県吉野郡十津川村上野地
- ・アクセス:JR五条駅→奈良交通バス新宮行き特急バスで1時間30分、バス停:上野地下車、徒歩すぐ
- ・営業時間:時間制限無し、人数制限有り
- ・定休日:無し
- ・電話番号:無し
- ・料金:無し(駐車場は500円)
- ・所要時間:早ければ5分
- ・オススメの時期:4月から11月頃まで
- ・公式サイトURL:http://totsukawa.info/